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糖尿病とGI値
生き方革命
監修 安保徹 福田稔
よりお勉強。
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糖尿病は
血液中のブドウ糖の利用を助けるホルモンであるインスリンの分泌量が減ったり働きが悪くなったりして、血糖値が慢性的に高くなる病気である。
糖尿病は食事療法が不可欠であり、
一般的な食事療法は食べ物からの摂取カロリーを制限して血糖の上昇をおさえる方法である。
しかし、アメリカで考え出されたこの方法は日本人の肥満度の軽い日本人には当てはまらないことがある。
厳しすぎるカロリー制限では、
免疫力が低下してインスリンの分泌能力がさらに悪くなる。
日本人は「もったいない遺伝子」を持っており、
インスリンの予備能力は十分にあるのに遺伝子がその分泌を抑制することで高血糖状態が招かれているのが糖尿病の実態である。
もったいない遺伝子は
血糖が急上昇するときに反応を高めるため、
血糖が穏やかに上昇していく食事を心がけその働きをもったいない遺伝子の働きを抑制すれば血糖のコントロールは容易になる。
GI(グリセミックインデックス)値というものがあり、
ブドウ糖の血糖上昇値を100とした相対値で
摂取後の血糖の上昇度合いを表す。
GI値が低い食品を食べれば血糖値の上昇がゆっくりになる。
余った糖が筋肉の中に取り込まれるのを抑え、
筋肉中に蓄積された糖の代謝を促し体外に流す働きをする。
体内の過剰な糖が減少すると、
膵臓の負担が減りインスリンの働きも改善するということである。
GI値の低い食品
肉類:牛肉、豚肉、鶏肉など肉類全般
魚介類:牡蠣、ウニ、ウナギなど魚介類全般
果物:みかん、リンゴ、ナシなど
野菜:トマト、たまねぎ、大根、ピーマンなど
きのこ類:しいたけ、シメジなどきのこ類全般
穀類:玄米、むぎ、小麦、おかゆ、そば
その他:納豆、豆腐、豆乳、ごま、牛乳、ヨーグルト
GI値の高い食品
果物:パイナップル、イチゴジャム
野菜:にんじん、トウモロコシ、かぼちゃ
イモ類:ジャガイモ、やまいも
穀類:白米、もち、食パン、うどん
その他:くり、あんこ、アイスクリーム、チョコレート、上白糖
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