高校2年生、17才。

ふと、こんなことを思った。
高校2年生って高校三年間のなかで一番楽しいんちゃうやろか。

そしてこんなことも思った。
高校2年生って人生の中で1年間だけやん。(留年するクレイジーさを持ち得ない限り)

僕は小中学校の頃、下校中に通学路で出くわす高校生たちを見るたびに、高校生という物に憧れを抱いていた。僕より背が高くて顔も同級生と比べると幾分も大人びている高校生を見て、僕もいつかあゝなれるんだと思っていた。中学三年生卒業間近になっても彼らが大人びているという感覚に変化はなかった。気づけば高校一年生も終りそうだ。僕はあの頃、通学路で憧れていた存在にはなれたのだろうか。いまだに高校生という実感はなく、道端で高校生を見かけると憧れてしまいそうになる。そもそも学ランであることがいけないのかもしれない。僕はいまだに高校生という枠組みには参加せずに、まるで中学から高校ではない別のものになってしまったかのような気分だ。
↑支離滅裂なのでこの話はおわり。
そういうわけで、僕はもうそろそろ始まる高校2年生という1年間を、良いものにしたいと思った。

この機を逃すと真っ当な青春はもう体験できないだろう。緊褌一番。身を引き締めて、しかし焦らず、よい塩梅で17才に挑もう。

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