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誰かに言われた大切な言葉

今まで言われた中で自分の中で今も大事にしている言葉があります。

何で?と思え

当時アルバイトで宿泊予約サイトの事務をしていた時に上司から言われた言葉です。

指示されたことをそのままやるのではなく、何で指示したんだろう、どういう意図で指示したんだろうというのを考えろという意味でした。
普段ぼーっとしているので、言われたことを言われた通りにするという頭で仕事をしていたら、意図と違う。考えろと言われました。
当時は若さゆえにすんなり受け入れられず、やれって言われたことやっただけなのに!と怒られたんだと言うネガティブな言葉と捉えてしまっていました。

30代になった今、その意味が理解できてありがたいことを教えてもらったんだと実感しています。ただその指示に従うのではなく「考える」と何をすべきかが見えてきて、こういうこともやった方がいいなと気づくことができます。

アルバイト時代のように振られた仕事をただやらされるのではなく、工夫したり考えてやるのは自分の中では全然違って仕事に対する向き合い方が変わったと感じています。

子供に叱る時も何でこう言うことを言ったと思う?とたまに聞いてみたりして考えてもらう時間を作るようにしています。

言われたからこうする。のではなく、こういう意図だからこうしようと自分で納得して動けるようになってほしいです。

どうしたら楽できると思う?

この言葉も考え方、仕事の進め方が変わった一言でした。

正社員として入った会社でMOSExcelエキスパートを受けさせてもらい、無事合格。データ作成をするお仕事をすることになりました。

いままでだったら、手作業で時間がかかっていた作業も関数を組めば簡単に終わらせることができ、覚えたての関数や自分で調べて組み合わせたり試行錯誤の毎日でした。

前任からの引き継ぎで毎月データをクライアントに提出するものがあり、教わった通りに入力して上司に見せると、「もっと楽できるよ。どうしたら楽できると思う?」と言われました。

楽をする?そんな考え方あんまりしたことがなかったので、新鮮に感じました。関数を入れることは作業負担が減って楽になっていたはずなのに。

そこからもっと工夫するようになり、同じ作業の繰り返しならマクロが使えるなとボタンを作って、ポチッと押せばCSVから必要な情報を提出データへ反映させるということができるようになりました。ただボタンを押すだけなので私が辞める時も引き継ぎも楽でした。

この言葉は自分を少しステップアップさせてくれた言葉でした。自分にできる範囲のことだけでなく、もう少し頑張って勉強してみてできることが増えた瞬間は嬉しかったです。この経験は今の仕事にも活きていて、データ作成の仕事をもらえると、どうやったら早く正確にできるか考えるようになりわくわくするようになりました。

今日のテーマはここまで。


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