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死を想い、 大切にしたいことを語るとき、優しい顔になる。
もしバナゲームと414カードの体験会を病院で開催してみた。
ことの発端は、面接のときに最近はこんなことしてますって
414カードのオンライン体験会の話をしたこと。
看護部長はもしバナゲームを知っていたようで、
「体験会をやってみて」と死生観を語る会を主催することに。
わたしたち医療者は死に関わることが多く
終末期といわれる人生の最後のときに寄り添う人たちである。
そんな私たちだからこそ、
最後のときに、どんなことを考えるのか
それに向き合うことでどんな葛藤が生まれるのか
「選ぶ」ってことがなんでこんなに難しいのか
そんな思いを実感するのって大切だと思う。
今回は4人でカードゲームをしようと思って
募集人数は4人。
手を挙げてくれたのは2人。
声をかけてみて、
気になるとは言ってくれても
実際時間を使って体験したいと思うような人は少ないようだ。
直接声をかけて
呼びかけて最終的には見学者も含めて6人と場を共有できた。
「家族に負担をかけたくない」
「人との温かいつながりがある」
「家族写真を撮りたい」
「人の役に立ちたい」
「いらないものを手放す」
など、それぞれの大切にしたいことを話してもらうと、
とても温かい気持ちになった。
財務部長から理学療法士、ソーシャルワーカー、看護師主任、看護師と。
414カード考案者の川村真紀先生が言っていたように、
「死は誰も経験したことがない。みんなが初めてのこととして話せること」というのを実感。
死を想い、
大切にしたいことを語るとき、
イライラしている人は誰もいない。
誰かを否定することもない。
みんな優しい顔になっていた。
これは、とても素敵だ。
最後のときに大切にしたいことを語る中で
みえてくるそれぞれの死生観に触れると
そんな想いを持っている人たちと働けているのだなあと嬉しく思った。
みんなの感想などはまた今度。
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