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S1- DMBA Pechakucha

最初の授業の2週間くらい前かな
「Pechakucha nightをやるので準備するように!」っていうメールが届いた。ペチャクチャナイトっていうのは、自動で進むように設定された資料を使うプレゼンフォーマットで。大体、1分で次に進むように設定して20分くらい話すのが定番のよう。時間制限を設けることで、簡潔にメッセージを伝えることができる。東京でも毎月ペチャクチャナイトってやっていますね。

CCAバージョンは、30秒 X 3で1分半の自己紹介プレゼン。クラスメイトのを聞くのはとっても楽しみだけど、いきなりプレゼンかぁ。。。クラスが木金土日とある中で、土曜の夜が本番のペチャクチャナイト。

出身、キャリアバックグラウンド、趣味
ありきたりだとは思いながらも、クラスメイトに伝えたいこと。そして私がクラスメイトについて知りたいことを考えるとこんな感じかなぁと。資料自体は割と時間をかけず決めることができた。ほぼ写真&キーワードを並べただけだけど。

話すこともなんとなく組んでオリエンテーションに行ったところ、新入生同士ではインフォーマルな自己紹介タイムがあり。各クラスでは毎回自己紹介するし、既にペチャクチャナイトで話そうと思っていたようなことを繰り返す羽目に。。

ペチャクチャナイトの観客は、私たちの学年だけでなくて1年上をはじめとしたプログラムの先輩方も集まるらしいという事も判明した。それにネイティブのクラスメイトたちの話すスピードとの差がありすぎるとも感じた。

まずい。。これは話す事をもうちょっと構成や話す事を変えてかないと!ストップウォッチと格闘しながら、約3日授業の行き帰りなどで何度も繰り返した。

当日は、学校のホールで先輩方とおそらく他のプログラムの学生と、クラスメイトで、150人弱くらい集まったのかな。苗字のアルファベット順にプレゼンが投影されて、各自ステージに上がるんだけど。リストも何も無いので、いつ自分の番になるか分からない。大体自分の苗字の2つくらい前から袖で待ってて、自分の名前が投影されたらステージに駆け上がる。先輩方がとっても盛り上げてくれて、所々に拍手や歓声があがるので、はじめの方のクラスメイトのプレゼンを見て、話す事をちょっと減らさないと間に合わないなぁと思った。

そして私の番。ステージ上での1分半はとっても早く感じた!
何とかやりきったー!

けれど改善すべきところはいっぱいだ。
写真の選び方や組み方。ストーリーの立て方。このプログラムは型にはまっちゃダメなんだなぁーとすごく感じた。プレゼン上手で名高いアメリカ人はもとより、留学生たちも上手い。印象に残る話しをうまく持ってきてる。自己紹介って言っても、私の組み方のような浅く広く全体を網羅するようなものでなくて、自分の性格や想いが詰まったエピソードを話す方が印象に残るし面白い。そして、何より自分をより表現できる。

前半は緊張していたこともあるけれど、他のクラスメイトのスライドやプレゼン、ほとんど覚えていない。。でも中でもいくつかの画像を思い出せるプレゼンもあって、人の記憶に残すのはとても難しいなぁと感じている。これは、授業の中でも繰り返し言われる。分かるんだけど、実際に聴衆を動かすのはとても難しくて、Trial & Errorの連続。

私は、どちらかというと説明足りず話が短すぎる傾向があって、話す内容を増やすのに苦労したのだけど。逆に説明が長くなる傾向にある人にとっても、ペチャクチャのフォーマットは、時間配分のトレーニングになると思う。時間制限があるからこそ、表現や伝え方に工夫する。個人的には、全てのプレゼンは時間制限にシビアになるべきだと思う。反省はいっぱいだけど、これだけの観客の前で話すことは本当に久しぶりで面白かった!

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