【日記】2024.06 ④
日記です。blueskyアカウントに投稿していたものを一部書き直したり足したりしています。
0622土 正体
先日食べてみておいしかったざるラーメンを再度購入したいと思い、乾麺コーナーを探すも見つからない。メーカーも覚えていないのでネットで探すこともできない。自宅に残されていた調味油の小袋をみるとBEST PRICE by topvalu と書かれていた。そうか、お前だったのか。
0623日 P会議
アイマス好きの友人たちとリモートで会話する。このリモート会は数年前から不定期に行っており、過去資料を振り返ると当時のライブ予想やゲーム所感やアイドル語りが繰り広げられていて面白い。人の話を聞く、自分が語りたいことを語る、楽しい。リモート後、明らかに気分が晴れていろいろなことが楽しめるようになったので、こういうものが不足していたんだなとかみしめる。
0624月 よい、よい、よい
眠れなかったのでプロジェクト・ヘイル・メアリーを読了。いいSFだった。はっきり映像が浮かぶタイプの小説で、映画っぽいなと思いながら読み進めた。自分が読んできたSFの中では明るくカラッとしていて、ロマン!人情!探究!みたいな痛快さがあった。ときおり科学的なツッコミどころが頭に浮かぶものの作中でも言及があり見透かされてるな……と思った。主人公がスーパーサイエンティストすぎるのがいちばんファンタジーかも。
あらすじや感想文から伺える情報だとありきたりに感じられるかもしれないけれど、読み始めると本文を追いかける楽しさがあり、キャラクターにも愛着が湧く作品。
そういうわけで寝不足だったので夕方くらいに眠気のピークがきてつらかった。夜になって布団に横になると、あ、落ちるという気配がやってきて一瞬でシャットダウンした。
0625火 ざく、がぶ
バルーンを処分するためにカッターで穴を開ける作業をした。クマ型バルーンに刃を立てる際、うっかり首元を裂いてしまい気まずかった。
夜、寝ぼけた子どもに力いっぱい噛みつかれてしまい、傷がスリップダメージのようにじわじわ響いた。無意識に加害し、加害される日。
0626水 余白
服を捨て、布を捨て、空気清浄機を捨てる。この空気清浄機は、新卒で就職した際に会社指定の銀行で口座開設したところ、新規開設キャンペーンで当選したものだった。当時は引越ししたばかりだったのでそれなりに重宝した。ここ数年はまったく使うことなく部屋のすみに置きっぱなしになっていたので、思い切って捨てた。不用品がなくなった部屋は広く、もの寂しさと清々しさがある。自分の性格的にミニマリストには絶対なれないけれど、なにもない余白の気持ちよさには少しだけ憧れる。
0626木 邪魔者
夜から明け方にかけて枕元でSwitch(今は、魔法使いの夜)をプレイする。明け方にゲームする時間、カーテンからこぼれる青い光がだんだん眩しくなってきて、けれども邪魔でもなくてなかなかいいものなのだけど、暗転でディスプレイに自分の顔が反射するのにはげんなりする。そこに居ないでくれ。
惣菜を買ってきてもらった。鶏肉のカレークリーム煮と説明された料理がどう頑張ってもチキンカレーの舌ざわりなので、クリーム煮として向きあうことを諦めてカレーとして食べた。美味しかった。
0628金 ルックバック(視聴編)
ルックバック公開初日。最寄りの映画館の一番早い枠で観る。漫画から映画になることで生じるであろう違和感や引っかかりがほとんどなく、この世界はこうなんだな、と自然に入っていた(すごいことだ)。
京本の山形弁演技うますぎ!もともと東北の人なのかと思って観てたらエンドロールに方言指導の方がいたし、後で調べたら東京出身の女優さんだった。演技をするということ、それをディレクションすることってすごい。藤野の演技も好きだった。
藤野と京本が初めて会った日の帰り道は雨だし、賞に投稿した漫画の審査結果を確認する日は大雪。一般的な天気のポジ/ネガさと心情がリンクしていないんだな、現実だからかな。美大で藤野が京本を助けるフィクションのシーンは快晴で、道路の雪が溶けてびしゃびしゃになっていて、でも青空が清々しい。フィクションだからかな。
観終えて、ぜんぜん食べる隙がなく大量に余ってしまったポップコーンを抱えてふらふら売店へ向かい、ふらふらサウンドトラックのCDを購入した。カーステレオで再生しながら残りのポップコーンを車内で食べた。
小4のとき購買部に売っている小さいノートにひたすら4コマを描いていたこと、高3のとき進路を芸術工学部にするか一般的な理系学部にするか迷って描くことに真剣に向きあうのがつらくて怖くて後者にしたことを思い返した。未練があることを確認する作業だ。
午後はポケモンカードの対戦に誘っていただいたので、前日に即席で作ったデッキを持って遊びに行った。対人戦は楽しい。三戦して全負けだった。デッキの構成が悪いのか、カード運びが悪いのか……うまくいかないとなぜうまくいかないのかが見えてきて面白い。相手の洗練された戦術を見せてもらえるのも面白い。テンションが上がる。自分のデッキ作りと対戦の練度が足りないな、強くなりたい。
対戦で勝ちたい気持ちよりも、おもしろデッキでおもしろい動きをして対戦相手の意表を突きたいという気持ちがある。ただ、それをやるにしても自分の経験値とか前提の考え方とかの基礎力が不足している。研鑽あるのみ。
くまみねさんのデッキスリーブを使ってみた。とてもうきうきするのでこれはいいな。カードを入れて準備する作業も楽しいし、対戦中もなんだか楽しい。おすすめです。
0629土 賭け
キーケースを新調する。持ち歩いている鍵は二種類で、自宅と車。どちらもスマートキーなのでそこそこかさばる。ネットで見つけた三角形のポーチが好みだったけれど二個入るかどうか微妙なところ。寸法をみてシミュレーションしても微妙に入らない寄り。まあいいか、かわいいから……と後先考えず注文し、いざ入れてみるとやはりすんなりと二個は入らない。知恵の輪を解くようにあれこれ試してみたところ、特定の向きで収納するとギリギリ入る。賭けに勝った。
0630日 塀までひとっとび
6月の終わり。この日記もなんとなく1ヶ月続いたらしい。あまりプレッシャーをかけずに今後も軽率に書いていきたい。
娘の髪を切りすぎてしまい、やるせなくなり親にLINEで共有したところ、「かわいい、木村カエラちゃんみたい」と返ってきたので孫の力はすごい。なんでもポジティブに返ってくるぞ。
木村カエラといえばサディスティック・ミカ・バンドでボーカルをやっていた時のアルバム、『NARKISSOS』が好きだった。10年以上前のアルバムだけど今聴いてもかっこいい。そもそも『黒船』が50年前のアルバムだけどめちゃくちゃかっこいい。というか50年て。すごすぎるぞ。未来に生きている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?