ぼっち・ざ・ろっく! 廣井 きくりという女(アニメ感想)(前半)

ようやく見ました、ぼっち・ざ・ろっく!
ぼっちのぼっちエピソードに当てられて恐らく精神を病んでしまうだろう...と思って観るのを躊躇していた。

だけど、観てみると案外大丈夫!というか、ギャグ方面に流すことでシリアスになりにくくしてくれてるのと、むしろ親の気持ちで「よかったね...!」で観られた印象。まあ、「一旦タイム!!!」ってなるときはあったんだけどね…。

年齢を重ねるにつれて、少年漫画の「痛かっこいい」みたいなキャラの良さを感じるセンサーが鈍ってきているのが悔しく悲しい今日この頃、「見守り」という新しい視聴スタンスを得られた気持ち。


で、観た目的が廣井きくりさん。
とある方のFAで見かけて、「確実に推せる」とは思ったものの、上述の事情でずっと視聴を躊躇していたわけだ。


☆視聴前の推せるポイント(FA情報のみ)
・酒びたり
フィクションにおけるお酒、煙草ってすごくいいフレーバーだと思うんです。お酒はどうして飲むのか。ただただお酒が好き?それとも、誘惑に弱いタイプなのか、はたまた何か忘れたい、逃げたいことがあるのか...。煙草だって、誰かの影響で吸い始めたのかな?いやもちろん、ビジュアル的にハマるから、も大好きです。

・表情
これはまあFAを描いた方の画風もあるのかもしれないけど、目尻が下がるタイプのにっこり+困り眉か下がり眉+八重歯ギザ歯ってあまりにも過積載すぎて良い...。だめ人間と呼ばれる種類の人の、へらって感じの笑顔から摂取できる栄養素があります。

・スカジャン
スカジャン似合うのって最高ですよね。以上。

で、ようやく視聴できたわけです。立ち位置とかなーんもわからん。いつ出てくるのかな?って感じ。
バンドとかバンドマンの生態についても何も知らん。

メインキャラは高校生なので、酒びたりの彼女は恐らく対バンで出会うとかそんな感じかな?と思いつつするすると話数が過ぎていく。
とりあえずOPでの姿は狂キャラor凶キャラ感。
登場前の所も面白かったし、躊躇せず見てれば良かったなーと思いつつ視聴継続。

ついにやってきた6話。
路上で酔いつぶれたきくりがぼっちに水を求める。
いやいや...めちゃくちゃ不審者じゃん!!!
酒びたりなのは知ってたし、それでまわりから「またこいつは...」って思われてそうなイメージはあったけど、まさか初対面の高校生にこんなムーブかますとは思ってなかったので...こんなんええんか!?(よくない)

ただ、ただね
ストローで酒を飲むという行為、フェチいと思います

んで、ヤバイ女じゃん…と思ってたら、ぼっちのギターやめる発言をマジ声で止めるような発言や行動…
だめ人間とまともさ?のアンバランスさがすごくて、なんだか不安にもなってしまう。

と思ってたら、幸せスパイラルがつらい…
年金問題地方の格差貧困格差〜とか例のスパイラルのオマージュとかでネタっぽくしてるけど、インディーズのバンドマンが将来への不安を酒で薄めてるってなかなか重たい話じゃないの?これ
そういうの、かなり好きです...
大人になったらわかるよ…うん…わかる…

割と笑い上戸っぽいのにチケ売りが大変っていう話でだけ涙してるのも思うところがあるんだろうなってところ。
ぼっちの所作にぜーんぶ、わかるよーって言ってくれるのが経験を感じますな、この人いくつだ?
そして、路上ライブの時の機材は誰が持ってきてくれてるんだろう…?

なんだかんだめちゃくちゃ面倒見は良いんだろうな。
その分面倒みてもらってるのは間違いないがな!
キンキンの酔いどれボイスじゃないときの声も良い…
6話の感想で言うと、差し引きやっぱりヤバい女ですこいつ。

そしてここで個人的なポイント!リョウの存在について

魅力はあるものの、突然出てくるとやっぱりきくりはパンチが効きすぎてるところがあると思う。その前に、他人の扱いが粗雑、金使い荒い、人に金を借りるなどなど、ちょっと問題のあるタイプのリョウがあらかじめ存在している。それによって、バンドマンにはこういうタイプも一部いるってフリがあって受け入れやすくなるのではないか!?
リョウがきくりのフリという意味ではなく、リョウがいるからこそあそこまではっちゃけられるというか。

とにかくフェチい女だな、ということが分かりました。

初登場回の話でちょっと長くなったので一旦区切ろう!
また続き見ながら色々書こうっと。

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