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魂とのつながりを深めるためには、まず心を鎮めることである。


がんが自然に治る生き方
ケリー・ターナー 著
  

1 抜本的に食事を変える
2 治療法は自分で決める
3 直感に従う
4 ハーブとサプリメントの力を借りる
5 抑圧された感情を解き放つ
6 より前向きに生きる
7 周囲の人の支えを受け入れる
8 自分の魂と深くつながる
9 「どうしてもいきたい理由」を持つ
  

 
 
8 自分の魂と深くつながる

霊性(スピリチュアリティ)は
デリケートなテーマである。
お互いの信仰の違いから
戦争や虐殺を繰り返してきている。
 
身体の治癒と
「深遠なエネルギー」との関わりについて
「神」や「魂」と呼ぶ人もいれば
普遍的な生命力とみなして
「エネルギー」「気」
などと呼ぶ人もいる。
 
がんからの回復者や治療者は
身体と心の両方で魂のエネルギーを強く感じる、という。
 
至上のよろこびともいえる
この魂のエネルギー

信仰があるから感じられるのではなく、

心身を使って取り組めは誰もが受け取ることができるようになるらしい
 
ヨガレッスンを通してや
思いっきり走った後や
心地よいマッサージや昼寝から
魂のエネルギーを感じる人もいる。
 
このような魂を感じるための実践に取り組むと
自分は一人ではなく、誰もと一体であるという
感覚で満たされる。

これは第3の愛であり
とても深く普遍的な愛である。 
 
人間の概念について
人間の本質は魂にある。

身体は
人間が物理的に
存在するための仮の宿である。 

物理的な身体には魂のエネルギーが宿っていて、
身体と同じようにそれへの手当ても必要だと思うなら
治療には身体へのケアを超えた要素が必要になる。
 


魂のエネルギーが身体中に溢れてくるといった
感覚は練習によって得られるもの
である。

’’人々が魂に向き合う習慣をもたなくなったのは、
 現代社会では「いつも何かしていること」が
 重要視されるようになったから
である。
 脅迫的なまでにいつも何かしていなければならないと
 思い込んでいる。
 
 健康な人間とは、行動を志向する身体と
 平穏を志向する魂とのつながりを
 いつも維持している
人のことである。
 ーシスタージャヤンティー’’
 
魂とのつながりを深めるための方法には
祈り、瞑想、ランニング、ヨガなどさまざまである。
最初にすべきことは心を鎮めることである。
魂のエネルギーと思考は、相互排他的であるから
だ。 
 


霊性:スピリチュアリティに関する研究が
報告されている。

瞑想によりメラトニンの分泌が増えると明らかになっている。
メラトニンは睡眠に欠かせないホルモンである。
免疫システムが時間をかけて
細胞修復や排毒作業に当たるのは睡眠中のみである。

また、瞑想により脳の中の不安や
ストレス部分の密度がまばらになり、
逆に共感や記憶に関わる密度は高くなることがわかっている。

免疫システムの研究では瞑想すると
酵素テロメラーゼの活動が活発になることもわかっている。
テロメラーゼは細胞の寿命を延ばす働き、
身体ががんと闘うために有益と明らかにされている。 
 

すぐにでもはじめられる
魂のエネルギーとつながる実践方法
 

・深く呼吸する

・外を歩く
 ー頭を空っぽにして何も考えない。
 吸う息で「感謝します」
 吐く息で「〇〇に」と言いながら。
 
・瞑想誘導音楽を使う
 
・毎日5分祈る
 ー神聖なエネルギーのつながりを想像しながら
 
・グループに参加する
 ー瞑想や祈りのサークルを探して、習慣化の支えにする。
 
魂とは、体を通じて感じる「無償の愛」である。
どのような活動を通してでもいいので、
魂のエネルギーにつながるために
日々実践しているならそれで良いのだ。

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医療の犯した最大の過ちは、
身体を診る医者と心を診る医者を
分けてしまったことだ。
身体と心は分けられないのに。
ープラトン
 
The greatest mistake in the treatment of
Diseases is that there are
Physicians for the body and physicians for the soul,
Although the two cannot be separated
-plato

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