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徳利道(とっくりみち)

徳利道(とっくりみち)

意味
焼き物の徳利を手にして酒屋に向かう行為やその道のり。

使用例
父は夕暮れになると徳利道をたどり、酒屋まで徳利を持って酒を買いに行った。
・酒がなくなると、祖父はすぐに徳利を手に、酒屋への徳利道を歩き出した。

類義語
・酒汲み(さけくみ)
・徳利詰め(とっくりづめ)
・酒差し(さけさし)」

エピソード
徳利道は、かつての日本の多くの地域で見られた風景の一つで、酒屋で酒を買う際に陶器の徳利を持参するのが普通だった。鹿児島では、白地に青い柄がついた焼き物の徳利が一般的で、その徳利に一升の酒を詰めて家に持ち帰っていた。

夕暮れ時になりランプをつけて徳利を手にして家を出る様子は、家族や近所の人々にとっても日常的な光景だった。

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