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育休28日目 ~メロメロ~

2021/03/26
突然ですが、これはなんでしょう??

答え:旦那氏がこっちゃんが息をしている事を確認するためのこより

旦那氏がこっちゃんにメロメロである。
多分師匠はこの方だ。

旦那氏は誰でもメロメロになるあのビームを浴びていらっしゃる。
私の「母性的な何か」がちょっと足りてない分、旦那氏の「献身的な何か」で補われ、こっちゃんは暮らしている。

私は授乳のときに、うまくいかなかったらイラっとして
「あーもうっ!」
とか言っちゃうし、寝る前に泣いてても
「寝るためのギャン泣きかもやけん、一回泣かせとこ…」
と、割となんの罪悪感もなく泣かせてしまうし。

今日はこっちゃんを旦那氏にまかせて昼寝から起きたら、寝る前と同じ体勢で同じ様にあやしている旦那氏の姿があった。
さすがの私も慌ててしまった。

「ずっとそうしてたの!??」

1時間くらいずっとこっちゃんを抱っこしてバランスボールで声掛けしながらゆらゆらしていた旦那氏。
なんならその声掛けが優しいトーンなので私も墜落睡眠してしまったじゃないか。
私が寝かしつけられてどうする。

授乳は痛くて辛いけど、乳というやつは、どんなギャン泣きであっても、出せば泣き止んでくれる魔法の武器である。
その乳を持たずに、デカイ手のもたらす安定感と、あやしつづける根気で立ち向かう旦那氏はすごい。

ところで、我々は二人共「人が何かやってるのに、自分が休む」というのが苦手である。
なので、相手が何かやっていると「自分も何かしなくちゃ…」と、ソワソワして休めない。

が!!!

今日やっと、二人共「これじゃ共倒れ一直線」と学び、お互いに自分が休める時を狙ってこまめに休むようになった。

別に話し合ったわけでもなく、自然とこうなった。
二人共が同時にそうなってるんだから、育児というのは、ホント体力も気力も削ぎ取られるものなんだと痛感する。
ワンオペでやっている人はもう…戦場だろうな…と、、、
本当に尊敬を超えて、畏怖の念すら抱いてしまう。
“ぴえん”を超えたものを“ぱおん”というなら、もうそれは
「ばばばばばばぼぼぉぉぉぉぉ~~~~おおおおおおぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉんんんん…っっっっっっっっっっっっ!!!!!!!」だ。

授乳が痛くなくなって、床上げの時期になったら少しは私の体力も回復しているのだろうか…。
今、すべての家事を担っている旦那氏は1ヶ月で職場復帰するというのに、私は旦那氏がいない生活に適応できるだろうか…。
後のことは後になって心配すりゃ良いのだけど、やっぱり不安が先立ってしまう。

ま、これは後になって考えよう。

今日の献立は

・茹でた鰹にトマトとワカメをトッピング
・厚揚げと長ねぎの甘辛煮
・玉ねぎともやしのお味噌汁

温かいごはんが食べられるのが幸せだ。

3人と2匹の暮らしが始まって4日経つ。
旦那氏がふと「もう一週間経ったような気がする」と呟いた。
ふぅぅぅぅぅ〜…。
毎日の密度が濃い。

明日に続く。

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