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帯津三敬病院で行われている代替療法(4)


今日はサプリメントについて

栄養補助食品。身体に不足しやすいビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸などを錠剤やカプセル、飲料にしたもの。
免疫賦活化作用、抗酸化作用、腸内細菌叢調整作用、血管新生阻害作用、癌細胞自死誘発作用などの効果を持つものがある。
がんの三大療法といわれる放射線治療、化学療法、外科療法の全てが免疫の働きを降下させる傾向にあるので、免疫賦活化作用のあるサプリメントを用いることが多い。


①バイオブラン(米ぬかアラビノキシラン)
米ぬかの水溶性植物繊維(ヘミセルロースB)を主な原料とするバイオブランはデンプンや食物繊維とは異なり消化を受けずに一部が血中へ移行するという特性を持つ。
直接血中で、あるいは回腸での生体のNK細胞、T・B細胞、マクロファージを活性化し、免疫調整すると考えられている。
 
②スーパーマリオックス(発酵古代米オリザロース)
オリザロースはアラビノキシラン誘導体でがラクトース、アラビノース、キシロースといった活性糖鎖で構成されている。また、オリザロースの発酵時の産物として産生されるGABA(γアミノ酸)や表皮中に存在するポリへフェノールの一種であるアントニアニンが抽出される。
GABAは精神安定作用、アントシアニンは抗酸化作用と有しているので、スーパーオリマックスは免疫強化作用のみならず、さまざまな老化現象を改善する働きがある。
 
③SUー6(ふなずし乳酸菌)
腸内細菌叢のバランスを介して私たちの健康に良い影響を与える微生物及びそれらの培養物を含む食品がプロバイオティクスと呼ばれて普及している。ふなずしは滋賀の代表的伝統的発酵食品の一種で乳酸菌による発酵食品であり、プロバイオティクスとしての整腸作用や免疫賦活化作用が期待されている。
 
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これもまた、よく見るサプリたち。
薬と一緒に配ったりするけど、これまた1つの代替療法であるのだ。
 

よりお勉強。

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