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アイドリッシュセブン 池袋ティザー広告に想いを寄せる

2年前の7月9日。
前日の夜、ナナライの余韻でなかなか寝付けなくて、ホテルのチェックアウト時間ぎりぎりに起きてそれでもなかなか起き上がれなくて
寝ころびながらTwitter(まだアカウントは作ってなかったけど)を眺めていて目に入った画像。

LIGHT FITURE
12人は光を灯し、永遠への道へ。

それが目に入った瞬間、涙が止まらなくなった。

ただただ胸がいっぱいになって。

はじめてのライブ、はじめての夢のような空間。

その夢から覚めた朝、楽しかった記憶とともに現実に戻った寂しさと虚無感を心のどこかで抱えていたその瞬間に飛び込んできた、あの公式さんと12人のアイドルからの「メッセージ」。

スマホの小さな画面でみただけでも感動するのに、何の情報もなく現地でみた人は、どれだけの驚き、感動だっただろう。

ライブの1週間前から池袋駅はナナライの広告で埋まっていて、通勤や通学でその場所を通るお仲間さん(アイナナマネ)は、毎日それを眺めながらナナライに想いを馳せてたと思う。

一夜明け広告も撤去され、「ああ、終わっちゃったんだ…」と改めて感じるはずのその場所には、明るい未来を照らす希望の灯。

私だったらその場で動けなくなるほど号泣してた。(けど、鈍感だからそれがアイナナの広告って気づかなかった可能性も…💦)

それほどあのメッセージは強烈で、私のアイナナのファン人生でも5本の指くらいに入る印象的な出来事だった。


CROSSING×US!交ざり合って、想像を超える未来を。

翌年は、「もしかしたら…」なんて期待を込めて、飛行機もちょっと遅めの夕方の便にした。
起きてすぐまたTwitterをチェックして、広告の画像をみつけて、やっぱり胸がいっぱいになった。

昨日、おととい、自分が立った場所に、彼らがいる。
奇しくも、推しのそーちゃんがいる場所は私が座った場所に近そうで。
「ニジ」(虹・二次)を超えた向こうの混ざり合う世界。16人のアイドルは、確かに、あの場所にいた。

私の想像の中では、REUNIONのリハーサル中、もしくは終わったあとの一コマで、キャストさんたちの姿をこうやってキャラクターたちが見守ってくれてたような、そんな不思議な感覚を覚えた。

とにかく、前日の壮馬くんの言葉を借りると、エモーショナルだった。

ただ、ひとつ残念だったのは、人が殺到して一部掲示中断になってしまったこと。

RTIのときよりアイドルの数もファンも増えていて、(なにせライビュの動員数が倍に増えたほどだ)
去年の経験で今年も広告があると予想して見にいく予定を事前に立てていた人も多くて(自分もだ)
さらには壁広告が動画だったことで、長く立ち止まって撮影するファンが多かったのが原因だろうが、その対策としてすぐにネットに動画を公開したのは、英断だったと思う。
(そういう対応をすぐできるアイナナの管理体制は、一社会人として本当に素晴らしいなあと思う。
初期に色々トラブルがあった時対応が後手後手で炎上したこともあったけれど、その経験もあってかいつも迅速かつファンに寄り添った対応をしてくれるのが本当に嬉しい。)


そして今年。

OVER/5Y、次へ踏み出す準備の時。

去年も一昨年も「周年記念のティザー広告」と銘打ってはあったけれど「ナナライのアフターイベント」的な感覚でいたから、まさに不意打ちだった。
通勤前に何気なくTwitterをみて、また、自分でも自覚することなく泣いていた。

シンプルだけど、力強い言葉。

5周年に向けて、第5部に向けて。そして、コロナ禍にいる通りすがりの人に向けて。

そう、今は準備の時だ。

正直、去年のことがあって、池袋のあの場所に広告を出すのはもう難しいのかな・・と思っていた。

さらにはコロナの流行で、密を避けなければいけない状況、運営さんも、いろいろな葛藤があったと思う。慎重に協議を重ねた結果であろう、2種類の、文字だけのシンプルな広告。

本来なら、動画であがったカッコいい「撮り下ろし」を使った広告にしたかっただろうけれど、それを我慢してでも伝えたかったメッセージをしっかりと胸に刻んだ。

余談だが、駅の広告(に限らないかもしれないけれど)は、基本的に月からはじまる1週間単位の掲示がほとんどだ。

去年、一昨年のナナライ前後の池袋の広告もすべて月曜始まりだったし、DHCやCROSSING×US!のポスターもそうだった。

そもそもちょっと調べたらでてくる、西武池袋駅の広告使用料のページにも、掲載日は月曜と明記されている。

それにも関わらず、OVER/5Yの掲示は、火曜日からの6日間だった。

おそらく、前日は、なにも掲示されていたい状態だったのだろう。

一日分を「無駄」にしてでも、7月7日という記念日にサプライズを仕掛けてくるのがアイドリッシュセブンというコンテンツだ。

あと2時間。

そこには、どんな未来が待っているんだろう。

2020.08.19