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しあわせな人生てなんだろうなんて答えがないと思っていた。


「WellーBeing」
いつこの言葉に出会ったのかは覚えていない。
大学生のころかな。

健康というキーワードの近くにWellーBieingがあったけど
特に気になる言葉でもなかった。
普通に訳したら「良い具合である(Being-Well)」となる。


最近、このWellーBeingをお勉強するようになって
しあわせな人生てなんだろうとか
幸福な国ってどうゆう国なのか 
 
答えがないし
その人にしかわからないことだと思っていたことが

科学的に明らかになってきているらしい。


技術が発達したことによって
しあわせとはどの要素から成り立っているのか
明らかになってきていたり

そのしあわせを作ったり増やしたりするには、
どのような環境が必要で、
どんな政府の対応が必要で、
周りの人との関係性が必要なのか、
多面的な面から
たくさんの研究によって明らか
になってきたようだ。


今、テクノロジーはわたしたちの普段の生活に
多大な影響を及ぼす存在となっている。

技術者たちが
「テクノロジーを使って善いことをしたい」と願うのは
個人や集団の生活を豊かにする力にもなることもあれば
ストレスや苦痛を増やす種にもなるという体験をしているからである。
 
 
今までの社会においてデジタル・テクノロジーが
ここまで潜在的な影響力を持った時代はなかった。

私たちはこの10年間に、
国家間個人間の政治的な関係から
日々の社会的、感情的なやりとりに至るまで
モバイル機器が大きな役割を果たしてきたことを見てきている。
 
その中で仕事の目標を利益追求より
社会的善(social good)へ再設定するテクノロジー専門家が増えてきた。
 
事業で利益を出すよりも
社会的課題の解決を重視する社会的企業(social enterprise)が台頭してきた。

 
技術者の社会的善への関心が高まっている中で
さらに多くの人々も、私たちの感情や生活の質、幸福にデジタル・テクノロジーがどのような影響を与えるのかということを興味を持ちはじめている
 

コンピューターの黎明期には、
生産性と効率化がひたすら追い求められていたが、
その感覚や価値は今は過去のものになってきている。

テクノロジーが個人のWellーBeingとともに
社会全体の利益にも貢献することを求めている。

 
人間中心主義的な価値観が見直されてきていて
経済学者や政治家、政策立案者の間では、優先事項が変わりつつある。

ウェルビーングや「国民総幸福量(gross national hapinness)」などの
統計的尺度
に目を向けるようになっている。

また、心理学者や精神科医は
疾患にとどまらず心理的回復力(resilience)や幸福、利他行動(altruism)などの健常な心理的機能までも視野に入れた研究を進めている。
 
神経科学者は、
健全な精神を持つ人の神経基盤を調査し、それを構成する共感やマインドフルネス、瞑想といった要素を実証的に研究している。
 
教育者やビジネスリーダーは、研究結果をもとに情動知能(emotional intelligence)やポジティブ心理学(positive psycholgy)を活用して生徒や重要員のウェルビーングの改善を試みている。
 
心理的ウェルビーングと人間の潜在力を高めるテクノロジーのデザインと開発を「ポジティブ・コンピューティング」と読んでいる。
 

わたしはテクノロジーにうといから
エネルギーとかそうゆう感覚によっていきがちだけど
 
言葉にできたり、科学的に明らかになっているものがあれば
そうゆう分野も学んでいく中で
「人間まるごと・ホリスティック」な見方ができるのがいい
と思っている。

科学でこころの解明をしていこうということである。
ワクワクする。

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「ウェルビーングの設計論 よりがより良く生きるための情報技術」
著 ラファエル・A・カルヴォ/ ドリアン・ピーターズ
よりお勉強

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