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RKさんとオンラインセッションをさせていただきました

今回セッションをさせていただきました、岩手県にお住まいのRさん、
遠隔でのヒーリングやメール鑑定などではかなり長いお付き合いをさせていただいておりましたが、きちんと顔を合わせてお話をさせていただくのは初めて✨

想像通り、いえ想像以上に、とても若々しくて明るい気さくな方でありながら、気品に満ちた美をまとわれた、素敵な女性でした^^!

それもそのはず、Rさんの日主は「辛(かのと)」、
美しい宝石💎💍のような本質をお持ちなんですね。
あるいは、夜空に浮かぶ美しい月…🌙✨

「辛」の女性は、どんなにサバけた態度をとっておられても決してガサツ&下品にはならない、なんとも言えぬ気品を、生まれ持っておられる方が多いです。

Rさんも、サバっと気さくな笑顔が印象的でありながらも、完璧主義で品の良い「辛💎」らしく、細部まで行き届いた上品なおしゃれがとても魅力的な方^^。

今回は、お付き合い中の男性とのことをご相談くださいました。

お相手の男性は、なかなかに独特な個性をお持ちのようで😅、色々とお世話を焼くものの、思うようにいかない状況に様々な思いを抱いておられるご様子…。

まずは、簡易カラーセラピーで、今のRさんのお心にあるものを一緒に見つめさせていただきました。

この日Rさんが選ばれた4色です
2種類のピンクが印象的

愛と優しさの象徴であるピンクを2枚選ばれた、とても女性らしい魅力にあふれたRさん…^^、
自分が輝くのはもちろん、お人にも輝いていただけるように…、
そんな謙虚な優しさと愛をお持ちなんですね。

そして、「自分だけではなく、大切な人たちみんなで幸せになりたい」
選ばれたカードからは、そんな今のRさんのあたたかな思いが伝わってきました。

また、彼と自分を色で例えると…?

左のインディゴが彼
右のバイオレットと黄色がRさんだそうです

最初の4枚引きでも「インディゴ」を選んでおられましたね。
どうやら今のRさんにとって、気づきへのヒントとなっているのは「インディゴ」のよう。

インディゴは「夜」や「宇宙」のイメージ、
昼間には見えないものを見る…、表面ではなく内奥へ目を向ける…、目の前のものではなくはるか遠くに目をやる…、
そんな内省的で深い精神性を表しています。

サラッと流さず、はぐらかさず、物事の本質をじっくりと深く見つめたい…。
Rさんのたましいは今、彼との関係を通して、非常に奥深い宇宙の真理へ手を伸ばそうとしておられるのでしょう。

実際、私の目にも、Rさんのたましいが今、彼との出会いから得ようとしている気づきと学びは非常に深く、多岐に渡っていることが感じられました。

中でも、今、Rさんのたましいが一番に思い出そうとしておられること…、それは

お人は自分自身を映し出す鏡である

ということのよう😌

これは、非常にシンプルかつ宇宙の真理の一丁目一番地でありながら、とてもとても奥深い学びです。

「なかなか決断できない」「たどり着けない」「はっきりしない」というようなワードも何度もRさんから出てきましたし、
インディゴを置いた場所からは、今はそれができていない…と、Rさんの中にどこか「責める」気持ちがあることが分かりますが、
でもそれは、目指している境地が深遠すぎるから…なのかもしれませんよ、とまずお伝えしました上で、

さて、人は鏡…、
つまり、彼はRさんの鏡だということですね。

相手を責める気持ちがある時、これはなかなかに受け入れがたい真理ではありますが、
彼とRさんの場合は特に、ホロスコープと八字にも、そのことが非常に顕著に分かりやすく現されていました。

自分の素直な感情に蓋をしがちなお二人

まず、ホロスコープを見てみます。
こちらは、Rさんと彼のホロスコープを塗り絵で表わしたもの。

私が考案しました「塗り絵deホロスコープ」です^^

左がRさん、右が彼ですが、お二人とも黄色と茶色が目立ちますね。
黄色🟡は「思考」、茶色🟤は「現実性」を表しています。
つまり、Rさんも彼も、非常に現実的かつ合理的な思考をされる方。
最短距離で効率よく…というようなことに価値を置く傾向があるようです。

しかし、お二人とも、お花の芯は青🔵
このパーツは「月」を表しており、「月」というのはその方の本性、生まれ持つ資質を表します。
そこが「感情」を表す水🔵の性質だということは、
Rさんも彼も、実は非常にウェットで感情的なものが、その根っこ、土台にあるということが分かります。

このタイプの方は、実はすごく傷ついていたり、喜んでいたりするのに、クールにドライに振る舞ってしまうような傾向があります。
あるいはまた、心がチクッと痛んでも、「これぐらいのことで」と自分で自分の感情を割り切ろうとしてしまうところも。

でも、「月」は心の土台ですから、ここがしっかりと満たされ、安定していないと、人は真からの安心、幸福は感じられないのですね。

Rさんや彼の場合だと、「自分の感情」をきちんと感じて受け止めてもらわないと、先へ進めません。
せっかく合理的で現実的な道を選んでも、自分の心が「なんかイヤだ」と思ったままでは、歩き始めてもいつまでもウジウジウジウジ言ってしまう方々でしょう。
心を受け止めてもらって心が納得して初めて、土台が安定し、他の物を積み重ねていけるし、真の幸福を感じられるお二人なのです。

例えば、「彼がまた私の話を聞いていないようだ」と思う。
「もー、ホントに!」「いっつもそうだよね!」「どうせ私の話なんてつまんないんでしょ」なんて、軽口を叩いてサラッと流してしまうのが普段のRさんかもしれませんが、
本当は、心はすごく傷ついておられるはずです。
特にRさんの月は「かに座」なのでかなり直情的、そんな彼の態度一つで、「やっぱりこの人、もう私のこと好きじゃないんだ!絶対そうだ!ウワーン😭」と泣いてしまうような、本当の本当はそんな可愛らしい方のはず^^。

だからそんな時、まずは、努めて、ご自分が、そんなご自分の心に振り向いてあげてほしいということを、お伝えさせていただきました。

サラッと通り過ぎるのではなく、サッと軽口をたたかず、ちょっと黙って、本質を見つめるのです(インディゴがくれたヒントですね)。
「今、私、すごく悲しいな」「好きな人に自分の話を聞いてもらえないって、すごく悲しい」「ああ、泣きたいな」「私ってこういうことされると、すごく悲しい気持ちになるんだね」「もう私のことを好きじゃないのかと、私今すごく不安になってる」と、まずは自分で自分の気持ちを、しっかりと感じてあげましょう。
自分の心の声を、きちんと聴いてあげるのです。

それだけで、まずRさんから放たれるエネルギーが、これまでとは変わるはずです。

すると、きっと次に展開される現実も、これまでとは変わり始めるでしょう。

また、それだけでも現実は変わり始めますが、
もしできるなら、「では、私は彼がどうしてくれたら嬉しいか」を考えてみると、もっと素敵です^^。
そして、それをまず自分で自分自身にしてあげられたなら…、
現実は本当に、面白いように変わり始めますよ♪

例えば、「彼がもっと私の話にきちんと耳を傾けてくれたら嬉しい」と感じたなら、まず自分が、自分のために時間をとってあげて、自分自身の心のおしゃべりに真摯に耳を傾けて「うん、うん」と共感してあげるのです。

そんなことを続けるうちに、人生がどんなに素敵に展開し始めるか…^^、
Rさんへのアドバイスではありますが、皆様にもぜひ体験していただけたら嬉しいです😌✨

そして、大切なのは、
Rさんと同じように、似た色味のホロスコープを持つ彼もまた、こういう心のクセをお持ちということなんですね。

お二人は、似たもの同士。

つまり、彼もまた、ドライでクールな振る舞いの底に、傷つきやすいお心を秘めておられる方だということ。

似た者同士ゆえ、肝心なこと🔵に触れないまま、上辺だけの交流をしてしまいがちなお二人ですが、
「今の私の言葉、サラッと流したように見えるけど、実はすごく傷ついてたりしないかな…」「平気そうな顔をしてるけど、本当はすごく不安なんじゃないかな」例えば今後、そんな風な目で彼の本質を深く見てあげるように心がけられたなら、彼もとても救われると思うし、またそれは、Rさんご自身の心に振り向いてあげることにもなります。
あるいは、「それは腹が立ったでしょう」とか「それはイヤだったよね」「それは嬉しかったね!」など、彼が感じたであろう感情を努めて言葉にして表してあげるのも、彼のためにもご自分のためにも、とても良いレッスンになると思います。

このようなタイプの方々は、表面上すごく物分かりが良さそうでいて、実は心は納得できてないから、周りが期待したようには動かない…、
それゆえ、周りからは「気難しい」と思われてしまうことも多いかもしれません。
その代わり、ドライでクールなようでいて、その根底には深い愛や優しさがあります。本当の意味でお人のためになる合理性と現実性を追求できる方々だと思いますし^^、ふと覗かせる気配りや優しさで、お人を感動させることも多いでしょう✨

「庚」と「辛」きょうだい星のお二人

次に、八字(四柱推命)を見ていきます。

この記事の最初に、Rさんは「辛(かのと)」の方であるとご紹介させていただきましたね^^。
それに対して、彼の日主は「庚(かのえ)」でした。

実は、「庚」と「辛」、同じ金性の陽と陰であり、兄弟のような関係です。
つまり、八字で見ても、Rさんと彼は似た者同士^^。
これほど似たものをお持ちですと、当然とても気が合い、距離が縮まるのもお早かったでしょう💕

ただ、宝石💎💍に例えられる「辛」に対して、
同じ金属でも「庚」は、斧🪓 ノコギリ🪚 鉄製品🛠️🔩⛓️⚙️
なんなら鉄の原石、鉄鉱石🧱w

非常に実用性は高いのですが、
なんというか…、無骨というか、荒々しいというか😅

実は私自身も「庚」なので、よく分かるのですが、
「辛」の方とは気が合い、友人にも多いのですが、
「辛」の方といると、どうも自分のガサツさが際立つ…w

例えば、ホテルのレストランでシャンパン🥂🍾片手にフルコース…が「辛」なら、
下町の大衆酒場で賑やかにビールや焼酎🍻🍶を飲んでるのが「庚」、

オープンカーで髪をなびかせながら海沿いの道を颯爽と走っているのが「辛」なら、
エンジンをブオンブオン言わせながらバイクで山道をかっ飛ばしているのが「庚」、

今度の夏休み、モルディブにでもバカンスに行きましょうよ、というのが「辛」なら、
ビーサン履いて「熱海でいいじゃん👍」というのが「庚」w、

これらはちょっと極端な例ではありますがw、
Rさんも「分かります~!!」と大ウケしてくださいました。笑
方向性は同じなんだけど、なんだかテイストが違うというか…、
「辛」の方って、「庚」と比べると、何につけどこか優雅、品が良くてスマートです。

なので、「庚」の私なども「辛」の友人といると、ふとした瞬間に自分のガサツさに気づいて、妙に恥ずかしくなる時がありますし、
逆に「辛」のRさんは、「庚」の彼の豪快さというかガサツさに、軽くひいてしまうことも多いのではないかな😅

「辛」と「庚」というのは、最初すごく気が合って盛り上がり、同じ方向へ向かっていたはずなのに、出た結論は微妙にズレていたりすることも多く、「あれ?」と。
それゆえ、互いに嫌いになったわけではないんだけど、なんとなく、少しずつ、疎遠になってしまうケースもあったりします…。

そして、エネルギーとしては「陽」の「庚」の方が強いので、先に腰が引けていくのは、おそらくたいてい「辛」の方。
無邪気に「ガハハ」と笑う「庚」に肩をバンと叩かれ、「ナハハ…」とよろける「辛」…、
「庚」と「辛」というのは、例えばこんな関係。笑
同じものを持っているのだけど、現れ方、表し方が、微妙に違うんですね。

なので、「辛」側(Rさん)は、「え?私がこの人と同じ性質??ウソでしょ??一緒にしないで」と言いたくなると思うのですがw、
でも、そうなんですよ…、実は「辛」と「庚」は兄弟星。
どちらも、高いプライドと攻撃性を併せ持ち、冷徹なほどの合理精神が特徴の、正義感に満ちた頼りになる方々😊

完璧主義の「辛」は、庚に出会うときっと無意識に、「同じものでもそんな露骨でなく、ほら、こうするともっと上品になるわよ」と、つい庚をどうにか品良く教育?したくなるみたいですが、
でも、「庚」のエネルギーはとても強いので、辛の方が手綱を取るのはなかなかに難しい…😅

特に、この彼の強さときたら…!
半端ありませんでした!

「非常に強い庚」の彼

私も、命式を拝見して驚きました。
彼の天干はなんと、「庚辛庚」!
金性の星しか並んでいません😳!!

お生まれになった時刻が分からないので、時柱の星は分かりませんが、
4つのうち3つが「金性」というだけで、もう充分に最強!

私も結構な数の命式を見てきましたが、3つ同じ性質の星が並ぶというのは、まだ過去にお一人だけ!
この彼で2例目、
かなり珍しいタイプの方です😂

このタイプの方は、とにかく強い自我をお持ちです。
例え一見ソフトに見えたとしても、心の内では「人は人、自分は自分」と考える方。
強靭な意志力とバイタリティが取り柄で、普通では考えられないような成功にたどり着くこともありますが、
ハッキリ言って、基本的に人や社会との協調性は…ありません。
理解されないことや、お人とぶつかることも、多いでしょう…。泣

何に対しても「自分のこだわり」というものがあって、それを強引にやり遂げようとする方。
それゆえ現実的な計画性というものはなく、常に目の前のことに全力投球一辺倒!
「要領の良さ」みたいなものは皆無なので、何を達成するにも非常に時間がかかりやすい傾向があります。
このタイプの方は、本当にやりたいことに巡り合うかどうかが、人生上の大切なポイントでしょう。それに巡り合うまでは、一向にうだつの上がらない人物と評される可能性も…😅

例えば、山登りをする時に、たいていの方はすでに整備された登山道を登っていくものですが、このタイプの方は、独自のこだわりなどから、あえてまだ誰も歩いたことのなさそうなボーボーの草むらを登っていったりする方。
草を刈るために重い鎌を持たなくてはならなかったり、伸びた枝葉で傷だらけになったり、それでも強靭な意志力とバイタリティで自分の選んだ道をブルドーザーのように進み続け、普通の2倍も3倍も時間がかかったとしても、自分のやり方で登頂できた!
そういうことに喜びを感じる方なのです。
「なんでそこまでして…」と言われそうですが、でも彼がそうやって切り開いた道は、新たな登山道として他の方の楽しみを広げるかもしれませんよね。そういう役割をお持ちなんですね^^。

「なんでそんなことやってるの?」「バカじゃない?」と周りから思われやすいところがありますが、このタイプの方にはこの方なりの理由やこだわりが、きっとあるのです。
誰にでも土足で踏み込んでほしくない部分というのはあるものですが、このタイプの方はその部分が、普通の人よりもたくさん存在するのでしょう。

もちろん、どうしても視野は狭くなりがちです。
でも、自我を抑えて周囲に合わせるというのは、最も苦手な方。
…というか、むしろ視野を狭くし、周囲に合わせないことで、学びたい、成し遂げたい…、そして、そのような性質だからこそ果たせる何らかの役割がある…方なのですね。

特に「金性」の方というのは、自分の中心に向かって力を込めていく性質で、「自己と他」の境界線をきっぱりはっきりとさせたい性質、
しかも非常に合理的で頭が切れます。
周りがこの彼の気持ちを動かすのは、並大抵のことではないでしょう…。

ホロスコープで見ると、月が水星座🔵でしたので、効くとしたら泣き落とし…かなw
愛情友情義理人情、感情に訴えられると、案外弱いかもしれませんが…。

それにしても、このタイプの方が自分のやり方を変えるには、相当の圧力が必要、
泣き落としにしても、ちょっとやそっとの涙では無理w、
また、自分自身のやり方を変えることには、ご本人にも相当な苦しみが伴うはずです。

しかし、これほど強い自我をお持ちの彼、「それならもう自分のやり方を変える必要もないんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね😅
草ボーボーの道でもなんでも、もう好きに登ればいいんじゃない?と。

そうなんですよね、
こんなことを言うのもなんですが😅なぜ、彼はRさんとお付き合いをしていらっしゃるのでしょう…?

Rさんは、そんな彼に変わってほしいと思っておられます。
色々な方向から、働きかけてもおられるようです。
彼にしてみれば、こだわりの強い自分に対して「そんなんじゃダメ」「変えた方がいい」と口うるさく(Rさん、スミマセン…w)言うような女性…、なぜ彼もRさんと出会い、好きになり、お付き合いをしておられるのでしょう?

実は、彼の命式を見ると、誰よりもまず彼自身が、「このままではいけない」「成長したい」と思っている方だということが、伝わってくるんですね。

彼も実は溶かされたいと思っている

それはまず、夏月のお生まれだということ。
彼の月支は「丙(ひのえ)」、丙は太陽🌞であり、火の勢いの強い時期のお生まれです。

火は鉄を溶かし、鍛え、人の役に立つものに作り変えてくれますね。
つまり、そんな暑い時を選んで生まれてこられた「庚」の彼は、「溶かされ鍛えられて、より役立つ人間になりたい」という思いを、いつも心にお持ちだということなんです。
そもそもRさんや誰かに言われなくても、すでに充分ご自分の中に、「鍛えられて成長したい」という思いがあるようです。
つまり、案外ストイックな方のはず。

ただ、「案外」というのは、
彼の場合、直接的な炎🔥の「丁(ひのと)」ではなく、「丙🌞」なのがポイント。
成長意欲と同時に、甘え心や怠け心もある方のようです。
…というのも、なにしろ太陽の光だけで鉄を溶かすというのは、なかなかに難しいし、時間がかかりますよね😅
つまり、いつもプレッシャーを感じながらも、なかなか自分を変えられない…、やらなきゃと思うんだけど、なかなかそのやる気を出せなくて、ついダラダラ…、そんな状態になりがちな方だということが分かります。
自分のやる気をうまくコントロールできず、そんな自分にイライラ、ストレスを感じやすいところもあるでしょう。

自分を鍛えるためとはいえ、あまりにスパルタな、きつい厳しいやり方は好まないでしょうし、
自分を変えていくには、まず自分で自律心を養う必要があったり、
太陽のようにあったかく見守ってくれる環境の中で、尊重されながら、自分なりのやり方で、自分のペースで、少しずつ時間をかけて成長していきたい方なんですね。

5年ほど前からは、彼はさらに「火」が強まる運気に入っています。
いよいよ「鍛えられて成長する」ことを、環境からも求められ、プレッシャーも増してきているはず。

Rさんと出会われたのもこの頃のようで、Rさんの「変わってほしい」という働きかけは、彼が求め、引き寄せているものでもあるのでしょう。

彼もそうしたいのです。Rさんの言うことも、きっともっともだと思ってはいるのです。
でも本来とても苦手なことなので、苦しくて苦しくて、なかなか思うようには自分のやり方を変えられないのですね。
だから、つい逃げたくなって、はぐらかしたり、小さな嘘をついてしまったりもする。
彼にとっては「自分のやり方を変える」ということは、人一倍も二倍も三倍も、苦しいことなのです。苦手なことなのです。
とてもとても勇気のいることだし、時間が必要なことなのだと思います。

そして5年後には、彼に「丁」の運気が回ってきて、いよいよ直火🔥で本格的に鍛えられる時期の到来です!
5年後からの10年間は、きっと否応なしに溶かし鍛えられるような状況が訪れ、彼にとってはとても苦しい時期になるでしょう。
でも、やりがいもあるはず。もともと彼自身が望んでいることですからね…^^。
そして、その10年が終わる頃には、きっと人間的に一回りも二回りも大きくなられたお姿になっておられるのでは…。

そんな学び方が、彼の選択してきた人生の青写真なんですね。

同じくストイックなRさん

このように「金性一本」で統一された彼とは正反対に、
Rさんは、本質は同じ金属でありながら、色々な性質を併せ持つ方です。

Rさんの天干の並びは、「丙辛甲癸」
宝石💎である自分のそばには、大きな樹🌲が立っていて、そこに雨🌧️が降ったり、太陽🌞の光が降り注いだり…、
タイトルのイラストにもさせていただきましたが、本来は無色透明なダイヤモンド💎ですが、そこにさまざまな色を映し出しておられるような方なんですね。

多面的なところが大きな魅力です^^。多方面で活躍されます。
学ぶことが好き、おしゃべりも好きで、親切に人のお世話を焼いたり、とても働き者でもあり、さまざまなことへエネルギーを向け、いつも何かと忙しくしておられる方でしょう。

ただ、時柱の蔵干が「庚」なので、最終的には「自分」を貫く強さがある方。自分を貫きたい方。

そして、Rさんも彼と同じく、時柱「丙」の影響を強く受けておられ、とてもストイックな一面が。

日柱の地支も巳、
夏の熱い大地の上で、太陽(丙)🌞に照らされている宝石(辛)💎のイメージです。

太陽の光は宝石を輝かせてくれるものの、やはり灼熱の中で輝き続けるのは繊細な宝石にはなかなかに過酷でキツイです。
「庚」とは違い、溶かされて他の形に変わるような作用ではありませんが、
厳しい環境の中でも溶けずに輝こうとするので、そのための強い信念と忍耐力を持っておられるでしょう。
華やかでソフトに見えても芯が強く、高い自尊心とプライドを持ち、甘えや依存心の少ないストイックな方。
この傾向は、年齢を重ねるごとに強くなっていかれると思います。

常に自分を向上させようとし、自分に厳しく真面目で几帳面なのですが、
この傾向が強くなりすぎると、もとは金属、やはり頑固で融通の利かない一面が現れます。
私もそうなのですが、金性の方は、そもそも曖昧さやいい加減さが嫌いで、何事も白黒をはっきりとつけたがるところがあり、自ら視野を狭めてしまうところが欠点ですね😅

こうやって見てくると分かるように、
Rさんも彼も、陰と陽の違いはあれど、「太陽に照らされている金属」という同じ景色を持つ方々なんですね。

彼(庚)は、時間をかけて溶けて別の形になろうとする、
Rさん(辛)は、溶けずに輝けるように頑張る、
という違いはあるものの、
自分を溶かそうとするプレッシャーの中で、ストイックに頑張ろうとする者同士。
それは、「このままの自分ではダメだ」と思いやすい者同士、ということでもあります。

Rさんは、彼に「変わってほしい」と思っておられます。
でも、それはイコール、自分にまず「変わってほしい」と思っているということであり、それを彼に投影しておられるんですね。

彼も、そうです。
きっと彼の中に「自分はこのままではダメ」という思いがあるのです。
だから、「このままではダメ」と言ってくるRさんに出会っておられる。
自分が自分に無意識にしていることを、意識化してくれているのが、彼にとってのRさんなんですね。

まさに鏡となって、互いを映し出しあっておられるのです…^^。

そして、「なのに、なかなか変わらない」彼の姿も、Rさんご自身の姿でもあるということ。

「非常に強い庚」で描写させていただいた彼の姿は、でも実はきっと、同じ金性であるRさんの本音の姿でもあり、
Rさんはきっと今、自分が目指す理想の姿になかなか変われない自分自身に、一番いらだっておられるのではないでしょうか…。

彼を責めているようでいて、実は、自分を、責めておられたのかも…。

「お人は自分自身の鏡である」…、
このように、今のRさんには、この真理が問題解決のためのヒントになることを、心を込めてお伝えさせていただきました。

「なかなか耳の痛いお言葉…💧なのに、そこが腑に落ちない」
「ならば、相手にとっても私が映し鏡になってるってことですか?」
とRさんが率直な感想をくださいましたが、
そうですね^^、仰る通り、彼にとってもRさんは鏡です。

でも、これは本当にシンプルでありながら、たましいの底から実感するのは、なかなかにハードルの高い真理でもあります。
一度お伝えしただけで「なるほど!」と仰った方はいらっしゃいませんし😅、私自身もそうでした😌
この真理をたましいの底から実感するには何年もの歳月が必要でしたし、
これをどう実生活に落とし込んでいくか…、それも一朝一夕に身につくものではなく、私もいまだ道の途上であります。

ですから、安心してくださいね。
今のRさんも、「お人は自分自身の鏡である」という真理に改めて触れていただき、「え??そうなの?」という視点で世界を見始めていただく…、
それだけで充分だと思います✨

もともと、霊的感性に優れておられるRさんです。
そのような目で世界を見ていく中で、今後、様々な気づきを得ていかれることでしょう😊

Rさんは、15年ほど前から「土」の運気の中にあり、掘り出される前の土中に戻って、守られた環境の中で、再度自分を固めようとする時期を過ごしておられます。
自然と内面世界に興味を向かせるような出来事や出会いが起こりやすく、
学ぶことに熱心になったり、精神世界やスピリチュアルに興味が湧いたり、旅に出てみたり、神社仏閣を訪れたり、
誰かや何かから吸収したい気持ちが高まる時期です。

このような時期に経験した大きな別れと、そして出会った、今の彼。
とても頑張り屋さんの宝石💎でありながら、やはり基本的には非常に繊細なので、ややもすると折れそうな心を奮い立たせて無理やり頑張っているようなところもあるRさんにとって、
陰の自分に対して陽、しかも非常に強い庚で「鉄分100%!」の彼はw、実は、必要な鉄分を補給してくれるという意味で、Rさんにはとてもありがたい相手でもあります^^。

なんと、辛の方は、庚に出会うと、ハサミ✂に変身することができます!
繊細でデリケートな辛の方は、傷つくことを恐れる臆病なところがありますが、強い庚に触れると、がぜん勇気が湧いてきたりするんですね。
金属本来の攻撃性が表に出てきて、ちょっと好戦的にすら、なったりしますw

Rさんも、なんだかんだで、彼といるとなんとなく元気をもらえたり、自分らしさをストレートに出せたり…するのではないでしょうか^^。

それは例えば、「庚」に影響されて、「辛」が居酒屋で賑やかにビールや焼酎を飲む楽しさも知るような、
「庚」の彼のバイクの後ろに乗って、ヘルメットから出た髪をなびかせながら一緒にかっ飛ばしたりするような、
しかも、元は品のいい「辛」なので、カッコよさが増すというか、凄みが増すというか、いわゆる「イケてる」女性としての魅力を放つようになったりします😆✨

また、「庚」はとても頼もしいので、いざという時には「辛」の味方となって、一緒に戦ってくれたりもするでしょう。
あるいは、本音で生きる不器用な「庚」に、「辛」の策略家としての知恵が加わることで、二人で一緒に人生をバッサバッサと切り開いていくこともできます!
それは例えば、昔流行った「踊る大捜査線」、
同じ警察官(金性)でありながら、キャリア官僚として会議室で指示を出す室井さん(辛)と、実際の現場で体を張って市民を守る青島(庚)コンビのよう😆

庚を「ガサツ」…と敬遠せず、「頼もしいバディ」と受け入れ、
庚の姿を「自分の中にもあるものをストレートに出している姿なのかもしれない。自分の中にも同じものがあるのかもしれない」と自分事として受け止めるなら、
根っこは同じ性質を持ち、同じものを目指している者同士なので、とっても良い関係になれるんですね。

特に、Rさんの命式を再度見ると、「丙辛甲癸」。
これは絵にしてみると「🌞💎🌲🌧️」で、太陽の光と適度な雨を浴びて樹がぐんぐんと伸びていく状態です。
Rさんはお生まれも「寅」月で、ますます樹の勢いが盛ん、
実はRさんの命式で一番勢いがあるのはこの「甲🌲」
つまり、放っておくと樹がどんどん生い茂って、どこに宝石があるのか見えなくなってしまう…🌲🌲🌲🌲💎🌲🌲🌲🌲
しかも、今は「土」の時期で土に埋もれているので、なおさらです。

「木」は「情」の深さを表し、「金」は合理精神を表すので、
Rさんは、本来とても合理的な方でありながら、つい情が先行しがちで、人のお世話ばかりして自分を見失いやすいところがあるということになります。
「仕事」の場所にあるので、仕事の依頼はどんどん入るけど、それをこなそうとして、自分のやりたいことはどんどん後回しになるとか…。

そのため、自分らしさを大切にするには、どんどん樹を切る必要があり、自分も宝石でいるよりはハサミ✂️になった方が良いし、また、強い斧🪓である彼は、Rさんを隠してしまう樹をどんどん切ってくれる、
Rさんにとって「庚」は、自分を助けてくれる、とてもありがたい存在でもあるんです。

「辛」のRさんにとって、「甲」は「財」や「現実社会」を表しているので、どんどん樹を切るということは、どんどん社会で自分を打ち出し、結果(財)を獲得していくということにもなります😆✨
(ちなみに、「壬🌊」のお嬢様も土で汚れた宝石💎を洗ってくれるので、とても良い関係✨相性の良い方々に囲まれて、とてもお幸せですね🥰)

ただし、斧🪓にハサミ✂️で立ち向かっても、不利。
ケンカをすると、辛が負かされます…。
対立しそうになったら、辛は宝石💍に戻って可愛く甘えたりしてw、
上手に彼との関係を幸福の方へと導いていかれたら良いなぁと思います😌💕

この「土」の時期は、守られている状態なので、悪く出ると過度な甘え心や依存、優柔不断な態度ともなりやすく、Rさんご自身もそれを感じて、悶々とご自分を責めたりもしておられるよう。

ただ、今は、そういう時期。
誰かや何かにくっつくことで、学び、吸収し、深く深くたましいを成長させようとしておられる時期なのですね^^。

Rさんも、あと6年経つ頃にはきっと、自分自身が固まってきて、土の中から出たい気持ちになるはず。
そして、そこから20年ほどは、「自分」というものをより前面に押し出す生き方をされるだろうと思います。

本来の自分らしい色が前面に出て、まばやく輝く宝石としての生き方が始まるはず…✨💎✨
まだまだ人生、楽しみですね😉💕

また、Rさんのホロスコープを見ると、「自由と博愛」を愛する「みずがめ座の太陽」が、「何かとの濃い関係」を表す8ハウスに入っています。

いっけんすると「矛盾」と感じるこの配置…。
ですが、矛盾と感じるほど離れた性質のものを統合するというのは、とても大きくたましいが成長する可能性を秘めています。
「深く本質を見つめ」なくては、成しえない領域です。
Rさんは、そもそも今回の人生には、そういうことを求めておられる器の大きな方のよう。

8ハウスは「死と再生のハウス」とも言われますが、それは例えば、黄色🟡の自分が青色🔵の人に出会って深く深く混ざり合い、黄色の自分は一度死んで、緑色🟢として新たに生まれるような体験を、Rさんが求めておられることを表しています。

自分が一度死んで生まれ変わるほどの体験ですから、誰でもいいというわけにはいきません。
そして、一度この人と混ざり合おうと決めたなら、途中でやめることは不可能、混ざり切って新しい色となるまで、互いに逃げることはできません。
それが「執着心」などの恐ろしいものにw見えたりするのですが、その実態は「向上心」です。
それゆえ、さそり座や8ハウスが強いホロスコープの持ち主は、自分だけでなく関わる人の人生をも変えるほどのパワーをお持ちです。そして、誰かや何かとの強い絆を築かれます。

Rさんは、そのような濃い関係の中で、「自由と博愛」を実践したいと思っておられるのです。

それは矛盾しているでしょうか?
「真の自由」とは、なんでしょう?
「真の絆」とは、なんでしょう?
「自由」と「絆」は、両立できないものでしょうか?

「幸福な自由とは根無し草になることではない」
「帰る場所があるから、旅は楽しい」
「絆の元に人はあるのではない」
「自分を尊重して自由にしてくれる人を、人は好きになり、絆が芽生える」
こういった辺りが、統合のヒントかなと、私は思います^^。

サラッと流さず、はぐらかさず、深く深くしつこくしつこく、自分の血肉となるまで関わり続けるのが、Rさんらしさです。
Rさんの真の幸福は、その先にあります。
どうぞインディゴ(深く本質を見抜こうとする)を嫌わず、そんなご自分を責めず、あたたかく認めて差し上げて、自分らしく生きる喜びを存分に味わわれてくださいね…😊

現在地をしっかりと見定めなければゴールへの道筋は決して描けないように、
理想の自分になるための第一歩は、まず今の自分のありのままを認めてあげることです…✨

セッションの最後にRさんが、ポツリと仰いました。
「私を丸ごと愛してくれる人はどこにいるんだろう?とずっと思っていたけど、その人は、自分が自分を丸ごと愛せた時に現れるのかもしれませんね」

なんと…😱!!!
さすが、太陽8ハウス&月12ハウスのスピリチュアル体質、
ご自身もいずれ人を導くお仕事をしたいと仰るRさんです!
その通りですね!!

Rさんの素晴らしい霊的直観と洞察力に、私の方こそ感動してしまいました…😭✨

今はまだ頭で理解できなくても、現実に落とし込めなくても、心がそれを思い出されたなら、大丈夫です!
私の稚拙なリードにも関わらず、きちんとご自分のたましいの光を引き出し宇宙の叡智に触れられたRさんに、私の方こそ大感謝でした…😭🙏✨

お人は自分自身を映し出す鏡です

人は皆、そのたましいの内奥に尊い神様を必ず内在させています。
そして、人は、その神様の部分で皆つながっており、
この現世で、互いの姿を映し出し合いながら、成長し合っています。

それは例えば、「鏡」のようなもの。

鏡は、私たちの外見を映し出すことで、様々なことに気づかせてくれますね。
自分の肉体的な美点も、もう少し手をかけた方がよいところも、鏡に映るからこそ、気づくことができます。
鏡がなかったら、私たちは自分が今どんな外見をしているのか、自分で知ることは非常に困難です。

同じように、私たちの「内面」を映し出してくれているのが、自分以外の「お人」という神様たちです。
「人の間」と書いて「人間」とはよく言われることですが、
たましいの視点から見ても、確かに、「お人」がいなければ、私たちが自分自身を知ることは非常に難しく、
「お人」という神様たちがいてくださるからこそ、自分の美点にも、もう少し手をかけた方がよいところにも、気づくことができ、
「お人」は、私たちがこの世に生まれてきた大目的である「自分自身のたましいの向上」を果たす上で、大きな大きな助けとなってくださっています。

自分をよりさらけ出している身近なお相手ほど、より自分の生なところを映し出してくださいますので、パートナーや家族との関係って苦しいことも多いですが…。

この真理をどう現実の中で捉え光に変えていくかの実例については、今後の記事でもお伝えしていきたいと思いますが、
今回、そんな大切な真理を、そのご経験を通して分かち合ってくださったRさん…、
このたびも本当にありがとうございました🙏✨

とても明るく優しく、おしゃべりがお上手で、私もお話をさせていただいて、単純にとても楽しかったです🥰💕
天国の大切な方からも、「丸ごと愛してるよ」って、とってもあたたかなメッセージが届きましたね😍😇💖
私も、大好きです😘

Rさん…、大切な方々とみんなで一緒に、これからもますますお幸せになってくださいね💕💎💕
心から、ありがとうございました😌

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