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心の糧になったものは?〜東海大会ファイナリストの内なる存在感〜

私がBeauty Japanの日本大会に出る上で

心の糧になったものはいくつもある。


自分の抱いた夢だったり、

叶えたいビジョンだったり、


実現したい理想だったり、

応援してくれる友達や家族だったり、


たくさん声をかけてくれるお客様だったり、

自分自身の負けず嫌いの心だったり。


でもその中でも

大きな存在感を示すのが、


東海大会で出会ったファイナリストだ。



東海大会は色々あって、

途中で価値観の違いが明確になる
ファイナリストもいて、

辞退者も多かった。



それは別に大会が悪いわけでも、

その子たちが悪いわけでもないと思う。


ただ単に「合わなかった」というだけだ。


水が合わない場所なら離れた方がいいし。

それがお互いの幸せだ。



この大会の先に自分の幸せがないと

そう思うなら辞めればいい。

何も悪いことではない。



だからそういう背景もあって、

最後まで本気で駆け抜けたなーという

印象があるのは4人。



日本大会に行けるのは3人。


みんな頑張っていた。

誰がダメだったということもない。



日本大会に行けることになったのは

とても嬉しかった。


でも私は、行けなかった彼女が、

どれほど真剣に取り組んでいて、


どれほど日本大会に行きたかったかを

知っている。


彼女の努力は明白だった。

彼女の笑顔も、涙も、

私なりに知っているつもり。



「私の何がダメだったの?」と

彼女が涙を流していたことも

知ってる。



私がグランプリをとれたのは

きっと運も大きい。


だって、実力や努力に関して言えば、

ほとんど差がつかない。


少なくとも私には

彼女と比較された時に

「私が勝ってますよね」なんて

言える要素はほとんどなかった。



彼女もとてもファンが多い人だった。



私は大会後、

彼女になんて声をかけていいのか

分からなかった。



私まで何故か一緒に辛くて、

喜びよりも、

そっちの方が大きかったかもしれない。



私はエンパスなので、

共感力が高すぎて、いつもこうなる。



彼女の気持ちが痛いほど分かって、

グランプリ受賞の喜びと同じくらい、


なぜか辛さや気まずさが

心の半分を占めていた。



彼女のことを思い出す度に、

私は日本大会への熱い想いが込み上げた。



正直辛いことも沢山あったし、

時間も労力もお金もすごくかかってる。


そんな中で

表敬訪問断られまくったりしていて、

それもまた


「私のやってる事って
そんなに社会から認められないのか?」と


かなり落ち込んだ。

(落ち込んでる暇はないけど)



表敬訪問が通っている子達や

メディア出演している子達が

軒並みトップ層を占めていて。



これは勝ち目がない・・・。

ここを評価基準にされたら

私にはどうすることも出来ない…。



社会から認められやすいテーマか

そうじゃないか、ただそれだけで、


覚悟や努力の量は、私もみんなも

きっと同じじゃないのか?


「自分の力を活かして
誰かの、何かの役に立ちたい」


その思いは私だって同じなのに。



正直に白状します。

noteを毎日もりもり書いたり、

Facebookのフォロー数や

5830円という
安くないガイドブックの購入を

ひたすら声掛けて募るよりも



1日行ってサラッと取材受ける方が
正直言って楽だなと思ってました。


いや、もちろん何話すかとか考えたり
緊張はするけど、

言うても2時間もあれば終わる。

(だってnote1本書くのに
私は1〜2時間くらい普通にかかってるww)




なのに圧倒的に、
人目につきやすくなる。

これがメディアの凄さ。


私の思いも、活動も、夢も、
たくさんの人に知ってもらえる。

それこそが
私がBeauty Japanに出た意味。


Beauty Japanの提唱する
ルッキズムに囚われない「美しさ」を
重視する新しいコンテストの在り方も、

私の理念の「占いの良い使い方」も、

依存を産まずに占いを愛してもらえる
構想中の新しいビジネスモデルも、


普通に活動するよりも、

すごく早い速度で広まるかもしれない。



夢が叶うスピードが早まる!!




「これはメディア出演を
何とか1件でも獲りたい」


そんな、ちょっと言いづらい思いがあった。

(そんなことを思っていたんです、すみません)



でも1番可能性が高いと思っていた

ラジオ局と母校にも断られて、

悲しみとやるせなさが込み上げていた時に



いつも思い出していたのは

あの東海大会の
ファイナリストの彼女の顔だった。



彼女だって

どれだけやるせなかったことか。




あれだけ熱い日本大会出場の夢が叶わず、


悔しくてたまらなかったはずだ。



東海大会終了後の
ステージでの彼女の写真は


1枚も笑顔のものが無かった。


悔しくて・・・
あまりにも悔しくて、ショックで

笑えなかったんだと思う。



どれだけお願いしたって、
メディア出演が叶わない・・・


なんてぼやく私以上に、



彼女のあの時のやるせなさは・・・。



そう思ったら

ここから逃げ出すことは絶対にしないと、

いつも心を奮い立たせることが出来た。



だって私が今いるこの舞台は

彼女が泣くほど立ちたくてたまらなかった、

そういう場所なのだから。



辞めたい。辛い。しんどい。

そう思う度に、ここで辞めたら

彼女にどう顔向けしたらいいのか。


そう思っていた。



もし、私が日本大会を辞退したと知ったら

彼女はどう思うだろうか。



私が彼女の立場だったら、


「ふざけんなよ。だったら譲れ」


そう思うだろうなと思っていた。

(いや、あくまでも「私だったら」です。)




誰かの夢を背負うって

こういうことなんだなと感じた。



いや、私が勝手に

背負ってるつもりでいるだけだけど。


彼女はそんなことを
望んでないかもしれないけど。


私のこの立ち位置には、

たくさんの人の想いが詰まっている。



中でも彼女の姿は

色んな意味で私を勇気づけてくれた。


自分の順位が低いことは知ってる。

でも絶対辞めない。最後までやる。

例え、歩くだけになっても。


やれることは全部やったから

これ以上無理だから。

それくらい全部やった。



たくさんの場面で、

私に力をくれた周りの方々。




応援してくださる沢山の方だけでなく、

今でもなお存在感強く

私の心の中にいる彼女の姿に、



その想いがくれる原動力に、

私はもはや感謝しかない。


あなたの分まで、ここでやり尽くします。

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