あなたがいなかったあの日に。

あなたと初めて会ったのは、12月。
寒い日でした。
私は友人とあなたに会いに行きました。
初めて会った時、友人が私の紹介をしてくれてちょっと話しながらご飯を食べて。

いつのまにか、あなたが私の街に来る時は私は会いに行ってました。
会うたびに仕事に対する姿勢に憧れて、話し上手で、そんなあなたに惹かれていきました。

少しでも会いたくて、遠くても会いに行きました。

私の呼び方が変わって、私を見つけたら手を振ってくれて、笑ってくれて。
インスタも、ストーリーは毎回見てくれて。


でも、でもね。
もう辛くて。
沢山会いに行っても、みんなにも同じ様にしてるんだって思われてることが。
あなたがいるから、あなたに会いたくて行ってるんだよ。
でも伝わってなかったみたい。
私はあなたからしたら、お客さんのひとり。

私が勝手に始めた恋は、ただ花が咲くことも無く、誰に祝福されることもなく、1人で終わろうと思う。
あなたに会うまでの私に戻るだけ。

私から会いには、もう行かない。
いつかまた会う日まで、さよなら。

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