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✨和合と調和✨

『心で繋がる』とは、どんな感覚なのでしょう。
私は最近まで、この感覚が本当の意味で経験できませんでした。
日常に不便はないけど、なんとなーく不安だな、一人ぼっちではないんだけど、なんとなーく孤独な気がして、満たされないなという気持ちと共存して長い間生きてきました。

私がそういったモヤモヤと生きる選択をせざるを得なくなった原因は、過去のある経験により無意識に自分自身に強くうえつけたある価値観でした。
それは、『どんなことがあっても、自分の力だけでなんとかしなければならない』『辛い時、人に助けを求めてはいけない』というものです。

苦手なことも努力して努力して、出来るようにすることこそが人間のあるべき美しい姿、努力しないと褒められないと思い込まざるを得ない環境でした。
環境が悪いというよりは、私の心のクセが引き起こしたものかもしれません。

今となっては、『努力』を学ぶことが出来たので、経験として見れば、ものすごい宝物であり財産です。

ですが、ここだけを見続けることにより、努力ではなく、苦手を得意な人に頼り、自分も得意分野でお返しするという相互扶助の価値観を受け入れることができなくなってしまいました。
人にも厳しくなりますよね。

ですが、風の時代が始まった頃、生きにくさを感じ始めました。
なんとなく感覚的に、毎日が、苦しい、重い、生きづらい、という感覚です。
自分一人の力には限界があることを体感し始めたんですね。

そこから数年、模索した結果、
価値観が変わりました。
(模索という言葉で、さらっと書きましたが、相当な葛藤、苦悩、覚悟を越えました)

これまで『努力』と思っていた価値観は、苦手なことも得意なことも頑張って完璧に近づけること。

今、私の中でもっている『努力』の価値観は、得意なことを楽しみながら磨き、さらなる飛躍をすること。
苦手なことは、それを得意としている方に助けてもらい、その方の苦手を私が助ける。

ここに辿り着くことにより、
肩の力が抜け、これまで争ってきた反対側の価値観をもつ方に尊敬の念を心から抱けるようになりました。
そして、正反対を排除するではなく、とても大切にする気持ちが芽生えます。
正反対が存在してくれるからこそ、私は救われる、生きていける。
相反するものを調和し、和合していく感覚ですね。

相手の方は得意分野であるから、私がピンチの時は、時間やエネルギーは使うけれど自己犠牲というネガティブ感情を持つことなく助けてくれます。
相手がピンチの時も同じく、自己犠牲ではなく、心から助けたいという純粋な愛から時間とエネルギーを使います。

ものすごく、波動の良い愛の循環であり、安心、感謝、愛おしさ、ポジティブなエネルギーが生み出されますね。

得意=やっていて楽しむことができ、自己犠牲という気持ちでやっていないため、相手がどれだけ自分のために尽くしてくれているかという見返りを考える概念がないんですよね。
やってくれたから、やってあげなきゃいけないという重たい感覚もない世界ですね。

なので、実際に、会ったことがなくても、常に傍にいるわけでもないのに、繋がっている、そんな感覚がするんです。

これが、私が経験した『心で繋がる関係』です。

がむしゃらに生きていた自分よりも、解放感の中で生きれるようになりました。

大切な人を大切にするために、これからも、もっともっと、
正反対の価値観を認め合える、しなやかで柔らかい人になりたいです❤

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