3回就活してスタートアップベンチャーに入った女子のお話
(※2022年9月1日より、社名がPOLからLabBaseに変更となりました。
記事内で旧名の記載が残っている箇所がありますがご了承ください。)
POL新卒ノート第9弾!
株式会社POLに2019年4月1日に入社した高橋あや(あだ名:あやぱん)です!LabBase事業部のカスタマーサクセスチームで働いています。
※より詳細な自己紹介は最下部にあります。
私がこの記事で伝えたいことはただ一つです!
成長「環境」じゃなくて成長「マインドセット」!!
です。どういうことなのか、私の就活経験を通してお話します。
第1回目の就活〜とりあえずコンサル〜
私は真面目なので、大学3年生の夏頃から18卒就活をコツコツと始めていました。やりたいこと無し!なりたい自分無し!行きたい会社無し!の私は会社選びに苦戦していました。そんな私は当時インターンをしていたITコンサルの代表にこんな相談をしました。
私「私そろそろ就活をするんですけど、どこがいいと思いますか〜??」
代表「何かやりたいこととかあるの?」
私「無いです!😆」
代表「じゃあこんな人になりたいとかはー?」
私「無いです!😆」
代表「なるほど、そしたらコンサルがいいと思うよ!ひとまずスキルをつけておいて、やりたいことができた時の選択肢の幅を広げておくのがいいんじゃないかな。できることが増えると、やりたいことが出てくるのも一つだしね。」
私「わー!ありがとうございます!!じゃあ私コンサルにします!!😆✨」
という訳で安直な私の就活は、「コンサル インターン おすすめ」とググって出てきたコンサル会社を上からバーっとエントリーするところから始まりましたw
しかし…色々頑張ってはみたものの、結果的に20社全落ちしてしまいました。。😭えーん
それもそのはず、志望動機はテキトーだったし自己分析もしていなかったのでお話にならないレベルだったからです。
当たり前の結果ではありましたが、すごくすごく落ち込みました。。大学3年後期の授業に行く気が起きず1〜2ヶ月くらい家に引きこもるくらい絶望しました。。世界の終わりでした。。
そこでもう一度「私は何をしたいのだろう?」を考えることにしました。
出てきた答えは…東南アジアにインターンしに行く!!!でした。(゚∀゚)
なぜか?
それは、中学時代にタイに住んでいた時からずっと「東南アジアの課題解決をしたい」という気持ちがあったからです。なので思考回路としては、
「私は何をしたいのだろう?」→「そういえば東南アジアの課題解決がしたかったんだ!」→「国連、JICA、NPO/NGOのどこかに行こう!」→「よし!新卒の応募しよう!」→「あれ?エントリーシートに書くこと無いな?!」→「じゃあ現地に行って経験積んでこよう!」→「大学を休学して東南アジアにいこう!」となりました。w
就活休憩〜経験作りのためのフィリピンインターン〜
という事で私は当時激アツだった、ソーシャルビジネス分野(社会問題の解決を目的としたビジネス)でのインターンをする事にしました。
大学の先輩がフィリピンのマニラに創設した、貧困層への雇用の創出を目的とした飲食店でのインターンでした。従業員が全員貧困層だったので、「彼らに対して何かしたい!!教育とかマネジメントとか!!」と意気込んでいたのですが現実は甘くなく、とっても辛いインターンとなりました。原因は、従業員の役に立つほど自分に実力がなかったこと、自分の生活で精一杯だったこと、無給なので生活費がギリギリだったこと、マニラの治安が悪かったこと、従業員から貧困時の話を聞いて気持ちが滅入ったことなど色々でした。😞💧
結論、私はまだこの課題に向き合うほどの気持ちの余裕がないという事に気がつき、新卒で国際協力機関に就職するという選択肢を外しました。(でもいつかその時が来たら絶対にやりたいと思っています。)
一度民間企業へ就職して実力をつけて自分を幸せにしよう!と決意し帰国しました。✈️🇯🇵
第2回目の就活〜THE・一般的な就活〜
大学4年の10月にフィリピンから帰国し、再度まっさらな状態から19卒就活をはじめました。流石に第1回目のようにテキトーにはやらないぞ!と思っていたので、しっかり自己分析(自分史・モチベーショングラフ)→他己分析→合同説明会→個別説明会→インターン→OBOG訪問→面談→選考→内定!というめちゃくちゃ王道な就活をやりました。
この時の頭で考え尽くした結果が、
やりたい事=自分の人生を愛せる人がいっぱい溢れる世の中にしたい!💖
なりたい自分=産後で時短になっても価値を発揮できる自立した女性!👱♀️
でした。なので、なりたい自分に近づくためには個の力を高められる無形商材を売る業界にしよう!と思い、中でも人の人生の分岐点に関われる人材業界がいいな!と業界を絞り、ある人材会社を第一志望に決めました。20名ほどのOBOG訪問を経て、選考にも進み内定を頂きました。念願だったのでとても嬉しくて内定と言われた電話は大号泣でした。
内定先で活躍するための準備〜POLとの出会い〜
※左から二番目が森本千賀子さん
せっかく第一志望へ入社するのであれば、新人賞で1位を取りたい!!と思っていたので、入社するまでに同期よりバチボコにスキル高めよー!!!と考えていました。特に思考力を高められる半年間を過ごそうと思いインターンをたくさんしました。もともとやっていたITベンチャーのインターンで業務コンサルプロジェクトをやってみたり、知り合いの会社の人事部で採用業務をやらせてもらったりしました。
そんな中の一つとして、森本千賀子さん(POLに投資してくださっている株式会社morichの代表の方)に紹介してもらったのがPOLでした。
POLは本当に素敵でした。みんな優秀で熱くて良い人ばかりで、事業も伸びていて、組織もどんどん大きくなっていて、やりたいといえば任せてもらえるし、何よりもなりたい自分に近づけるスピードが早そうだな!と感じれていて、ここでインターンをしているときはとても幸せでした。いつからか、就職して「2〜3年働いたら戻ってきたいな」と思っている自分がいました。
そしてその気持ちが強まり無視できない大きさになってしまったのが3月上旬に参加したPOL合宿👪でした。合宿では、偶然にも、動物園*1に行くか?ジャングル*2に行くか?というテーマで議論をする機会があり、私が就職する予定の企業は動物園寄りであり、POLは明らかにジャングルだったので、「自分のキャリアの選択は本当にそれで良いのか?」に向き合う事になりました。
*1動物園:目標がないまたは低い/できることをやっている/比較的簡単なことをやっている/全力を出さなくてもやっていける/誰かがやるべきことを教えてくれる
*2ジャングル:高い目標を目指している/できないことをやっている/難しいことをやっている/常に120%頑張る必要がある/何かを自ら学びに行く必要がある
さらに、「動物園に行くと牙を抜かれる人も多くいる。」というPOLメンバーの言葉が心にぐさっと刺さりました。私は動物園へ行って、牙を抜かれない自信があるだろうか?と考えました。
そして悩んだ末、なりたい姿に近づけるスピードがより速まる環境に入りたい!🏃♀️💨と思い、3月中旬に、内定先を辞退させていただき、3回目の就活をする事にしました。
第3回目の就活〜「成長環境」とは?〜
辞退した私は、なりたい自分に近づくための「成長環境」を求めてもう一度3月中旬から19卒就活する事にしました。第3回目就活の選択肢はPOLのみでしたが、成長環境という観点からPOLに絞る必要もないと考え他の企業も増やしました。
そこで再度私を悩みの渦に突き落としたのが
「自分にとっての成長環境とは?」という問いでした。
POLのメンバーや人材紹介の先輩方、ゼミの友人や親友など色々な方に相談しました。
私にとっての成長環境って?
大きな裁量を与えてくれるところ?フラットで風通しの良い社風が?フィードバックをたくさんしてくれる先輩がいる?チャレンジングな制度が揃っている?刺激をくれる仲間がいる?自分と異なる強みを持つ人がいる?事業が成長している?…
答えが見つからない日々のなか、POLの執行役員でありLabBase事業責任者でもある松崎太河との面談で考え方が変わりました。
私「自分にとっての成長環境がわからなくて悩んでいます。😭」
松崎「うんうん。」
私「成長環境って言ってもたくさんの切り口がありすぎて、どれも良さそうで、わからなくなりました。太河さん、いっぱい切り口を教えてください!!😥」
松崎「アヤパンの思う、成長ってなんだと思う?」
私「うーん。。できないことができるようになることですかね・・・?」
松崎(突然三角形を書き始める。)
松崎「成果とは氷山の一角で、その成果を大きくする為には、氷山の下にある、意識、ふるまい、能力を大きくする必要がある。POLにおける成長とは、一番根底にある意識・想い・人生哲学(マインド)を大きくしていくことで、ふるまい・能力・成果を大きくしていくことを成長と呼んでいるよ。*3」
*3『成長マインドセットー心のブレーキの外し方ー』著者:吉田行宏クロスメディア・パブリッシング
私「・・・。(沈黙)」
私「・・・。(沈黙)」
私「・・・。(沈黙)」
馬鹿すぎる私は、ここで思考が停止しました。成長環境の話どこ行っちゃったんだろう??アイスバーグ(三角形のやつ)は成長環境になんの繋がりがあるんだろう・・・??🔼
なぜ思考が停止してしまったのか・・・ものすごく考えました。
そして、3日間くらい考えてはっ!と気がつきました。
成長「環境」じゃなくて成長「マインドセット」だ!!!!
つまり、私は成長「環境」にばかり目がいっていたのです。👀自分が成長できる環境はどこだ?としか考えておらず、アイスバーグで言うと、ふるまい・能力・成果の部分です。
しかし、松崎が言っていたのは、POLはそこではなく根底にある意識・想い・人生哲学(マインド)を大きくする組織だということでした。
私はそこで、マインドさえしっかりしていれば、どんな環境でも成長するのではないか!!と気がつきました。
そこからの決断は速かったです。マインドが高められて、大好きな仲間たちと一緒に、組織やお客様のために全力を注げるところって。。
・・・POLしかないじゃん!!!!!
ということで他の選択肢を全部無しにして、3月24日にPOLへの入社を決意しました。
そんなこんなで、入社後も、毎日マインド高い熱い仲間たちと働くことができて本当に幸せで、この決断ができたことを誇りに思いながら、頑張っています!
こんな私ですが、よろしくお願いいたします!
おまけの自己紹介
千葉県の市川市という神アクセス(市川駅から東京駅までJR総武快速線で18分なのはマジです。)な土地に生まれためちゃくちゃ大人しい女の子。👧
地元の小学校に進学するも、小5の終わりに父親から突然「タイへ転校するぞ!」と言われ小6からタイへ移住。🇹🇭バンコク日本人学校へ転校。(辛すぎてマジ泣き。)
そのままバンコク日本人学校中学校に通う。たくさんの大好きなお友達と「いつか東南アジアに帰りたい!」という想いを持ち帰り帰国。🇯🇵
地元の女子校へ進学。女子校では友達を作らず、早稲田大学の政治経済学部を目指して高1から3年間みっちり東進ハイスクールに通う。(イキってた。)
第一志望合格は叶わず第二志望の明治大学政治経済学部へ進学。大学入学してすぐに、「母校に恩返ししたい」という想いで東進ハイスクールのチューターを3年間行う。(生徒へ無償の愛を注いだ毎日で幸せだった)。
大学3年から、東南アジアが大好きな人が集まるゼミに入り、ひたすら東南アジアを研究。その流れでフィリピンのマニラで半年間ソーシャルビジネス系のインターン実施。(クソほど辛かった。)
その他にも、知人の紹介でITベンチャー立ち上げのお手伝いで業務コンサルプロジェクトを一人でまわしたり、議員インターンシップで議員さんの雑務を行ったり(政治学科なので一応やりましたが、あまり記憶は残ってないです。)、肉バルのアルバイトでホールをしたり(めっちゃ下手くそで「もっと先を見て行動しろ!」とか「じゃま!!」とか毎回何かしらで怒られてた。)しました。
ちなみに・・・
株式会社POLとは、理系学生特化型のダイレクトリクルーティングサービス『LabBase』を提供しているスタートアップベンチャーのこと。(POLについてはこちら!→https://www.wantedly.com/companies/pol#_=_)
カスタマーサクセスチームとは、クライアントの採用成功をブチ上げるための様々なサポートや施策を行なっている部署です。
株式会社POL 高橋あや
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