なぞり書き帖 22日目

なぞり書き帖の投稿は久々だ。
最近は、平日帰宅してから朝活書写と日記を優先してやっていたので、あまりこちらに手が回っていなかった。
趣味であり、強制されていることではないからゆるっとやりたいといった想いがあったことも背景としてもちろんある。
仕事が終わった後くらい好きなことをしたい。
この作品は文章も字体もイラストも可愛かったので久々に投稿してみることにした。

私は絵が下手すぎて人に伝わるイラストが描けない。
かと言って上手くなりたいと必死に練習したという過去もない。
学生時代、周囲に絵が上手い友達がいて、手紙に文字だけでなく絵も描いてくれたり、誕生日に私が空想で創り出したキャラをイメージ通りに描いてコピックで色付けしてたりして、ただただ感激し、なんとなく自分には向いてないと諦めた。
自分で勝手に諦め、努力をしてこなかったので絵が下手なことに対して納得してしまっていて特にどうしようと思ったこともないのだが、自分が他者の作品から受け取ったイメージをより具体的に他の人にも伝えられるというのは絵を描くことのできる人の利点であり、素敵なことだなぁと思う。

絵は描けないが、
キャラメルという言葉の響きのかわいさと(おそらく)少女の無意識下における純粋無垢な我侭さ、手紙を送ったという話なのだが「郵便函があるく」という表現をしているユーモアさに懐かしさを感じてオペラローズと万年筆という組み合わせを選んだ。

「郵便函」竹久夢二著

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