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「さりげない」仕事
お腹に水が溜まって足もむくんでて
今まで一人でお風呂に入れてたのに、
大変になって、お風呂入るの億劫だなあって思うようになったという患者さんがいた。
でも、シャワー介助の日に
流れで看護師に手伝ってもらってシャワーに入ったのだと。
そしたら、今まで自分で洗うのが辛かった足の指の間や
保湿クリームまでしっかりフォローしてもらえて
自分が大切にされてる感じを持ったと。
もちろん一人でできたら一番よかった。
でも一人でやるのが大変になったとき
手伝ってもらうことってことを自分自身に許せたことが
嬉しかったんだって話してくれた。
「さりげなく手伝ってくれたのよ」って言ってた。
このさりげなさという言葉に含まれるのは
患者さんの尊厳を保つってこと。
これってすごく大切なことで
本当なら自分でやりたいし、
今まではできてたことっていうところに
看護師や介助者が視点を持っていけるか。
今日は、患者さんと話してて
患者さんは私たちが当たり前に介助してるシャワーひとつとっても
その人にとって何かしらの抵抗を持ってたりするんだなあと改めて教えてくれた
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