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Day2

湾岸地区からローカルのマーケットまでの片道7キロ半ほどをガツガツと歩く。程なくして大きな観覧車を備えた遊園地にたどり着く。お財布が潤っていたらアレもこれも乗りたかったけれど、それよりもなによりも香港には写真を撮りにきたのです。

場所はマカオフェリーターミナルからビクトリーハーバーのあたり。東西南北を人の流れに飲み込まれながら動き回る。レストランはもとより、「乾物屋さんがとても多いのはすべて漢方薬に繋がるのか、いやいや小籠包でしょ。お腹空いた....」と弱気になったら突然遭遇する活気溢れる市場のエネルギーに思わず叫びたくなる。「香港ありがとう!!」

日中はフィルムカメラを持ち歩いているので残念ながら手元に写真がないのだけれど、繰り返し足を運んで、なんなら毎日でも通ってみたくもなり、そしてここに短期間住んでもいいかもな....と思い始める。香港は英国と同じくビザなしで半年住めます。ぶつぶつ..。歩きながら短大時代の英語講師で香港出身の小柄なおばちゃんの顔を思い出す。まだご存命なのかな..。

ビジネスマン、警備員、買い物してるおばちゃん、観光客、学校帰りの制服の子供たち。警察。釣り人や太極拳の練習している人、ドッグランでワンちゃんを遊ばせている大人たち。広大な公園を管理している職員も。それは日本でも香港でも日々繰り返されている日常の風景で、きっと変わりがないんだろうなと思った。

20000歩を歩いたあたりで完全にエネルギーが消失してしまったので、カジュアルなローカルフードの美味しいお店を探し当てる。もちろん日本語で。Google先生ありがとう。

初めて入ったそこは地元の人たちで溢れかえる店内。恐る恐る扉を空けて足を踏み入れる日本人。この場所は日本語はもちろん英語も通じない。まずはどこに座れば良いの?(香港では相席が主流)メニューは?どうすれば食べられる?お店のシステムは?何もかもが未知数。ヤバい戦闘能力も全て使い果たした。とパニックになっていたら隣の席の青年と相席になった香港人のおばちゃん2人組に手取り足取り片言の英語と日本語で必死になって教えてくれる。みんな優しすぎてもう少しで泣き出しそうになるのを肉まんとエビ餃子で堪えてみせる。隣の席の青年は、店員のおばちゃんがカートで運んでくるのをピックアップすれば良いんだよ」というのを何度も繰り返し教えてくれていたんだよ。途中春巻きも追加オーダに成功。(相席のおばちゃんに訳してもらった)朝からスナックしか食べていなかった胃袋は存分に愛で満たされました。

一度宿に戻り身体を休めてから夜ご飯に参りました。その時の写真を載せておきます。では。

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蓮香茶室 Lin Heung Tea House
https://www.google.com/search?q=%E8%93%AE%E9%A6%99%E8%8C%B6%E5%AE%A4

夜食べたお粥のお店
https://www.emmatabi.com/entry/2019/05/10/200000

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