見出し画像

チームで働くということ

 

 
職場でバーンアウトする人がいる
とても一生懸命で頑張り屋さんな人だったりする
 
看護師という仕事は、大変だ
この世の中、大変じゃない仕事なんてないと思うけど
看護師しかしたことないわたしがいうのもなんだけど

重たい仕事だと思う。
一生懸命やりたいと思えば、思うほど。
 
誰かの辛いときに寄り添うというのは
自分も苦しくなる

(ホントはダメなんだけど)
 

だって、辛い思いをしてる人がいたら
わたしも苦しくなるもの
楽になってほしいなあと思う
 
死と向き合って泣いている人がいたら
その淵から這い上がってほしいなあと思う
  
でも、その願いって
わたしにどうにかできる影響の範囲から外れてることが多い。
 
いまの医学の進歩じゃ足りないことたくさんあるし
わたしの問題ではなくて
患者さん自身の問題であったりすることがほとんとだ。
 

自分に何ができるのだろうって思ってしまう無力感は、
なんとも言えない苦しさがある

 
患者さんが「ありがとう」って言ってくれるとき
「こっちこそありがとう」だよって思う。
 
もちろん、
患者さんができない身の回りのお世話したり
Drの指示のもと医療行為をする
わけだけど
そんなのはやっぱりほんの一部な気がしている。
(これが業務のほとんどで間違いなく大変であるけども) 
  
 
そんな仕事をするとき
やっぱりチームって大切だと思う
 
自分だけが頑張ってるわけじゃなくみんな頑張ってる。

自分がうまくいかない患者さんのフォローを
同僚さんがうまくできることがある。
 
そもそも一人では支えきれるはずもない患者さんたちを
看護師やヘルパーさんという同じ立場から何人もの人たちで支えているのだ。
24時間365日途切れなくケアし続けるのである。
 
そうゆう意味で病棟の看護師はチームである。

いい看護ができるって
一人ひとりの人格形成はもちろん
チームとしての出来上がり具合によるだろう
 
シナジーという言葉を最近知った。

シナジーとは
他人と協力して、
自分一人では実現できない新しい大きな力を生み出すこと。

1+1が2よりも大きくなって10にも1000にもなることだという。
 
こんなチームでありたいと思う。
シナジーというのはコヴィー博士の7つの習慣から学んだことである。

基本的には自分がきちんと確立できて、
その上で
他人を理解すること、そして理解されること、
その上でみんなにとっていい道を探すこと、
これができてシナジーが生まれるということだ。
 
 
病棟で感謝プログラムというのをはじめてみた。
 
 
病棟であったよかったことや感謝することを
仕事の終わりに書き留めてみるというトライである。

わたしは、
仕事場を過ごしやすい場所にしたいと思う。
苦しいことがあってもそれが共有できたり
誰かの失敗があってもフォローできたらいいなあと思う。
 
そして、自分が楽しく働けて
学びのある場所になったらいいと思う。
 
はじめて2ヶ月くらい、トライしたことには
結果が出るはずだ。
 
何を目的にはじめているのか、
トライしてどんな情報が得られたのか

また振り返ってみようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?