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「カワニシカバンの休日」

最近というか、いわゆるTV番組を全く見なくなって久しい。
専らYouTubeが多くなっているんですが、その中でも最近チャンネル更新が遅くはなっているようですが「カワニシカバンの休日」ってのがお気に入りで。

香川県高松市のカバン屋さんのカワニシカバンさんがやっているYouTubeで。
私、10年以上前に4年間ほど香川県に転勤でいた事があり、香川県民にもなったことがあるので、香川の言葉が懐かしくもあり。元々、かばんとか財布とかの小物にも非常に興味があったので楽しく視聴させていただいております。

この番組では、様々なブランド(しまむら、GU、ユニクロからハイブランドまで多種多様)のかばんや財布を検品しながらここがこう!とか物の価値的な話をしているので、面白く是非カワニシカバンの商品を使ってみたいなと思ったりしています。
ただ、この動画を見ていてふと気になったこと。それは…

「物の価値」

これに尽きると思う。
世にいうファストファッションの出している商品とハイブランド。何が違う?
確かに、プロの目から見ると縫製が…とか、デザインが…とかがあるのはよくわかる。ただ、それってどうなん?と思うところがある。

縫製については、ここが荒いと商品自体の寿命が短いとか、使用上の不具合があるのはよくわかる。
しかし、ある一定のところまで来た商品って寿命が変わらない物も出てくると思う。
そして、デザインが購入者が納得しているのであれば、わざわざハイブランドと何十万と出して買う意味が別のところにないと価値が逆にないのでは?と思う。

私、仕事で商品の買い付けを行なっておるんですが…商品の価値は、クウォリティーと価格のバランスであると思っている。金に糸目をつけずにいくらでも出すから品質がいいものを…では、買う人が限られてしまうし、正直品質を追い求めすぎても「いらない品質」を付加するだけで高いだけで買う側の意図に沿わないものになってしまうと思うのです。
なので、一番は買う側が納得する物であって、作る側が決める物ではないと思っています。

チャンネルの中で、「この人ユニクロの2,000円のバック持ってると思ってしまう。」「高いブランド物を持っている自分に自信がつく」などという件があったんですが…
納得いかんな。と、思ってしまった。個人で尖った商品を作るということは特定のターゲットを掴む必要があるんだろうな。と。

そのものにどこまでの価値を見出すかは、本当に人による。商品を提供する側としてはより多くの消費者が納得する品質と価格をいかに実現するか?を第一に考えるべきだと思ってしまった。これも俺の持論かな?え?俺って、大企業病?量販店病?

俺だったら、カバンは2000円でコスパいいもの探して、ハイスペックのPCとスマホを持っていたいと思うだろうな。
あ、カバンや財布にサンフレッチェって入っていると20,000円でも買うけど😄

本当に人は十人十色だなぁ。個性や思考は押し付けずに、尊重すべきですね。
ブランド好きの人は結構いるんだろうな。バックに10万、20万…と。俺には出来ないや。俺は、安いけど革の寿命の長そうな物を大事に使っていきます😄
差額は、なんかで散財します!

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