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帯津三敬病院で行われている代替療法(1)


病院から見える朝日。


わたしが今の病院に来たのは
ホリスティックという言葉と
代替療法ってどうなんだろうという実際を見たかったからだ。
 
実際、
ここにある全ての癒しの方法を
この1年半、患者さんが受けてる傍らで
自分の身体でも体験してきた。

 

以下帯津先生の本よりお勉強。

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漢方薬

薬草を煎じて飲む中国の伝統的な治療法。診断は弁証、証を弁じる。
証とはうちなる生命場の歪みのベクトルのこと。
四診:望診(外見を観察)、聞診(音声を聴き気味をかぐ)、問診(話を聞く)、切診(触診)によって証を決定する。その証に合った処方を行う。
歪みを是正することによって生命場のエネルギーの回復をはかる。
エネルギーの回復を目的としているので、これは癒しの方法であり、西洋医学の直しの方法とは本質的に異なる。
 
 
鍼灸
鍼あるいは灸を用いて経穴(つぼ)を刺激することによってて内なる生命場の歪みを正してエネルギーの回復をはかる漢方薬と同じく癒しの方法。
 

気功
正気(せいき)を養うことを主たる目的とした自己鍛錬法を気功とよぶ。
正気とは、真気、元気ともいい、生命力のこと。
生命力とは生命と自然治癒力を合わせた力。
生命力を養うとは、これも生命場のエネルギーを高めることであり、癒しの方法である。

やり方は、調身、調息、調心
調身と調心で自己組織化力を高め、調息でエントロピーの増大を防ぐことによって生命場のエネルギーを高める。

 
びわの葉温圧療法
びわの葉をツボ(経穴)や皮膚に当て、その上からモグサを棒状にしたものに火をつけ適度な圧を加えておし、熱くなったら離して次のツボに移動するという療法。ちなみに病院ではビワの葉エキスを使用中。
アミグタリン(ビタミンB 17)という成分が薬効の中心で、あらゆる病気の原因となる汚れた酸性血液を健康体に必要な弱アルカリ性の血液に浄化するはたらきや、制がん作用、鎮病作用、殺菌作用がある。
 


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漢方、鍼灸、気功、ビワの葉温灸。
これらは、帯津先生もいうように
「治しの方法」というより「癒しの方法」である。
 
これらをやったからといって劇的に病気が良くなる方法等ではない。

わたしは、何らかの病気を持っているわけではないけど
倒れたこともあったし、調子が悪いなあと思う日もある。
 
西洋医学では、これという診断名はつかなくても
日々の小さな体調不調が全くないという人はほとんどいないと思う。
 
 
そのような診断のつかないような身体の不調のときや
それこそガンなどの病気を持っている人も
自分の身体のベースを整えることが必要である。

生命力という、生命と自然治癒力を合わせた力
このような癒しの方法によって養い自分を整える
 
わたしは、
気持ちが昂って夜よく休めないことがあるから
身体を温めるブシマツや柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)の漢方を飲んだり
 
鍼灸やビワの葉温灸で
身体の歪みのバランスを見てもらって正してもらったり、温めてもらったり
 
病院の気功教室に参加して
調身、調息、調心をしてエネルギーを養ったり・・・。

 
自分の身体を使って代替療法の効果を実感する。

それとともに、身体に意識を向ければ向けるほどに
本当に生命力というエネルギーは流動的であるなあと思うばかりである。

 
健康というのは動的で、
ずっと固定して健康であるということはない。
その一瞬の健康な状態を積み重ねていくものなのだ。


たった今も
自分の気づかないうちに
「身体は勝手にバランスをとろうとしてくれている」のである。

日々、自分の身体に感謝することが増えるばかりである。

 


このほかにも代替療法があるので、また今度。

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