自分を見失いかけたら、この曲を聴きます。

最近、自分自身について、たくさん考える時があります。

私自身、もともとネガティブ人間です。

でも、最近は心の調子がよくなってきたこともあるし、明るく振舞えていると、満足している節があります。

「これって、本当の自分なのかな?」

ふと、そう思ってしまう時があるのです。

私がなりたかったのは、ポジティブな自分?
ネガティブな自分はどこに行ったの?
私はネガティブでなければならない。

いろいろと頭がグルグルしてしまいます。

そんな時は、よく音楽を聴いて心を落ち着かせています。



ダブルラリアット

作詞・作曲:アゴアニキ
歌:巡音ルカ

この曲は、ボーカロイドが歌っている曲。
一昔前に、ニコニコ動画で流行りました。
(すみません、普段からこんな曲ばっかり聴いてるオタクです。)

自分の中にある思いだったり、劣等感だったり、チャレンジ精神だったり、さまざまな感情が出てきます。

つい、自分に当てはめて聴いてしまって、涙が出てきてしまうんですよね。

好きなフレーズ:限られている自分の限界

半径85センチが この手の届く距離 
今から振り回しますので 離れていてください

『ダブルラリアット』1番最初のフレーズ

というフレーズで始まります。
ちなみに、”半径85cm”は、人が両手を広げて回転した時の半径だと言われています。

この半径の長さは、曲が進むにつれて、だんだんと大きくなっていきます。
”半径85センチ” → ”半径250センチ” → ”半径5,200センチ”

自分のできる範囲をどんどんと広げて、挑戦していっている様子を描いているように感じます。

半径 6,300キロは この手の届く距離
今ならできる気がしますので 離れていてください

『ダブルラリアット』大サビのフレーズ

最終的には、地球の半径に値する長さにまで成長しています。
”できる”とは言い切っていません。”できる気がする”からやってみる、と言っているところが、素直で好きです。

ただ、最終的には、”半径85センチ”に戻ります。

半径85センチが この手の届く距離
いつの日か回り疲れた時は そばにいてください

『ダブルラリアット』一番最後のフレーズ

自分のできる範囲は限られている。でも、頑張りすぎたときは、誰かにそばにいてほしい。なんか、すごい最後刺さるんですよね。

だって、私も、こんな時は誰かにいてほしいですもん。

好きなフレーズ:昔の自分を思い出す

どうでしょう? 昔の自分が見たら褒めてくれるかな
目が回り軸もぶれてるけど

『ダブルラリアット』Cメロのフレーズ

このフレーズは、私のグッとくるポイントです。

「昔の自分は本当にほめてくれるんだろうか。」こういった疑問が私の中にもあるからです。

ポジティブな自分になれたけど、昔の自分は、今の自分を見てどう思うんだろう…。

悪くはないんだけど、なぜか納得ができない自分がいるんです。

そして、

23.4度傾いて眺めた街並みは
いつの間にか見たことのない色に染まっていた

『ダブルラリアット』サビ2のフレーズ

このフレーズを聴いて、自分の状況をふりかえろうとします。

自分のいる場所は、昔の場所とは違う。
自分は着実に変わっていっている。
変わっていく自分が怖いのかな。
自分が自分じゃなくなるような気がしてつらいのかな。

そんな思いが、頭の中を駆け回ってきます。

気が付くと、自然と涙が溢れてきます。

あぁ、昔の自分も、今の自分も、私なんだ。



泣きたいときには、涙活という名目でこの曲を聴きます。

でも、悲しいから、泣くんじゃないんです。
自分に悶々とする気持ちを発散したいから泣くんです。
変わろうと頑張ってる自分を、肯定してほしくて泣くんです。
(いや、実際悲しいから泣いてると思います。。。)

私は次、何をしたらいいのか。
答えは出ずとも、考える時間を与えてくれていると思います。

結局、私も半径85センチしか可動域はありません。

自分のできること、やりたいことは限られています。

それで、いいじゃない。
私は、私のやり方で、なりたい自分になるんだから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?