今から10年前。

私は当時短期大学の音大生でした。
田舎から上京し友達や学校生活に上手く馴染めず、一緒に上京した地元の友達とつるんでは学校をサボりがちになってしまいます。
(学費200万も出してくれたお父さん、お母さんごめんなさい…)

そんな生活を2ヶ月過ごしていたある日
仲の良かった友達は夜の世界へと
入っていってしまいます。

その頃の私は

『キャバ嬢?風俗と同じじゃん!』

と水商売をどこか上から見ていました。

のちに知れば知るほど奥の深い世界だとも知らずに。

『Ayaもキャバ嬢やればー?』なんて

気軽に誘われようものなら

『は?私はそんな自分を安売りしないから!!』(田舎者なのでキャバ嬢というもの自体よくわかっていない。)

そんな感じでした。

その頃ちょうど『mixi』というSNSの先駆けとも言えるサイトが流行していた時代でした。

私はキャバ嬢やって多くの男性を誑かすより

たった1人の人に愛されたい…(まだ純粋)

そんな思いから密かにmixiを使い始めるのでした。

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