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一流選手の氣に触れる②

おまえ曼荼羅アーティストって言いながら活動してるのか!?って突っ込まれそうな今日この頃ですが(笑)
ハッキリ言います。してません!(笑)
3月に再開します!

先日、札幌へスキージャンプ男子ワールドカップの観戦へ行ってきました♪
昨年旦那がコロナになり断念し、今年はリベンジ!

いつもテレビでしか観ていない世界トップクラスの選手たちがほぼフルメンバー集結し、美しいジャンプもたくさん見られてもう感激の一言でした。


そしてもう1つの感激は、51歳の葛西紀明さんがワールドカップ出場570試合の快挙、しかもワールドカップポイントまで獲得するという超人的な偉業を成し遂げる瞬間を目の当たりにできたこと。一流とかのレベルではなく、もはや伝説の中の伝説です!

報道陣はずっと葛西さんを取り囲んでおり、海外トップクラスの選手やコーチたちも葛西さんと記念撮影をして大喜びしており、どれだけ世界からリスペクトされているのか肌で感じました。それくらい、長く続けていくことが難しい競技であることを一流選手たちが知っているからこそのリスペクトなんだなと思います。

今、総合ナンバーワンを走っており、優勝回数も表彰台の回数も葛西さんより多いオーストリアのクラフトが

「一番尊敬する選手はノリアキ・カサイ」

と言うくらいなので相当かと思います。そのクラフトのジャンプは精密機械か!!ってくらい美しくて叫ばずにはいられませんでした…彼もスーパーヒーローです。

葛西さん以外の日本の選手たちも小林陵侑くんは安定の2戦連続表彰台、まだ若手の二階堂蓮くんも2戦目7位、ベテランの小林潤志郎さんも1戦目10位と健闘していました!

ビッグジャンプを喜ぶ小林潤志郎選手


そして、個人的に非常に推しの中村直幹くんが腰痛で出場できなくなったのはとても残念でしたが…その繰り上げで呼ばれた内藤智文さんが山形から札幌までフェリーと自家用車で駆け付け

「地を這ってでも出る。ワールドカップとはそういう大会」

と断言する姿に、改めて選手たちがどれだけ命を懸けてワールドカップ出場を夢見ているか実感し、感銘を受けました。
その気持ちだけでも一流です。

日本では小林陵侑くん、高梨沙羅ちゃん、伊藤有希ちゃんがそのワールドカップで総合トップ10以内で長年戦っており、マスコミの印象操作で
「陵侑、沙羅、表彰台逃す!」「今季未勝利」
など、優勝できないことが悪みたいな風潮を刷り込まれがちですが、ワールドカップにコンスタントに出場し、コンスタントにポイントを取っている選手たちをもっと評価してほしいと切実に思います。毎年毎年ルール改正があり、その改正に翻弄されて不振に陥る選手も多くいる中で世界を舞台に戦い続けられるって本当に素晴らしいことです。

そして、選手としてモチベーション・フィジカル、メンタルを維持していくことが難しいのはもちろんですが、政治的な問題や深刻な雪不足の中で健全に運営を続けていくことも非常に難しい。その中で素晴らしい大会を実現してくださり、また海外の一流選手たちが極東の日本まではるばる来てくれ日本を楽しむ様子を見て本当に来てくれてありがとう!という気持ちでいっぱいでした。

とにかく私にたくさんのエネルギーと幸せをくれたスキージャンプワールドカップ、本当にありがとう!!

そして、もっと写真うまくなりたい。。。

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