少しの変化

子供食堂にくる子達が少しずつ、本当に少しずつなのだけど変わってきていて。でもその少しが本人にとっては大きくて大切なことなんですよね。食堂で起きた出来事は忘れてしまっても、心に残りつづけるといいなあ。

例えば、通い始めた頃は挨拶すらちゃんと出来なかったような子がちゃんと挨拶して受け答えしてありがとうとかごめんが言えるようになる。
これって大人からすると本当に少しの成長なのでしょうけど、毎日一日中一緒にいられるわけではない子供食堂で少しずつ変化していくのってすごいことだなあと。
こういう経験を積み重ねて人として成長していくのだなって改めて思い出させられました。

何かが出来ない子や他と違う子を大人は可愛そうにと言いがちだけど、可愛そうって言った時点でその子の成長や乗り越えようとする意志を削ぐんじゃないかなって思うんですよね。
「小さい頃からメガネかけてかわいそうに」って言った瞬間に子供にとってメガネをかけていることは良くないこと、悪いことなんだと思ってしまう。大人が思っている以上に子供にとって私達大人の言動の影響力って大きいんだと思います。
可愛そう、大変、と憐れむ言葉をかけるよりも前向きに進んでいけるよう背中を押せる言葉と行動を選んでいきたいものです。(メガネはおしゃれでもあるし!)

無責任に言葉をかけて何も行動を起こさない大人にはなりたくないな。

私自身も、なんにも変わってないような気がしているけどもちろん少しずつ変わっているわけで。「なんにも変わらんな、私は。」と勝手に落ち込んじゃう時もあったりするけど、子どもたちを見ていると頑張ろって思えます\(^o^)/


ってなわけでがんばりまっしょーーう!

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