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感情系脳番地は人柄を決定付ける役割がある


脳トレなどはそれをこなせば
劇的に脳が良くなると誤解されるようなものがある。
でもこれだけやれば、脳がよくなるというものはない。
脳を鍛える方法は1つではなく、
それぞれの脳に合わせたやり方があるということだ。
 
 
脳番地は
1、思考系脳番地:人が何かを考えるときに深く関係する
2、感情系脳番地:喜怒哀楽などの感情を表現するのに関与する
3、伝達系脳番地:コミュニケーションを通じて意思疎通を行う
、理解系脳番地:与えられた情報を理解し、将来に役立てる
5、運動系脳番地:からだを動かすこと全般に関係する
6、聴覚系脳番地:耳で聞いたことを脳に集積させる
7、視覚系脳番地:目で見たことを脳に集積させる
8、記憶系脳番地:情報を蓄積させ、その情報を使いこなす


に分けられる。
これらの脳番地が互いにネットワークでつながれ、
そのネットワークが年々成長していくということがわかっている。
 
この8つの脳番地の中でも、
思考系と感情系は他の脳番地に最も大きな影響を与える。
 
特に感情系脳番地は
脳の「前頭葉」に位置し「海馬」を含めた記憶系脳番地のすぐ前にある
ことから、
その人の人柄を決定付ける重要な役割を担っている。
 
前頭葉は目的や意思に基づいて指示を出す部分なので
感情系脳番地をうまく使いこなすせば
深く考えたり、
自分にとって必要ないと判断した情報を
シャットアウトすることができる。
  
海馬は人間の記憶に深く関わっているため、
喜怒哀楽の感情をあわらにすると
記憶にダイレクトに影響する。

「映画を見て深く感動した」などの
感情を大きく揺さぶられた出来事は
記憶に残りやすい。
 
感情系脳番地は思考系脳番地をもコントロールし
考えようとする行動を抑制する
ほどの影響力があることから
非常に繊細な脳番地であると言える。
 
 
感情系以外の脳番地では
思考・伝達・運動系の脳番地は前頭葉の周辺にあり
「〜したい」という自発的な考えや行動を促す脳番地。
 
脳の比較的後方に位置する
理解・聴覚・視覚・記憶系脳番地は
自発的な考えや行動を起こすための情報をインプットする
脳番地である。
 
自発的な人間になるか、受身的な人間になるかは
脳番地の使い方次第である。
  

よりお勉強

 

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感情系脳番地を鍛えることで
その人となりが決定つけられるらしい。

でも、感情系だけが大切なんじゃないというところが
ポイントなのである。


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