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江戸時代の有名な養生家:貝原益軒が書いた
「養生訓」がある。

養生には
守りの養生と攻めの養生がある
攻めの養生の姿勢が大事らしい。
 
単に健康であればいいのいうのでなく
健康は何かを成し遂げるための手段。

健康の先にある
志を大切にした生き方を益軒はといている。
 

 
 
体に悪影響を与えるのには
「内欲」と「外邪」と言われている。
 
内欲というのは
飲食、好色、眠り、話し欲である。

飲食、好色、眠りはほどほどにして
喋りすぎないことが
養生の基本であるということだ。
 
欲望に振り回されず、
節度を持って生きるのが
養生の基本であるということだ。

 
七情(喜・怒り・憂・思・悲・恐・驚)を
ほどよく整えること。

必要以上に落ち込んだり
必要以上に舞い上がらず
気落ちを安定させるということ。

特に、怒り、悲しみ、憂いや
思い(心配や不安)を減らすように努める。
これが内なる欲への対応策である。
 
外邪は天の四気のことである。
風・寒・暑・湿には注意が必要。
風や寒さや暑さは体にダメージを与える
湿気はじわじわと体を痛めつける。
 
でも健康に生きる上で
最も大切なのは
内欲をいかにコントロールするかということだ。
 
飲食の欲は
ほどよく食べてほどよく飲むこと
 
色欲は
ときめくこと。
 
眠りの欲は
早寝早起きをすること。
 
しゃべりすぎに対しては
慎重に言葉を選んで喋るのこと。
言葉には「言霊」というエネルギーがある。


感情もそのまま外に発散せず
「なぜ自分は悲しいと感じているのだろう」
と客観的にみて、それから行動するのが大切。
  
 
益軒さんも
言ってることは
ほんとうに基本的なことである。
 
生活を整えること
気持ちを整えること
 
わたしは
最近、言葉を大切にできているだろうか。
 
言葉一つで
目の前の人を救うことも
落ち込ませてしまうこともできる。

 
このノートに
言葉を紡ぐのも
自分のなかで
しっくりくる言葉に出逢うまえに
飛び出しちゃってる気がするなア。
 

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