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変えることのできるものと 変えることのできないものとを 見分ける知恵を与えたまえ


わたしのアクセプタンス・ワード

変えることのできるものについて
それを変えるだけの勇気を与えたまえ
変えることのできないものについて
それを受け入れる冷静さを与えたまえ
 
そして変えることのできるものと
変えることのできないものとを
見分ける知恵を与えたまえ
ーラインホルド・ニーバー
 
この言葉には
ことあるごとに出逢う。
一番はじめは
嫌われる勇気の本の中だっけ。
  
嫌われる勇気の中では

「神よ、願わくばわたくしに、
変えることの出来ない物事を受け入れる落ち着きと
変えることのできる物事を変える勇気と
その違いを常に見分ける知恵をさずけたまえ」

と書かれていた。


自分のモヤモヤが
一掃して言葉にナッテイル!
ってメモしたのを覚えてる。
 

「神さま、わたしにもその知恵ください」
って切実に思った。

そのころのわたしは
セネガルにいて
国際協力とはなんぞやって悩んでいた。

現場に入って
できることできないことがわかってきて、
そもそも何がゴールなのかさえわからなくなってた。

それこそ、
変えるべきこと
変えなくていいこと
変えられること
変えられないこと、、
そんなフレームの中でモンモンとしてたなあ。

 
自分の小ささを感じながら
小さな期待を勝手に背負って
何にもできない自分に劣等感を感じたりして。
 
そんなの正解はない。
あるとしたらひとつひとつのケースの中にしかない。
だから神様に頼んでるだろう。

 
変えることができないことについて
くよくよ考えたりする時間や気持ちが
もったいないと思いつつ
受け入れることもできずモヤモヤしちゃったりして。
 
そして
変えることができることでさえ
自分が変化することが怖くて
周りにどう思われるか
自分がそれだけの努力に向き合えるか
自信がなくて
それさえも怖くて。

変えることができることでさえ
とても大きい勇気のパワーが必要だった。
 

また最近
この言葉に出会ったのは
また自分がそうゆう時期だからなのだろう。

 

「アクセプタンス」とは
「受け入れる」という意味。

 
「受け入れるための言葉を使った治療」を
アクセプタンス・ワードセラピーという。
 

 
「受容」とは、「ネガティブな感情も、
ポジティブな感情もありのままに受け入れること」
である。

がんが自然に治る生き方(ケリー・ターナー著)でも言われてたネ。
使う言葉は違えど、
結局はここが基本になるのだ。

 
 
生きている限り、
ポジティブな体験も
ネガティブな体験も必ず起こる。
 
私たちは
「ストレスや不安なんてない方がよい」と
自分が抱えている感情から目をそらしてしまいがち。
自分でも気づかないうちに。


でもこの受容の精神こそが、
私たちが必要以上にネガティブな感情を
意識することを防いでくれるのである。

 「受容」の精神を表現した名言を読むことで、
受容の精神を養う。
 
ニーバーの祈りって言われる
この言葉は
受容の精神を教えてくれる道しるべだ。
 


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