帯津三敬病院で行われている代替療法（２）

うちの病院で行われている代替療法
今日は太極拳、呼吸法、ホメオパシーについて。

　　
太極拳
太極拳は本来は武術だが、今は気功のひとつとして親しまれている。太極拳は調身、調息、調心の効果のほかに太極拳独特の効果と武術としての効果を備えている。
独特の効果とは、止まることのない連綿とつづく動き。この流れのダイナミズムに身を任せていると、ベルクソンの歓喜と創造が生まれ、自然治癒力が高まる。
また、太極拳の治癒の根元は原穴である。手首と足首には経穴（ツボ）の中で最も重要な経穴である原穴が配置されている。手首と足首をフル回転する動きで原穴が刺激される。この原穴を押すことで、自然治癒力、そして生命力の向上につながる。
　
　
呼吸法
気功の中でも、とくに調息にウエイトを置いた方法を呼吸法と呼んている。白隠永覚の夜船閑話は呼吸法のバイブル。

　
ホメオパシー
ドイツのサミュエル・ハーネマンが体型したエネルギー医学。
自然の物質をアルコール溶液で徹底的に希釈して物質性をのぞき、そのエネルギーだけを取り出して人間の生命場に働かせて、その生命力を高めるという方法。
　
原理としては
①にたものが似たものを治す。
②最小有効料の法則。希釈するほど効果が高い。
　
方法としては、
ショ糖と乳糖を混ぜ合わせた小さなピルにレメディが塗布してあるものを口内で溶かして口腔粘膜から吸収させる。
消化器に問題があって食べられない人にも投与できる上に、誰にとっても極めてストレスの少ない方法である。

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太極拳も呼吸法も実際にしている。
太極拳はなかなか身につかないんだけど
患者さんやベテランさんたちの真ん中で太極拳をやらせてもらっている時はとても心地いい。
　
ホメオパシーは自分が受けたことはないけど
患者さんの希望としてのホメオパシーにはよく出会うという感じかな。

　

ホリスティック医学私論

よりお勉強。