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「統合医療をやる人間は西洋医学でも一流でなければならない」


わたしは「統合医療をやる人間は西洋医学でも一流でなければならない」と常々言っている。

今の医療体制では、西洋医学が主体だから西洋医学の分野で二流、三流だと、せっかく西洋医学以外の医療技術を学んで患者さんのために提供しようとしているのに「あいつは(西洋医学では)二流の医者。だからあいつのいうことは信用ならない」ということになってしまうからだ。

西洋医学の分野でも一流の医者として認められていれば「この人のいうことなら、信じてみよう」と説得力が増すものである。
 
また、医者の務めとして、ますは西洋医学の最高の知識を患者さんに提供して欲しいからである。西洋医学の中に患者さんの病気を治せる方法があるのに、それを医者が知らなかったら、患者さんが不利になってしまうからである。西洋医学のよさとその限界について最新の知識を提供できなければいけないと考えている。

現代西洋医療の限界を認識しているからこそ、西洋と東洋の医学の違いがそれぞれ補い合って限界を克服すると統合医療を推し進めようとしているのである。

「医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト」
川島明 著



グッときた。
いまレイキを習っていて、この言葉がぐーっとささる。
 
看護師でよかったなと思う。
 
身体のことに関して、
すでに明らかになっていることは
「最新を知識を持っている」って大切である。
 
レイキみたいにエネルギー療法や
根拠の明らかになっていない代替療法を用いるときは特に。
 
エネルギーに関しては
明らかになっていないからこそ
明らかになっているところはベースをキチンを押さえるべき。
 
わたしは看護師になったときから
やりすぎな医療(最後の最後まで頑張らせたり、何歳でもとにかく命を救えって感じの医療)が好きじゃなくて
 
「西洋医学なあ…」って思いがちだったけど
 
自分が調子悪かったら
西洋医学の知識ベースで分析するし
薬だって検査だってしたい。
それで楽になったり治ったりするなら。
 
そして、自分の生活を整える上で
東洋医学やエネルギー療法とかをするだろう。

視点の違いであるだけだ。
  
どちらが優れているとか、ダメだとか
そうに言い切っている治療家さんは怪しいっていうのはホントだね。
 
川島先生が言うように
「現代西洋医療の限界を認識しているからこそ、西洋と東洋の医学の違いがそれぞれ補い合って」いるのだ。

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