見出し画像

効くかどうかはわからない。 でもやってみることはできる。

「もう俺はダメなのか、先生助けてください」

→「やれることはたくさんある、
  効くかどうかはわかりませんがやってみましょう」

 

こんな風に声をかけてくれる人がいるって
どんなに心強いか。

頼りにしていた先生が
「もうやれることがありません、
 ここではみれないので緩和ケアでもいってください」
なんて言われた時の絶望感。

自分はもう終わりだ、
人生終わりだ、オサキまっくら。

そんなとき諦めなくていいっていってくれる先生の存在。
帯津先生はそんな人ばかりみてきたんだろう。

誰か自分に大丈夫っていってくれって
見つめてくる顔は私も知ってる。

でもどんな医師だって
無責任に助けますなんて言えない。

ハッタリでもいいなら、
助ける方法があるなら、
わたしだって大丈夫ですよって言いたい。

 

でも言えない、もうやることがない。
今までしてきた治療で身体はボロボロだし、

もうなすすべがない時だってある。
やることなすことが身体に悪影響に
なってしまうこと状態だってある。

 

でも、帯津先生は方法を
他の先生よりほんの少しだけ多く持ってるんだろう。

身体に負担にならない、優しい方法を。

効くかどうかはわからない。
でもやってみることはできる。先生は真摯に向きあう。

 

だから先生を神様みたいにいう人がいるんだろう。
あの背中にはたーくさんの思いが乗っかってる。

重くなることもあるだろう
そんななかで
あの柔らかい感じを持ち続けられるのはすごい。

 

生きる希望は絶やさないけど、
その一方でいつも死を自分の24時に決めて過ごす覚悟ってすごい。

すごい人に出会えたもんだ。
本当にあの先生のもとで働ける時間を大切に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?