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Dmcをトロコンまでプレイしたけど、ダンテもバージルもすごく魅力的だった。

こんにちは!皆さんゲームやってますか!

世間じゃPS5が流行っているようですが、相変わらず綾鷹はPS3で遊んでます。昔やりたかったけど出来なかったゲームがこのハードには多いのでついつい買ってしまうんですよね。

ソフトが安く手に入るので気軽に買えるってのもある。

そんな訳で、タイトル通り今回はDmc-Devil May Cry-をプレイしたんですがこれがま~~~~~面白いのなんのって!アクションゲームとして歴代のデビルメイクライシリーズをプレイしていて「ここいまいちだな…?」って思ってた点が今作でほぼほぼ解消されてたと言ってもいい。


まあその辺は上のツイートでもたくさん書いたと思うので今回はそれ以外の部分について語っていきたいと思います。


Dmcってどんなゲーム?

それまでのシリーズ同様、主人公ダンテが悪魔を相手に軽口を叩きながらスタイリッシュにボコボコにしていくアクションゲーム。まあこの辺はいつも通り。

大きく変わった点は世界観とキャライメージ、この二点だと思います。

主に舞台となるのはリンボと呼ばれる現実と魔界の中間に位置する世界。

Dmcの世界では悪魔が普通に人間世界に潜んでおり、ダンテを見つけると問答無用でこのリンボに引きずり込んできます。ダンテの都合なんておかまいなし!

その時の演出が街全体がぐちゃぐちゃに変形して歪なデザインに仕上がる演出になってて思わず足を止めて見入ってしまうレベル。初見のダンテはだいたいステージの変化についていけなくてそのまま落下死します。

ギラギラした彩度の高いビジュアルとド派手な演出で構成されたリンボの世界が見てて本当に飽きない。現実世界は灰色を基調としたモノクロで暗いイメージのある世界になってるので対比がすごい。マジでフォトモード映えすると思う。今からでも実装して!もう一周するから。


極めつけは中盤で訪れるクラブのステージ。

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現実世界ではこんな感じだったのが

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リンボだとこうなります。いや振れ幅!!!!!

このステージはクラブなだけあってBGMもめちゃくちゃノリノリで綾鷹は一番好きです。この空間で雑魚をボコボコにしてる時はトリップできるくらいハイになれる。

…とまあそんな世界観が過去作との大きな違いになります。


もう一つ挙げられるのが上にも書きましたが、主要キャラのキャライメージです。もはや名前だけ同一の別人に近い。


ダンテ

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ダンテはそれまでの銀髪とは打って変わって黒髪短髪に、また設定が「天使と悪魔のハーフ」に変更されてます。トレーラーハウスに気ままに女性を連れ込んで(2人も!!!!)楽しむ羨ましい生活をしている彼。若さもあってかとにかくやんちゃ指数が高い。



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やんちゃだから来訪してきた女性にも全裸で応対するし、



やんちゃだから吹っ飛んでくるトレーラーの中で着替えも済ませちゃう。



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やんちゃだから過去作のダンテを皮肉るような事も言っちゃう。



愛剣をリベリオンちゃんと呼び、ヘラヘラ笑いながら洋ゲーチックなグロめの悪魔をなぎ倒していく。とにかくノリが軽い。

Dmc -Devil May Cry- というゲームはこのダンテというキャラが受け入れられるかで評価が変わると思います。

…とまあ、ここまで読んだ段階だと、「なるほど、ダンテというキャラの癖が強いから人を選ぶゲームなのね」って思うじゃないですか?

思うじゃないですか??????





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仲間を見捨てないダンテめっちゃ良い奴…!!!

色々あって敵に捕まってしまった仲間を助けるか否かで揉めるシーン。仲間と関わりが深い兄のバージルは損切りの為に見捨てるつもりだったのに、まだ知り合って間もないはずのダンテは断固として助けに行くつもりでいます。

粗暴な口調とは裏腹に根は素直で仲間想いなギャップがこのシーンで浮き彫りになります。完全に捨て猫ヤンキーの理論。

そもそもDmc自体ダンテのバックボーンをあまり詳しく語っていないからダンテがどんな人物なのかが作中ではなかなか伝わらず、プレイヤーもダンテと一緒にストーリーを進めていく内に「あれ…?何かこのダンテ、結構良いキャラじゃん…!」ってだんだん人となりが分かってくる流れが出来てる。

そして結局このシーンはバージルがあっさり折れて助ける流れに。バージルはバージルで弟が好きすぎる…!


まだあります。ダンテ、煽りスキルがめっちゃ高い。

このゲームのボスはどいつもこいつも醜悪なビジュアルをした奴ばかりなんだけど、そいつらを毎度毎度ダンテが良い顔でゴリゴリに煽るので見てて爽快。しかもちゃんと相手に合わせた煽り方をしてる!ワードセンスもノリも良過ぎか!

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微妙にカタカナを混ぜてるのがまた煽りっぽいネ…!

そんなやんちゃさと仲間思いのギャップが同居した過激な若者らしさが今作のダンテの魅力を形成しているといっても過言ではないです。


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真剣なダンテ、とにかく顔が良い…!!!




バージル

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本家シリーズの冷徹なイメージはどこへやら、出会って早々ダンテにかなり友好度高めな胡散臭い兄さんになってます。

そもそも今作、ダンテとバージルの兄弟仲がすごく良いんですよ。

本家デビルメイクライでは出会った瞬間殺し合いが始まるくらいには一触即発な関係だったんですが、Dmc世界ではストーリー中に二人で共闘して戦っていく場面が結構な頻度であります。

片方のピンチを救った後に手を取って助け起こすシーンや宿敵を倒した後、二人でニコニコしながら喜びを分かち合うシーン。

この時ダンテも恐る恐る手を伸ばしてて、生き別れでお互い距離のあった兄弟間の絆が少しずつ深まるのを感じてすごくエモいシーンでした。もしアニメだったらこの辺でダンテとバージルのファンアートが量産されてツイッターでトレンドになるレベル。ダン×バーが正義。

途中、宿敵の愛人を腹の子ごとライフルで狙撃して殺すっていう、本家バージルでもドン引きしそうな事をやらかしてますが、些細なことでしょう。




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と思ったらやっぱりこれだよ!!!!!!!!

宿敵を倒しようやく一件落着かと思いきや、唐突に本家の関係性を思い出したのか急にバージルが本性を現し始めます。

ダンテもダンテで急にオラつき始めます。「殺すぞ…」なんて悪魔相手にも言わなかったのに…!

そしてそのまま戦闘になり、順当にダンテが勝利し本編はエンディングなのですが、バージルのその後のストーリーがDLCとして収録されてます。

タイトルは「バージル ダウンフォール(堕落)」

嫌な予感しかしねえ!!!!!!!!


死後?のバージルを操作して地獄のような世界を進みながら、時々アメコミ風のムービーでボロカスに罵られながら徐々に歪んでいくバージル。

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唐突にお前も台詞にカタカナを混ぜるな!あと言い回しなんとかしろ!!!!


弟に対する劣等感があることや「人類を支配したい」という妙に小物っぽい野望、独学でハッキングの知識を勉強してたり何か普通にライフルを扱えてたりと本家バージルが知ったら卒倒しそうな設定が山盛りな今作のバージルですが、そんな彼の人間臭さが今までのバージルにない魅力を形成していたような気もします。

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戦闘中の謎翻訳といいネタが尽きないバージル。綾鷹は好きです。



そんな魅力的な兄弟を操作して気持ちよくなれるアクションゲーム、Dmcは本当にオススメなゲームです。今ならなんと300円くらいで買えますし。

日本語収録された海外版でよければPS4でもパッケージ版が販売してるみたいなのでこれを機にプレイしてはどうでしょうか?

それでは!!!!

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