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2022年の思い出

2022年の思い出を綴っておこうと思っていたら、新しい年もはじまってひと月以上経ってしまった。ちょっ早。。


2022年のお笑いライブて嬉しかったこと。

笑フェスに行けた!

夏のお祭り!

笑フェスはマセキの夏のお祭り。暑い野外で汗ダラダラ流して意識朦朧としながら見るお笑いライブを私は他に知らないので、すごく特別なライブなんだ。。久しぶりにこのライブを体感できて嬉しかった。数年経つと出演者(マセキ側)の顔ぶれが変わっていて寂しかったりもするけど、最若手だった人がすっかりおにいさんになっていたり、ぐっと大きくなっている姿が眩しかったりもする。今年はフランツ面白かったなあ。

そしてデルタホースも久しぶりに開催してくれて嬉しかった!!
一度中止になってからはずっと開催がなく、その間にケイさんはご結婚され、各コンビ賞レースを終えたりして状況が変わっていく中、またやってほしいまたやってほしいってことあるごとに願っていたけど、やってくれた!!作るって言っていた揃いのジャケットを着た姿も見れた!!ハライチ、さらば、相席、いまや本当にみなさん素晴らしき売れっ子で(ライブ始めた時からもうそうだったけど、あの頃はユーロライブで整理番号順の自由席とかそんなことをしていたなぁ)そんな人達が新ネタやるからってオープニングとかそわそわして気もそぞろな姿が再び見れるのが懐かしかった。ネタもコーナーも楽しくて、ぜひとも続けていってほしいライブ。第11回目の開催も待ち遠しい。


ルシファーさんやガクヅケややさしいズの単独ライブにも初めて行けたし、草月ホールに立つかが屋も見れた。単独ライブってすぽっとその世界に浸れるから本当に楽しい。一人で1時間もたせるルシファーさんすごいし、ガクヅケはなんであんなに青春なんだろう。見終わって会場を出た時に感じた爽快感が忘れがたい。次の単独もチケットだけは押さえた!やさしいズはネタでもそれ以外でも、観客にいかに楽しんでもらうか考えてくれているのが伝わってきて最高だった。ライブを見に来たその日1日を楽しいものにしてほしいって考えてくれるなんて素敵な人達だ。。

そして何より男性ブランコ。2022年は男性ブランコ三昧した一年だったなあ。
よしもとの芸人さんならではだと思うけど、毎日毎日ライブ出番がたくさんあって、見るものに事欠かないというか、ありすぎて困っちゃうというか。ネタライブもあればコーナーライブもあるし、本当にいろんなライブがあるんだなって知れた。毎日たくさんの人を楽しませているところのご相伴に預かった感じ。RGさんとのあるある、沼津での水族館トーク、すごく楽しかったなぁ。よしもと以外のライブに出ているところも見れたし(【ザ・問答】平井さんのみだけど、とてもハキハキした平井さんだった)、大阪で先輩や同期や後輩とやいやいやってるライブも見れたし(【男ブラvs全員】始まる前に舞台上に卓球台が設置されているのを見てワクワクした~)、賞レースに臨むところも見れたし(【M-1】♪でバタバタしていた。ふぉるふぉるがないVer.)。


2022年以前の仕事っぷりを知らなくてあれだけど、それにしても2022年は、2月~8月は毎月コントの新ネタ(6本)ライブをやって、さらにゆにばーすとのライブでは漫才の新ネタをやって、【優勝】という新ネタライブもやっていて、一体いつネタを作っていつ練習してるんだろう。数えてみたら、2022年に見た男ブラのネタはコント52ネタ。52。。なんという。。

KOCに向けて、どのライブでこれをしてどのライブであれをしたのかとかを小耳に挟みながら"ライブでネタを叩く"が何となく可視化されるような感覚があって、これか~~~とか勝手に思ったりしたな(KOCの結果は本当に本当に衝撃的だったけど・・・・・・)欲を言えば学園祭や地方営業とかも見てみたかった。そして何より、何より単独ライブを会場で見てみたかった。2022年、べらぼうにコント単独を打ちまくった男性ブランコなのに、そのひとつも会場で見れなかったのが本当に悔しいぜ・・・・・・。それでも配信があったから男ブラの活動が近しく感じられて一年ずっとワクワクした。これが配信がなかったとしたらあのひとつたりとも見れてないんだよね。まだ単独でしかやっていないネタもあると考えると、配信があってくれて本当にありがたたい。。今年はなんとか、一回くらいなんとか、会場で見れますように。今年何回単独ライブをやってくれるのかわからないけども。

こんなに男性ブランコにハマったのは、2021年にキングオブコントを見て知って、M-1を見て漫才も面白くて、そして【てんどん記】を見たことが契機だったな。2022年にも面白いものたくさん見たけど、いまでも【てんどん記】すごかったなぁ面白かったなぁって折に触れて思い出す。【ごまたのおろち】で『夜ふかし』をやってくれたのがすごく嬉しかった。【てんどん記】のそれとは違った形だったけど、あの不思議な世界に再会できた喜びがあった。水族館でライブをやると知った時も『水族記』のことを思い浮かべてしまったり、どうにも【てんどん記】の衝撃がまだ続いている。ああいうものを作る人達なんだ、これは見逃せないと思ったライブだったから。
雑誌のインタビューで、平井さんが【ダブリンの鐘つきカビ人間】を好きなものとして挙げていたことにも惹きつけられた。私にとってもあの舞台は衝撃だったから、これを心に置いてる人が作るものですって?見てみたくなるじゃないの!という気持ち。


2人とも最初はすごく似て見えたけど、見ていくうちに感じたのは、浦井さんはやったらなんでも出来る人だなぁというイメージ。
漫劇のゲーム配信に出ていたのとかを見ると、ゲームが進んでいくうちにスススンと上達していってて、飲み込みがめちゃ早い。

(漫劇のゲーム配信時の男ブラは、2人の特性がよく出ている気がする。上達早い浦井さんすごいし、好きが丸わかりの平井さん愛らしい)

(ナンジャモンジャ同期対決面白かった。もう洋梨マダムにしか見えない)

怠惰怠惰と言われるけど、あんまり怠惰っぷりがピンとこなかった。むしろまめまめしいというか。私服で着ているものの素材がアイロンかけなくてよさそうなものが多いような気がして、怠惰感じるとしたらそこくらいだった(などと勝手なことを言ってすみません・・・・・・)

浦井さんも緊張するらしいけど、ネタやってる時とか全然そう見えない。めちゃ胆が座っているようなどっしり感。ネタ中の静止とか本当に素晴らしい。。よくあんなにビタッと止まれるなあってうっとりしちゃう。浦井さんの動と静がはっきりくっきりしているからネタが面白くなるんだろうな。おんぷうんぱんで倒れるところを絶賛されているのをたくさん見かけたけど、すぅーっと起き上がるところもすごいよなぁ。さすが足腰が強い(byコマダン安田さん)

声も聞き心地がよくて、【浦井の枕元】の更新がすっかり止まっているのが残念だけど、お忙しいんだろうな。枕元のあの感じがとても似合っていて、ラジオ深夜便とかジェットストリームとかやってほしくなる。

あとこれは本当にどうでもいいことだけど、浦井さんの面差しが叔母に似ていて、それもあっていつまでも元気でいてほしく思ってる。。ちなみに叔母は旧姓現姓が浦○・平○なので名前も似てる。
どうでもいいことついでに、【浦井が一人】の蓮見さん台本のを見て、ルシファーさん浦井さん依藤さんが三兄弟役の、久しぶりに実家で三兄弟が合流しててんやわんやする舞台とか見てみたいと思った。ルシファーさんと依藤さんはそんなに似ていないと思うけど、間に浦井さんを挟むと三兄弟いけると思うんだよね。本当にどうでもいいことを言っているけど。。



平井さんは不思議。
つかみ所がないというか、ぬるっとというか、ふわっとというか。
謙虚だけど引っ込んではいなくて、見るたびにトライしてる。どのライブを見ていても消極的な様子をほぼ見ない。
優しさがあって、作るものに情感があるのに湿っぽくない。むしろちょっとドライに感じる時もある。カラッとしてる。湿度30%ぐらい。すごく過ごしやすい感じ。いい人だけど、お人好しではない感じもする。いやでも大学の文化サークル長やってた話を聞くと(大丈夫か……?)とも思うけど。
どことなく古風な感じもするけど、ただネタはニュートラルで、ネタは個人じゃなく作品であって別個なんだろうなって勝手に思って勝手にすげえって思ってる。
いろいろ勝手に思ったけど、平井さんはとにかく好きなものを好きだとしっかり言葉にしていてまぶしい。そこにむちゃくちゃ憧れる。


私も魚が好きなのだけど水族館にはあまり縁がなくて、平井さんに触発されてこの一年ちらほら行ってみたけど、どうも自分は生きている魚より生きていない魚のほうが好きらしいと気づいた。水族館より魚屋さんとかスーパーの鮮魚コーナーとかが好きだ(でも沼津港深海水族館はすごい楽しかった)
というか自分は意気地がないんだよな。水族館とか動物園とか行ってみて、動物を見ていたら向こうもすごい見てくるし近づいてくるというのに怖じ気づいた。見られても近づかれても、【ぼく地球】の亜梨子だったら気持ちがわかるんだろうけど、こっちは全然分からないし。動物園でビビってソワソワしているのも情けないけど、意気地がないんだよね・・・・・・。
だからかな、「エドガーラビット上下」がすごく好きで胸に残っているのは。どうなるかわからない世界に飛び込むのは怖いけど、飛び込まなきゃいけない時がある。その時にどうしたらいいか教わった気がする。別に表現をする仕事をしているわけではないけど、このネタを見てすごく勇気づけられた。「長い渋滞」も、面倒そうな人がいても関わってみれば意外とごちゃってなった糸もほどけることがあるかもしれないって思えて好きだった。もちろんすべての世界が男ブラの作り出す世界のように優しいばかりじゃないだろうけど、似たような場面に出くわしたら男ブラのネタを思い出して、ちょっと勇気出してみようって考えるかもしれない。教訓があるネタが好きというわけでもないけど、意気地なしの私にとって勇気が湧くネタは大事に胸の中に住んでいてもらいたい。。

2023年の男性ブランコはどんなスケジュールで動いていくのかな。2022年とはまったく違いそう。ワクワクするような出来事に溢れていますように。そのご相伴に預かりつつ、自分も自分の人生をもう少しやっていこう。せっかく湧いた勇気で、ここぞって時にはスキップして飛び込むぞ。

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