ソウルイラストレーションフェアに出展してみる(準備編①)
こんばんは!イラストレーターのA.YAMIです。
*この記事は2024年12月に開催のソウルイラストレーションフェアについての内容です。記載されている料金や数字は今後変動する可能性があります。
情報の漏れがないように出展前からリアルタイムで書き込んでいきます。*
毎年数回、日本でデザフェスやコミティアなどの即売イベントに出展しています。
今回春のデザフェスに落ちてしまったこと、
知り合いの作家さんが海外でたくさんイベント出展をしていて、スゴイ!自分も挑戦してみたい・・と思ったことがきっかけで、海外のイベントを探してみました。
色々な出展イベントを検討して、韓国の「서울일러스트레이션페어(ソウルイラストレーションフェア)」に応募してみることにしました。
去年から韓国の店舗で委託販売をしてもらっていて、韓国が大好きになって、韓国語を勉強しはじめていたりということが理由です。(しっかり新大久保と韓ドラにもハマりました)
【ソウルイラストレーションフェアとは?】
ソウルイラストレーションフェアとは、韓国最大級の日本のデザフェスのようなイベントです。
■入場者数
デザフェス(2日間):6万人
ソウルイラストレーションフェア(4日間):4万5千人
とのこと。国の人口を踏まえるとすごい集客数です。
早速、応募概要や料金をチェックしていきます。
■料金
4日間の出展で、幅2m×1.5mのブース。机と椅子付き。左右壁・背後壁とライト2つ付き(!!)。
料金は韓国の人は7万円、海外からの人は660USD(20204年現在10万円)でした。
デザフェスは2日間のMブースの場合、机と椅子と壁と電気レンタルで約10万円です。
日数が倍なのでデザフェスと比較すると安いかもしれません。
■規約
企業と個人は別で申し込む必要がある、個人だとしても従業員が3人以上いる場合は企業で申し込んでね、二次創作は禁止、などなど
基本的には日本の一次創作イベントと同じですが、違うところも多々ありました。
私は一人での参加のため個人で応募します。
■事前準備
デザフェスと違うのは審査があることです。
申し込み後の審査できちんと活動しているかどうかをチェックするそうで、ポートフォリオサイトを送る必要があります。
仕事で描いた絵には概要欄に「Cマーク」を記載しておいてねなど事前準備が必要でした。(これは翻訳が間違っているかもです)
記入例でInstagramが貼られていたので、自分もInstagramで応募することにしました。
【応募する!】
早速応募します。この時は2月末ごろでした。
応募はGoogleフォームからで、すぐに完了しました。
審査に4〜6週間かかるとのことです。
(1ヶ月後・・・)
メールが届きました!
しかし・・内容は「海外からの参加希望者は、海外用のフォームから申し込んでね!」でした。
この時に出展料の記載もあり、660USD(10万円)とのこと。
円安〜〜!;;
すぐに海外用のフォームから応募しなおし。
このフォームは英語でした。
(3日後・・・)
「参加確認」のメールが届きました!
審査、受かった!
9月までに出展料を振り込んでくださいねとのこと。
【出展料の振込み】
すぐに全額振り込みをします。
■必要だったもの
ここで知ったのは、USDで出展費を振り込むために、外貨振り込みができる銀行口座が必要でした。
自分は外貨対応している銀行口座を1つ持っていたので、外貨振り込みの申し込みをして、申請が通ってから振り込みができました。
しかし・・・
送金してから一ヶ月後にアプリを触っていてこのお知らせに気づきました。危ない・・・
確認したところ、なんと受取人を自分の名前にしてしまっていました。
バカすぎる・・・
返金手数料とドル円の変動で7000円無くなりました。
入金時に2000円の手数料も払っています。
これはさすがに涙が出そうになりました。この件は記憶から消したいと思います。
振込時には
・会社名
・電話番号
・法人登録番号
が必要だったのですがメールに記載が無かったので、確認の連絡をして情報をもらいました。
(前回はネットで調べたものを入れていたので、それも振込み失敗の一因かもしれない)
そして再度、660USDを振込。
しかしまたここで事件が・・・
再振込の5日後、「7.26ドル足りてないです!」との連絡が。
私が振込をした日が1ドル155〜156円だったのですが、
銀行から先方へ振込された日はなんと、円安が加速して158円になってしまっていました・・恐らくそれが原因で減ってしまっていたよう。
もしくは先方の受け取りの銀行の手数料かも。
・もう一度足りない分を振り込んでね
・不足分は当日に現地で払ってもOK
ということだったので、7ドルの振り込みで送金手数料がまた¥2,000が無くなるのが辛いため、現地で支払うことにしました。
とっても運が悪い出来事。。
【日程について】
会期は12月26日から29日の4日間です。
前泊後泊をすると、12月25日〜30日なので、すごくクリスマスと年末です。
■日程の連絡
参加確認メールと同時に日程も届きました。
設営スケジュールは、日本の展示会の企業ブースや美術展の設営スケジュールのような大規模なものでした。
そしてなんと、個人も前日(25日)入りして設営ができるとのこと!
片付けは29日の閉場後に行うそうです。
■展示物の郵送について質問をした
応募前から気になっていたこと、それは展示物の郵送。
4日間の出展なので140サイズダンボールを2個は事前に郵送したいところ。
「事前に会場に荷物を郵送することは可能でしょうか?」
という質問メールをしてみました。
「できますよ!詳細についてはまた連絡します」
とのこと!よかった〜!少し自分で運ぶことを覚悟していました。
ただ、委託販売の荷物を韓国に郵送した際、関税に引っ掛かり、2週間も荷物が遅れてしまったことがあったので、そのへんはちょっと不安・・。
【かかる費用予想まとめ】
・出展費:10万円
・航空券:2〜5万円
・ホテル:6万円
・輸送費:未知数(往復6万くらい?)
・出展準備雑費:未知数(5万円くらいで抑えたい)
合計 約30万円
ということで、できれば赤字回避のために30万の純利益を出してトントンにして帰ってきたい・・
韓国で自分の商品がどれほど売れるのか未知数すぎます。
全然売れなかったら泣いて帰ると思います。
参加確定できたということで、①はこのへんにします!
また準備が動き出したら書きます。
実はもうすでに緊張していて毎日よく眠れていません!笑
それでは!
【宣伝】
5月26日にコミティアに出展します!よろしくお願いします🚀
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