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【日記】2022.02.25 ファッション鉄棘

 通勤経路の道沿いに刑務所がある。

 民家よりも少し高めの塀が長々と続き、その上に15センチほどの金属製の棘が等間隔で設置されているので、初めて通りかかったときは刑務所みたいな施設だなーと思った。後日Googleマップで調べたら本当に刑務所だった。

 そんな刑務所の塀も今冬の寒波で大雪を被り、塀の棘が埋まって見えなくなる日もあった。積雪していればなんのことはない建造物に見える。こういう日に通りかかったら刑務所だと気付けなかっただろうなと思うとちょっと不思議。

 塀の棘、あまりやる気がないのか経年劣化で折れかかっている箇所もふたつみっつあり、「やる」ならここだな……と思わずにはいられない。管理体制に苦言を呈したいわけではなく、脱獄対策が形骸化していることがただただ面白い。

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