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孤独こそ人間の本質

帯津先生がよくいう言葉で
すごく好きな言葉がある。
 
「かなしみを抱いて生きる」
という言葉である。
 

 
人間の本質は
「かなしみ」と「さみしさ」にある。
 
よく
明るく前向きに
生きれいれば免疫力も高まって
がんもよくなると言われていた
 
でも
明るく前向きに生きている人は
ちょっとした挫折があると

途端に暗く後ろ向きになってしまったり
びっくりするくらい
もろく崩れてしまうことがあるのだ


 
 
人間の本質とはなんなのか。

そもそも人間は
虚空というふるさとから
たった1人でやってきた
孤独な存在
である。
 
慣れ親しんだ
ふるさとを出てくるとき
悲しさやさみしさを感じ

旅先はどんなところだろう
という一握りの希望
をもってくる。
 

地球で何十年か過ごして
また虚空に帰るとき
かなしみが募ってこないはずがない
のだ
 
生きることは
悲しいものだ、寂しいことだと
認めて
しまうことも大切なのではないか
と帯津先生は言っている

 
孤独は悪いものではなく
孤独であることが
当たり前なのだと受け入れる。
 


帯津先生はいつも
ときめきが大切っていうけど
 
このかなしみや孤独があるからこそ
ときめきが目立つ
のである。
 
 
かなしみや孤独にも
ときめきを感じられるようになる
それこそが
生と死の統合だと言えるのだと。
(この感覚はわたしは
 まだいまいちわからないのだけど)
 

 
わたしは
この仕事をしていて
どこまでもどこまでも
悲しいと思うことや
やるせない思いを
抱くことが多いけど
 
このかなしみやさみしさに
尊さを感じる。


深いかなしみや
どうしようもなさ
って
悲しいほどに
美しいもの

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