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うつ病に効果のある食事法
生き方革命
監修 安保徹 福田稔
よりお勉強。
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うつ病に効果のある食事法
うつ病は「こころの風邪」と言われたりするが、誰にでも起こりうるという意味で、風邪のように簡単に治る病気と考えるのはいけない。
治療に使われる抗うつ薬にはこころのあり方を一時的に変える作用があり、飲めば症状も緩和される。でも治ったと思って薬をやめたとたんにうつは再発し始める。最終的には自分でこころをコンロトールできるようになって克服できたと言える。
内服や心理療法などで治療を行うが、実は食事にも気分や考え方を変える力がある。気持ちが追い詰められている時甘いものを食べるとホッとしたり、力士が土俵の前で塩をなめるのはしょっぱいものに気を引き締める効果があったりするのだ。
豆乳
うつ病になると脳の神経伝達物質であるセロトニンが減少する。抗うつ薬も脳内のセロトニン濃度を増やすことで治療効果を発揮する。
セロトニンは食事でしかとることのできない必須アミノ酸のトリプトファンから作られる。
またセロトニンは脳内で睡眠ホルモンを言われるメラトニンに変換される。トリプトファンをしっかりとれば良い睡眠も得られるようになる。
トリプトファンは魚、肉、卵、まめ、ごま、ナッツなどに含まれる。
オススメは豆乳で300mlを毎食100mlずつ飲むこと。
GABA(ガンマアミノ酪酸)
GABAは不安を抑えたり、睡眠を促したりする作用もつ脳内ホルモンの一種である。GABAはスプラウトと呼ばれる発芽したばかりの種子に多く含まれる。その代表は発芽玄米であり、白米に1割くらい混ぜて炊くのがよい。
他にも、カイワレ大根、がんの予防作用のあるスルフォラファンを多く含むブロッコリーの新芽やグリンピースの新芽である豆苗などもある。
コレステロールは無理に下げない
コレステロールの低下はストレス耐性の低下にもつながりうつ症状が悪化しやすい。コレステロールは細胞の膜を作る重要な物質で、女性ホルモンの材料になる。
甘いものをとる
砂糖は脳内にトリプトファンを運び神経をリラックスさせる作用がある。
冷えたものを食べ過ぎない
うつや不安を抱える人は少なからず身体が冷えている。冷蔵庫から出した直後の飲み物や食べ物はさけ、身体の冷えを防ぐことが大切である。
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