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競争とはいかに


プロラグビープレーヤーの鈴木彩香です。

12月も下旬、こちらはそこまで寒くない日が続いています

きっと熊谷でプレーしているチームメイトは、外での練習ふるえてるんだろうな


基本、家の中は暖かいのでティシャツで過ごせる環境でぬくぬく過ごしてます

これから寒くなるのが、本当に恐ろしいっ…


さて、前回の話しでは試合に出場したその後に体感したチーム内競争についてふれていきます


前回もお話ししたとおり、試合の評価はそこまで悪くありませんでした

ですが、結論から言うと次の試合に選ばれなかった

しくじり先生みたいな授業するとしたら、みんなに叫びたい!!


その瞬間を100%の出力で駆け抜けろ



これに尽きる


決して練習で全力を出さなかったわけではありません

ただ、チームのセレクション日に私のエネルギーが低かった

「彩香はハンドリングもタックルも判断もいいけど昨日のセレクションのあの瞬間にもっと100%の力をだすべきだったんだ!

他の選手の方が高いモチベーションを持っているように感じたよ」

そうコーチから言われました



待って

エネルギーが低い、とか

もっと100%でのぞむべきだった、とか

今までの人生で言われたことない!!!!

どんなときでもその時の最善を尽くすことをモットーに生きてきたから

まさかイギリスで、それをより要求されることになるとは…開いた口が塞がらないとはこのことかと衝撃を受けました



その後、自分の部屋で放心状態

同じくイギリスでプレーしているさっちゃんに興奮冷めやまないまま電話したんだけどね笑

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いつもくだらない話に付き合ってくれてありがとう

ちなみに、翌週の試合で幸子はトライを取って、チームの中のMVPにも選ばれたんだよ

相変わらず、すごいやつだ




一晩たって冷静になったとき

よくよく考えたらセレクションの日に、エネルギーが低かったと思われる節が一つありました


思わず自分自身が受け身になってしまった理由



それは私自身が追い求めてきたガチンコの勝負をチームメイトから垣間みたからでした


圧倒的な身体能力を近くで感じたこと

そしてその力と力がお互いのプライドをかけてぶつかり合う


文字に起こすとすごくシンプルなんだね

自分のやるべき役割を当たり前にこなし

その中で自分自身のリミッターを外すのってなかなかできないこと

さらにリミッターを外した状態での勝負に対するこだわり、まさに勝負を楽しんでる様子


そして、その瞬間を体感して受け身になってしまった自分と、そのチームの中のエネルギーを感じとって私を試合メンバーから外したコーチ


なんてドラマチック!!


じゃなくて、笑


自分の追い求めてきた世界があるって素晴らしい

そして、追い求めてきた世界を体感した時にひるんだ自分にはめちゃくちゃ腹立つけど、


そんな自分も可愛がってあげようと思っています



これが今回チーム内競争を体感して改めて感じたことです

プライドがぶつかり合って、勝ち負けが決まった瞬間の悔しさを全力であらわにしたあの姿が忘れられない

人って、こんなふうに成長するんだね

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最近では、競争することに賛否両論あるけども、要はバランスなんじゃないかなと感じます


この記事を読んで何事にも全力でやることが大事だと感じたら、それも100%伝えきれていなくて


出力を出すところと抜くところのバランスが大事ですよ

と付け加えたいと思います

アスリートに限らず

頑張りすぎると怪我します

頑張って頑張って

でも結果がでないときは

抜くことも必要なんです

サボるわけじゃなくて

自分を労わる

可愛がる

イメージで!


出力をだすとき、

リミッターを外すときは

いつもじゃなくて

必要なときにしてあげてくださいね

私の経験上、若い頃に自分の持っている以上の出力を出そうと頑張りすぎたから、

いっぱい怪我をしたし

メンタルもズタボロになりました


本当に必要なシチュエーションで自分のもっているパワーを出そうと思ったら

そうじゃないときはある程度パワーを下げる

そのバランスが大事だなとつくづく感じています


私自身が修行の身なので、またみなさんにご報告しますね

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今回の記事、いかがでしたでしょうか?

感想やご意見、どんな記事について興味があるのか是非教えてください

写真はチームメイトからクリスマスジャンパーを借りた記念に!

それではみなさん

Merry Christmas♪


















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プロラグビー選手🏉 競技歴22年、代表歴は14 年。 現在はLondonのWASPS Ladies 所属、単身ラグビー留学をしています。