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灌漑(かんがい)手術


あまりに多忙な日々が続き
なかなかnoteのアップデートが
できないでいます


今日は少しだけ時間が取れたので
先月から遡り灌漑手術を受けた
事について書こうと思う


去年6月の野外フェス以来
右目の痙攣と涙が止まらず
(まつエクを長期間つけていた事が原因かも)

あまりにぼたぼたと
涙が片っぽから流れるので
意を決し2月中旬に
Kaiser Woodlang Hills内の
眼科にアポを取り相談してみた


その際、瞼の痙攣については
ほとんどの場合
不安やストレスからくるもので
外科的処置はできないと言われたが
涙目に関しては一度試してみる
価値がある施術があるので
やってみるか?
と言われ
説明を聞いても何をするのか
よく分からないまま藁にも
すがる思いでやってみると返答



ひと月後の3/14
再度院内の眼科に向かった

kaiser Woodland Hills Ophthalmology

ドクターが来る間担当のナースに
今日は具体的に何をするのかと聞いても
ナース自体もよく分かっていないようで
ちゃんと説明をしてくれない


この日、息子は花粉症か何かが原因で
ピンクアイで学校を休んでいた為
一緒に連れてきていた


息子は待合室で座って静かに
待っている分もなく
ナースにこちらで待機していて下さい
と言われた個室と待合室の間を
うろちょろとお絵かき道具を
持ちながらうろついている

そんな息子を横目に
登場したドクターに言われるまま
手術台に横になる


治療する箇所が目なだけに
緊張して待っていると

眼科医はいきなり太い注射器を取り出し
私の右眼球と下まぶたの間に
戸惑うことなく一気に突き差した


ショックすぎて声も出ない私‼️



一体その注射器は麻酔なのか何なのか
ドクターはただ黙々と刺し続けるだけで
説明は一切ない

悲鳴をあげるほどの痛みではなく
チクチクと粘膜の表面を
何度も刺しているような感じ


おそらくそれは
麻酔だったのかなと想像する


しばらくすると別の長くて太い針が
一気にグーッと鼻腔近くまで
入ったかと思うと
何やら水のようなものを一気に流し混み
それが鼻と喉に流れ込んできた

鼻と喉に液体が流れ込んできた?


とドクターは一言言い
私がはいと答えると


オッケーじゃあ次は左目行くね(英語)


と言い
また同じ工程を繰り返した


心の中で

片目だけちゃうんかいっ‼️


と突っ込む私


先ほどもnoticeしたが
うちの息子は何も知らず
お絵かき道具を持って
ウロウロと私の寝ている
手術台の周りをふらついている


ねーママ〜
これ見てー
この絵とこの絵
どっちがカッコいい?


などと自分が描いた絵を
私に見せようと体をツンツンしている


私は震える手を必死に隠し
平静を保ちながら


ちょっと今見れないから
後で見るね〜と息子に明るく声をかけ

痛い目を必死で耐えながら
意味の分からない液体で
タプタプになったまぶたを閉じる



するとドクターは


目を閉じないでー



と冷静に言い仕方なく私は
目を見開いた状態で
施術を受け続けた


私が痛いやら怖いと悲鳴を出したり
大きな声を上げたりすると
息子が怖がると思い
渾身の力で耐えた


なんとか手術が終わり
やっと眼科医が今回の施術の
説明をし始めた


今どうやら涙腺の詰まりを解消するために
涙が鼻腔から喉の方へ降りて行くように
穴を開け涙の通り道を作ったそうな

それを医学用語では
灌漑手術(Irrigation operation)
と言うらしい


施術が終わった後
自分の目を写メしてみると
一晩中泣きはらしたような
浮腫んだ目をしてはいるが
血が出ていたり瞼に傷は全く
少しほっとした

とにかく、とても
恐ろしい手術でした

これで涙が止まってくれたら
申し分ないのだけど


実は翌日もその翌日も
1週間たっても2週間たっても
相変わらず涙は右目から
ポタポタと流れ落ちる



一体全体右目に何が起こっているのだろう


また怖い手術を受けなければ
ならないかもと思うと
怖くてまだあれから1度も
眼科医に相談はしていない


ただこのまま放っておく
わけにはいかないので
何かしらの対処をしなければ
ならないとは思っている


これについてはまた
進展があり次第noteで報告して
行こうと思う


今日は灌漑手術についてのご報告でした


夢はエッセイ本を出すこと。サポートして頂きましたらエッセイの創作費に充てさせて頂きます。ご協力よろしくお願いします!