緒原博綺氏との事実関係について

緒原博綺氏の夏コミの同人誌の内容と当方の過去ツイートの内容が著しく酷似しているというご指摘をいただき、緒原氏と事実確認を行った際の経緯、緒原氏の対応、その他事実関係をタイムラインとダイレクトメッセージでのやりとりをメインに時系列順にまとめました。

 御一読いただければ幸いに思います。

①まず、緒原博綺氏(以下緒原氏)とは2018年8月7日深夜~8月8日未明中にDMでの個人的なやりとりを終えており、当note記事、また、記事の末尾に追記いたしますprivatter記事以降、当アカウントより今回の件につきましてお話することはございません。

②次に、今回の件の事実関係、時系列、緒原氏および当方の主張についてです。

⑴2018年8月7日20時頃、タイムライン上にてフォロイー、またフォロワーのそれぞれ複数名の方から、以下に記載いたします当方のツイート内容と、緒原氏のツイートに含まれる漫画の内容が著しく似通っていることについてご指摘をいただきました。

・2018年2月20日および2018年6月27日にはの(@hano_24jjj、当方アカウント)がツイートした2件の内容(以下を※2月 ※6月と致します。時系列順)


・同年8月6日に緒原氏が公開した、コミックマーケット94(1日目(同年8月11日金曜日)、サークル名「P.L.T.works」様、スペースナンバー東A23a)にて頒布予定の同人誌「DOODLE」の新刊サンプルの内容(該当ツイートは以下2点です)


⑵時系列と事実関係について
 緒原氏は当アカウントが発信した※2のツイートに対し、当時反応(いいね)をしており、緒原氏がその内容を読んでいたこと、認識していたことは揺るぎない事実と考えられます。
また、緒原氏と当アカウントは2018年2月18日より相互フォロー関係であること、そして同年8月7日時点までRT・いいねのみを送り合う程度の関係であり、リプライ・DMなどの個人間でのやりとりを全く行っておりませんでした。





⑶⑵で明記した事実関係より、緒原氏は※2のツイート内容を認識した上で原稿を進行し、頒布の直前段階に至るまでの工程を当アカウントへのアナウンスをなしに行っていたことに不審感を覚えました。

 この際、当アカウントが問題として提起している部分は今回当方のツイートと緒原氏の同人誌の内容が酷似した件が『内容の盗作』によるものであるのかどうか、また『偶然に内容が一致してしまった』結果であるのかという部分ではなく、『※2ツイートの内容を認識し、自身の作品と内容が合致する部分があると理解していたにも関わらず、原稿を進行し入稿、頒布の直前段階まで至ったこと』だと私は考えています。

 また、本件に際し当方より謝罪を求めた事実・該当同人誌の発行差し止めを求めた事実はなく、以下に明記します時系列を追った出来事の中におきまして事実関係の確認をお願いしている状態で緒原氏が「謝罪文」という名称を使用すること、また印刷所に連絡を行ったという部分で言動に不可解な点があると考えています。

 以下に続きます内容の進行に際しましても、この点をご理解いただき、念頭に置いていただきたく存じます。


⑷同年8月7日21時13分〜19分に渡り2件、緒原氏よりDMで突如メッセージをいただきました。

 その際の緒原氏の主張です。
1.「新刊2冊目の描き下ろしに関しまして、ネーム自体が6月上旬には出来上がっておりました。その後はの様が偶然にもスタバネタをツイートをされましてそれに対していいねをした流れとなります。」(※6月ツイートに対して)

2.「自分の解釈は恐らく合っていると事への喜びの方が大きく、ネタ被りに対する対処が疎かだった事は、こちらの思慮不足とクリエイターとしての心構えが足りなかったと反省しております。」

3.「次にアストルフォの注文内容に関しまして、これは完全に気づいておらず、たんに自分がいつもマンゴーパッションティーフラペチーノベースのものを頼んでいるから…といったものになります。こちらのアンテナが足りず大変申し訳ありませんでした」(※2月ツイートに対して)

4.「偶然とはいえ、こちらの配慮が足りてなかった事は明らかであります。この度は本当に申し訳ありませんでした。」

以上4点の後、
5.「こんな事を言うのは大変心苦しく思うのですが、アストルフォとデオンは本当に良い二人組だと思います。この事で二人を嫌いにならないで頂けたら本当に幸いです。
今回の件やその他のことについて、何かありましたら出来る限り対応はいたしますので、容赦なく言っていただければと思います。

(以上緒原氏のDMより抜粋、引用)
(※DMでのメッセージの引用は緒原氏より了承を得ております。ご快諾頂きましたこと、心より感謝を申し上げます。)

緒原氏の主張をまとめると以下のようになります。
・自身の同人誌「DOODLE」のネームは6月上旬に完成していた。
・※2のツイート内容について認知していたことは事実であるが、内容が一致したのは偶然であり、盗用の意図、事実はなかった。

・※1のツイートについては、認知をしておらず、偶然の一致である。



⑸DMでのやりとり、その後いただいた対応について
 
⑷5.のメッセージの後、21時26分頃に当アカウントより対応のお願いとして
「私からお願いしたいこととしては、こちらの内容の表アカウント、およびツイートでの共有です。どうぞよろしくお願い致します。」
とお返事をさせていただきました。

その後、21時29分に

「承知致しました。こちらスクショを撮って、宣伝元にツイートを追加する形で大丈夫でしょうか?」

とメッセージを頂き、こちらのメッセージに対する返信を書いている最中、21時33分に緒原氏より続けて

「大変申し訳ありません。メモ帳に改めて敬意をこちらの内容を改めてとり、ツイートして対応させていただきます。」

とメッセージを頂きました。



 その後緒原氏はご自身のTwitterアカウントより、21時55分に以下のツイートを行っています。




(※該当ツイートは現在削除済であり、スクリーンショットを撮ることについても了承を頂いております。)

 その段階で私はまだ緒原氏への返信の文章を書いている最中であり、DMのスクリーンショットを宣伝元に連ねてツイートする旨、また、メモ帳に改めていただいた上でツイートなさる旨に対しなにもお返事をさせていただいていない状態でした。また、緒原氏が21時55分にツイートした内容について、確認や案内などのメッセージも一切いただいておりませんでしたので、これは対応として不十分・不適切なものであると考えております。

 その後、当アカウントより22時02分に

「私はツイートしたことに対してその内容の発言権を全て放棄したとは考えていませんし、Twitter自体 半分ネタを放り込む場所のような使い方をしてきました。発言の後かわいいな、あれよかったな、と思って呟いた内容を自分で漫画ないし絵に描いて発表しよう、という気持ちもありますし、その全てを放棄したつもりもありません。

とお返事をさせていただきました。(この際「発言権」という発言がありますが、この言葉は本来の意味とずれているものであり、誤用であったことをお詫びいたします。発言の意図としては、「発言したネタに対する権利」であります。)
 その後、当方のメッセージ内容を受け緒原氏より8月7日22時46分に、文章の改正、また改めてツイートをする際に確認を取ってくださる旨を以下のように申し出てくださいました。

「まず改めてこちらでの謝罪文の通り厳密に制作して、そして改める前の文章が誤解を招く表現だった事を開示し、周囲に謝罪しても構いませんでしょうか。そしてキャラクターに対する感情の部分も全く関係がないことを明言致します。

 また、該当の新刊に対しまして現在印刷所に状況を確認しております。こちら今しばらくお待ちいただければ幸いです。」

 その後、当方のメッセージ内容を受け、文章の改正、また改めてツイートをする際に確認を取ってくださる旨を申し出てくださいました。
 その後、それに沿った形で文章を確認させていただき、訂正、推敲をお願いしました。その上でさらに確認を取らせていただき、緒原氏は同年8月8日2時11分に以下の内容でツイートを投稿しております。


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 本件の事実関係の概要は以上になります。

 また、今回noteの記事に引用させていただいております、DMでの緒原氏とのやりとりにつきまして、privatterにてコピー&ペーストによる引用形式を用いて作成いたしました記事(当方のメッセージも含めました全文になります。)を以下のリンク先で公開致します。DM全文をご覧になりたい方はそちらも合わせて御一読いただければ幸いです。

 繰り返しになりますが、本件に際し当方より謝罪を求めた事実・該当同人誌の発行差し止めを求めた事実は一切ありません。また、事実関係の確認をお願いしている段階で緒原氏が「謝罪文」という名称を使用すること、また印刷所に連絡を行った旨をお話しいただいたこと(また、DMをご参照いただければ確認していただけますが、その後印刷所に関する話題は一切提示されておりません)の2点に不可解さが残ります。


 長くなりましたが、ここまでお読みいただいた全ての皆さまにお礼と感謝を申し上げます。ありがとうございます。

 また、今回当記事を作成・編集するにあたり、ともにフォロワーである がたはしさん(TwitterID @salmon9144)と ミヤナコさん(TwitterID @miyanaco)に大変なお力添えをいただきました。重ねて感謝を申し上げるとともに、お二人の今後のご活躍を心よりお祈り致しております。本当にありがとうございました。


 2018年 8月9日 はの(TwitterID @hano_24jjj)