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没にした脚本案

  女優の瀬戸かほさんが好きすぎていよいよファンクラブに入ろうかと考えている春名です。私はアンニュイな人が好きなのか…とにかく美しい。ちなみに木村カエラも好きです。
 話は変わってカメラ。ちゃんと動画撮影と写真撮影をしてみたいという欲求が強く、10万程するカメラを買うことを計画中です。4月5月は死ぬぞ〜。


あ……………………………………………
上記以外特に書くこともなかった…終わり。解散。終わりにしたい。が、そんな訳にもいかない。


尺が心配なので、色々な公演の為に考えたやつを載せます。髙橋が『ほつれる。』を書いてくれたけど、私が脚本を書くとなると、どんなことが書けるのだろうか…ああ…髙橋…残っておくれ。
※見出しの写真は星りこさんをはじめとする木霊の舞台美術班に作って頂きました。素敵。あをともも舞台美術班いなきゃね。あと髙橋のセンス。

案2
『溶けたホルマリン』
荷宮束(にみやたばね)は女学生である。大学の無法地帯とも言えるアトリエと言う空間に入り浸っているが、真面目に清廉に潔白に生活していた。そんなある日、人生の中でもワースト1である嫌な嫌な事態が起き、未成年でありながら酒に手を伸ばしてしまった。朝起きるといつの間にかそこはアトリエだった。凍えそうな身体をいたわりつつ帰宅すると、すぐさまシャワーを浴びることにした。コンタクトレンズを外し、衣服を脱ぎ、昨日の汚れを落としていく。裸眼と湯気で視界がぼやぼやした中、淡々と自分の身体を洗っていくと、ふと違和感に気がついた。自分の視界からは見ることのできない右の腰に何かの凹凸がある。昨日酔った勢いで怪我でもしたのであろうと最初は気にしなかった。全てを洗い流し、拭き終えた身体に衣服を纏おうとした時、やはり気になったので鏡で腰をみることにする。みることにしたら、身に覚えのない手術痕があった。生々しく切開した跡と、そこを繋ぎ止める大きな糸が、荷宮束の腰に小さく住み着いていた。未成年で飲酒をしていたという事実から、警察にも誰にも言うことが出来ないまま、彼女は自分の手術痕が誰によるものなのかを突き止めていかなければならない状況になってしまっていた。ワースト1が更新されてしまった。


案3
『甘い珊瑚礁』
「恋をするとき、心臓は早くなる。」
浅沼卓は海洋恐怖症海洋学者である。戦後間も無く、珊瑚礁の研究をするために彼は沖縄へ移住することにした。人気(ひとけ)のない海岸で海を眺めていると、ふと、砂浜で茶道をしている女性がいることに気づいた。それが彼女との出会いだった。
比嘉あさひは和菓子職人である。加えて、彼女は恋をしている時だけ寿命が減るという特異体質である。実年齢60歳だが20代のような様相をしている。新作の和菓子の構想を練る時は必ず海に向かって茶をのむ。その最中に浅沼卓と出会う。
彼との時間を過ごし、次第に恋心を抱くようになったあさひの老いは進み始めた。ようやくの結婚を間近に、浅沼卓は不慮の海難事故に遭って亡くなってしまう。再び心を閉ざすあさひだが、次第に訪れる出会いが、彼女の時を着実に進めていくことになる。
使う曲:青葉市子「ひまわりの家の輪舞曲(久石譲)」


みたいな…感じ。うん。ここに載せてない案1を今年上演することなると思います…うん…没にしたけど、あをともしてとして公演にしたい気持ちはあります。気力と支持があれば。
人は書くことで【自由】になれます。ただ、そこに【安心と安全】はありません。書いても書いても、推敲しても推敲しても、納得いくものはできません。完璧な【安心と安全】は存在しないのです。
少しでも、少しだけでも、僕達は安心と安全を得る為に、頑張るんだと思います。時間をかけるんだと思います。演劇ってまさにそれですよね…
【自由】には不安と危険が伴います。もがくことで決して辿り着くことの出来ない【安心と安全】にねじり寄って行くんですね。
海ですね。
難しいですね。


最後に『塔を砕く』について。【宇宙】という題材は【あをともして】にとても似合ってると思います。流石峯川。頑張れ峯川。最近僕は【宇宙兄弟】を1話から全てさらいました。役者、いけます。春名いけます。


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