人々が無理をしなければ回らない社会

コロナのニュースを見ていて思うこと。それは、改めて日本は、人々に無理を強いる社会だなぁということ。国民に無理を強いて、強いて、強いて社会を回しているんだなぁということ。こどもも大人も、「一般の国民」がストレスなく過ごすと、経済が回らなくなってしまうんだなぁということ。

一般の市民が満員電車に乗り、自分や家族との時間を削って一生懸命働いて。もらえる給料は毎月大体数十万円。その中から税金を払い、老後の貯金もし。こどもがいる家庭はこどものために貯金もし。それぞれが大変な思いをしながら回しているこの「経済」。そのお金や努力は毎日満員電車へ乗る必要のない人たちに多くまわっています。そんな「えらーい」人たちが、コロナになっても経済を止めるなという。その指示に従って、自らをすり減らすのは(コロナにかかってしまうのは)一般市民のわたし達。

日本だけではなく、世界でも同じことが起こっています。そしてこれまでは見なくても、感じなくてもよかったものが今は見える。

コロナの毒性や危険性を理由とするのではなく、このコロナという現象を利用して「一般の人たち」が世界全体を変えていく時期なんだと思います。

まずわたし達は何からすべきなのか。まずすべきことは、多くの人がこのことを「知覚」することなんじゃないでしょうか。この社会の仕組みがおかしいんじゃないかと気づくこと。こどもも、大人もです。そんなこと知っているよ!という人もいるでしょう。そんな人は、このことをちゃんと周りに伝えること。あなたのおばあちゃんやおじいちゃんにも。あなたの6歳のこどもにも。「えらーい」人が偉いのはなんでなの?その人の権利を守るために、わたし達の、本来は同等であるはずの権利が侵害されていないかどうか。本当に議員てそんな人数が要りますか。会社や学校が一律に朝から始まる理由はなんなのか。経済同友会って、誰の集まりなんだろう、そこにコンビニの店長さんは入れるのかな。がむしゃらにこども達がやらされている学校の単元は、本当に今こなさなければいけないものなのだろうか。全ては知ることから始まると思います。もちろんわたしも偉そうなことを言える立場にありません。知らないこともたくさんあるから、学びたいし、知りたいと思う。 そしていろんな人が知ることで、変わる何かはあると思います。

今友人らと、未来を担うこども達に、学校では教えてくれないことを教える週末スクールのようなものを開く計画を立てています。自分で考えて、自分で行動できる人間を育てるお手伝いができたらいいな。皆さんも、どうか自分をすり減らさず、一緒にコロナ禍を乗り切りましょう〜


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