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S1-R5 DMBA1学期修了!


*別プラットフォームで運営していた記事を移行したものです

昨夜サンフランシスコから戻ってきました。まだ少し提出するレポートが残っているのだけど、大学院の最初の学期の授業が全て修了しました。まずは忘れないうちに振り返りを。。

DMBAで学ぶことの価値

このR5まで、授業やグループワークについていくのが精一杯で、葛藤しながらとにかく目の前にある課題を片付ける生活でした。この最終Residencyでは、全てのクラスでこのプログラムDMBAと「キャリア」について考えるきっかけを与えてくれたので、原点に戻って考えることができた。

「キャリア」とは仕事のことじゃなくって、一生かけて作っていく道のようなイメージの言葉だと理解してる。自分は何が好きなのか、何がしたいのか、どうやってやっていきたいのか。これを明確に説明できる人って、実はあんまりいないんじゃないかなぁと思う。

今期の4人の講師は皆、最終授業で自分の想いを語ってくれた。院試のエッセイでも書いてきた想いは、ビジネスの世界とデザインの世界をつないで未来を創ること。そこにブレは全く無いのだけど、私の中でこのプログラムの位置付けが少し変わった。

ゲストレクチャーに来た卒業生が口を揃えて言っていたことは、Story Telling力と課外活動やネットワーキングが大事だと。もちろん、授業で学ぶことやグループワークからの学びがあって、その上にということだと思うんだけど、このStory telling力っていうのが私にはすごく響いた。

なんか、自分の中で葛藤していたものを言葉で表してもらった感じで、私にはこの、Story telling力が欠如していると思い知った学期だった。特に英語でそれをする能力。

英語

正直、英語については前も書いた気がするのだけど、たいして心配していなかった。TOEFLには苦しんだけれど、リスニングは満点に近かったし、TOEICのスコアは満点に近いものを持ってる。アメリカでの生活は通算8年目?学士も米国の大学のものを持っている。日常生活には困ら無いし、言いたいことはネイティブに伝わるように言えると思ってる。

だけど、私は感情を吐き出して英語にすることがとても下手だと気づいた。感情を言葉で表すことは、私にとっては全く次元が違うんだと。そして、それは経験と語彙力に大きく起因すると思った。学部の授業では、教わった事を利用してアウトプットするような形のリサーチペーパーやビジネス文書などが多かったし。プレゼンも、教わったものを噛み砕いて伝える事が中心で、自分の考えを人の前で話すことはほとんど無かった。

グラフィックの専門では、アートワーク自体がコミュニケーションしてくれたので、言葉で伝える必要性はあまりなかったし。仕事では、やっぱり説明系のコミュニケーションが多いと思う。

例えば、課題のリーディングに対して考えを書く、感想文のレベルではなくって、もっと深く自分の考えや経験に照らし合わせて書くこと。プレゼンでは、自分たちのアイデアを伝えるだけでなく、そこから生まれる物語を語ること。会計や経済の授業でも、ひたすらこのStory Telling力が求められた。

感情を言葉にするには、一歩踏み込んだ語彙力が必要だと思う。自分の伝えたい事に最適な言葉を表現を選ぶ事。フラッシュカードで覚える語彙じゃなくて、映画やドラマで使われている表現などで、その背後にある感情を汲み取った上で使うことば。


なんとなく言いたいことが伝わるレベルでなくって、そこにまつわる感情を的確に表現する能力が必要になってくる。こんな環境がなかったらここまで意識する事も無いし、ほとんどの仕事では、きっとそこまで必要とされる訳ではない能力なのかもしれない。

でも私の目指す領域では必要な能力だし、このDMBAの環境は試行錯誤していくのに最適。きついけど、こんな環境のBootcamp他には無いんじゃないかなーと思う。


長くなっちゃったので、R5で凄い!と思ったプレゼン紹介はまた次の投稿で...

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