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アスリートの経験は「糧」となるのか「枷」となるのか

久しぶりのnoteです!

最近はアスリートのキャリア支援をやっているのですが、昔から思うことがあります。
それはタイトル通り、アスリートの経験は「糧」となるのか「枷」となるのかということです。

アスリートの経験ってめちゃくちゃ貴重だと思うんですよね。
皆さんは国立競技場のロッカールームに入ったことありますか?
じゃあ真剣勝負中に全身鳥肌が立って動きがスローモーションになった瞬間は?
いま絶対日本で一番幸せものだって確信したことは?(#エビデンスはないけど、、、)
道ゆく人に1万円ずつ配りたくなるほど気分がいい帰り道を歩んだことは?
世界が白黒に見えるほど絶望したことは?

私自身はこういった経験をサッカーしてたときにしたことがあって、今でも思い出すだけで手に汗をかいてしまい、心臓の鼓動がきこえます(#ドキドキ…!)。

この経験は間違いなく人生の糧になるはず。だって頑張ったあとには最高の達成感があることを知っているし、勝負の勝ち方だって学べるし、人とのコミュニケーション能力も身につくはず。
とか抽象的なことを書くと新卒のエントリーシートみたいですが、私は実際仕事する中で、「サッカーマガジン読んでたってうまくならないでしょ。だったらルールだけインプットしてあとはボール蹴ってみるのが一番効率的」とか、「やっぱお互い得意なことを理解して仕事進めた方がいいですね。だってFWにDFやらせると大変なことになりますしね」とか、物事を表面的に言葉だけで理解するのではなく、自分自身の経験に照らし合わせて深く理解できる場面がしばしばあるなぁと感じています(#アスリートに限った経験だけじゃないけど)。

でも一方で、アスリートの経験が「枷」になってしまっている人も少なくありません。

アスリート(体育会系)ってやっぱ学生時代は目立つんですよね。だいたいモテるのはサッカー部のエースとか、バスケ部のキャプテンとかだし、軟式テニス部の先輩は絶対かわいいし、とにかくスポーツ万能な人って学生時代主導権握りまくりなことが多いわけです。そうなるとちやほやされるのに慣れてしまったり、なんだか自分は特別な人間なんじゃないかと思ってしまうこともあるんですよね、多分、おそらく、メイビー。

ところが社会に出た瞬間、ルール無用のスーパーデスマッチがはじまるわけで、学校で一番のイケメンがそうでもないとかあるとか。同い年のイケメンよりも30代の仕事ができるお兄さまのほうがよっぽど魅力的だと気付いてしまう人もいるでしょう。

学生時代が終わった後もアスリートは競技を続けて、周りが仕事をしているのを横目で見て、焦りを感じて、自分はスポーツしかやってこなかったって嘆いて、自分で可能性狭めて、アスリートの経験が「枷」になってしまっていく人も少なくない。アスリート(体育会系)は目立ってちやほやされるのが平均点になっているので、社会に出て普通の扱いをされただけでもちょっとショックだったり、ましては他の人よりもできなかったりすると、学生時代から社会に出ると、ポジション変化の落差が大きくて、必要以上に劣等感を感じてしまうんだぁなと思います。

なにが言いたいかというと、同じ経験でも考え方や活かし方によって「糧」にもなるし、「枷」にもなり得るから枷になっちゃってる人は、いったんみんな落ち着いて!?!?ってことが言いたいんです。

すべては考え方や活かし方次第。
うちでは100均で売ってた干し野菜を作るための吊せるネットを靴下入れに使っているのと同じですね!(#ちょっと違う…??)

どうやって考えたり、活かしたりすればいいのかは、人によって違うので、一概には言えないけど、意外と自分一人では考え方の変換や活かし方がわからないと思うんで、誰かと話してみるといいですよっと。
ネクストキャリアを自分で選べると、意外と楽しいですよ!

では、あでぃおす!

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アスリート(元アスリート)のキャリア相談します!
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