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キャリアコンサルティングを一つの商品と考えた場合、根拠をきちんと説明できる商品でありたい!

今後、熟練レベルのロールプレイ練習を行っていく上で、キャリアコンサルティング協議会の技能士試験実施概要にある【2 級実技(面接)試験の評価区分とその内容】を精読。

① 基本的態度:

キャリアコンサルタントとして自分をありのままに受容し、言語・非言語で表現し、多くの場合、一致していること。また、必要に応じて相談者の個別問題に応じた支援(助言・情報提供等)を適切に行うことができること。

② 関係構築力:

キャリアコンサルタントとして、相談者に対する受容的・共感的な態度及び誠実な態度を維持しつつ、様々なカウンセリングの理論とスキルを用いて、相談者との人格的相互関係の中で相談者が自分に気づき、成長するような相談を安定的に進めることができること。

③ 問題把握力:

相談者が表現した内容から、相談者が相談したいことを把握し理解するとともに、相談者が訴えている以外の相談者の問題を把握しており、推論の根拠も説明できること。

④ 具体的展開力:

相談者との関係性を意識しながら面談を進め、相談者の訴えを理解した上で適切な目標を設定し、キャリアコンサルタントとしての対応を適切に選択し、対応できることで、相談者に気づき、変化(問題に対する認知の変化、自分または重要な他者に対する認知の変化、自己の表面的な表現から内面表現への変化、具体的行動や意欲の変化など)が起こること。 


その上で、練習で意識したいポイント評価区分順に整理してみた。

ポイント①:話題選択・時間の使い方・面談の進め方などあらゆる要素においてCLファーストを感じてもらえ、CLが安心して話せるよう努めたか。

ポイント②:カウンセリング理論と傾聴技法や積極技法のスキルを用い、CLの気づかなかった問題に気づけたか、考えや気持ちを正直に話してもらえたか

ポイント③:問題を把握するために必要な質問力や傾聴力。CLが訴えている以外の問題を推論することを意識する(←口頭試問のCCからみたCLの問題点)。15分間の国キャリ面接試験より的を射た問題把握力が求められる。

ポイント④:カウンセリング技能として、傾聴と対話を通してCLが抱える課題について合CLと合意、共有することが求められる。CLの訴えとキャリアコンサルタントが捉えた本質的な問題の両方を解決するための目標を設定する。

これらを意識し、練習の都度振り返っていきたい。

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