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S1- Innovation Studio

*別プラットフォームで運営していた記事を移行したものです

DMBAの最初の学期の中心になるのが、Innovation Studioという授業。
3−4人のグループで、5か月の学期中に設定されている課題ドメインに関係するサービスやプロダクトを考えプレゼンするという内容のものです。

デザイン思考をベースにプロセスが組まれていて、毎週出されているリーディング課題で学んだ手法を使って進めていく。今年のドメインは、Elderly - 高齢者

R1でグループを組んで、R2ではリサーチの進捗をプレゼン。次のR3ではプロトタイプを見せ、R4で最終プレゼン。最後のR5では他のグループのダメ出しプレゼンをするらしい。

*R - Residencyの略。1学期5Residencyで構成されている

Residency間の活動は、ガイドラインや提出物はあるものの、成果物に対する講師のコメントや方向性の助言などはほぼ無く。グループ毎で全て考えて進めていく。

面白いのは、別のクラスのLive Exchangeというコミュニケーションのクラスとかなりリンクしていて、そっちでInnovation StudioのグループコミュニケーションFBなどが組まれている。

昨日は、グループワークの360度フィードバックっていうのがあり。

グループでまず15分間、各メンバーに対して下記を書き出す
1 そのメンバーの強み
2 コミュニケーション面での課題
3 課題を解決するためのアクションプラン
4 そのメンバーより学ぶこと

次に各メンバーに対して書いた事を話していく


リモートで打ち合わせているとはいえ、各々の癖や得意なところ、苦手なところは十分見えているので、みんな大体言う事は重なるのだけど。表現の仕方や強調するところが違っていて面白い。

私は、コーディネートや各メンバーへの配慮を評価してもらえ、思った事をちゃんと発すること、衝突を恐れないで意見をもっとはっきり言うことを課題として挙げられた。まぁ、極めて日本人的ですね。チームにものすごい勢いで話して、議論で譲らないタイプの子がいるので、半ばあきらめかかっていたのも事実。

これもまた授業でやっているコンセプトなんだけど、人は、どうしても強みよりも弱みに注目してしまう。評価っていうと、弱みを伸ばす事みたいな意味になってしまうから。その点、今回のメンバーの強みにもちゃんと焦点を当てているフォーマットは新鮮で、チームでの活動にはとても必要な事だなぁと思った。

お互い十分自覚していることだけれど、チームメートに改めて発せられると、具体的に行動に落としていかなきゃなぁと痛感する。しかも、別のメンバーと組んでやるコーチセッションっていうのがあって、チームワークでの課題に対する成果を話さなきゃいけないから、逃げられない!

これを機会にグループがどう変わっていくかとても楽しみなところ。

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