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高齢者の栄養と食事

こんにちは。
プロサッカー選手育成アカデミー淡路島 【食事部】 内田、大澤【神村学園淡路島2年、1年】です。
今回は高齢者の栄養と食事について紹介します。

エネルギー過剰や低栄養などは個人差が大きくなります。個人の栄養状態に合わせて適切な食事をとりましょう。

低栄養に注意

高齢期では、骨格筋をはじめさまざまな組織の細胞数の減少により、基礎代謝量が低下するとともに活動量も減るため、体内のエネルギー消費量が減少してしまいます。
また、歯の欠落・味覚・嗅覚・消化力の低下により食欲不振を招きやすくなります。消化力やかむ力、飲み込む力に合わせて食べやすく工夫すると良いそうです。

肥満に注意

活動量が低下して、エネルギー消費量が減少しているにもかかわらず食べ過ぎで肥満を招き、各種疾患を誘発している場合もあります。
肥満かどうかを判定する一つの指標としてBMIがあります。以下の数値を参考にして見てください!

【目標とするBMIの範囲】
年齢 目標BMI
50~69歳 20.0~24.9
70歳以上 21.5~24.9
*厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015年度版」より
 
とり過ぎに注意したい栄養素
脂質…肥満の原因
気をつけたい食品…脂身の肉、惣菜(揚げ物)
※食用油の使い過ぎにも注意が必要です。食用油は1食に1品程度を目安に使用しましょう。
 
糖質(主に砂糖を多く使った食品)…肥満の原因
気をつけたい食品…菓子類、菓子パン、甘い飲み物
 
塩分(ナトリウム)…高血圧の原因
気をつけたい食品…肉や魚などの加工食品、漬物類、麺類の汁
※血圧の高い方は、味噌汁は1日1杯までとし、具だくさんにして飲みましょう。
 
 
積極的にとった方がいい栄養素。

栄養素 効果 食品
タンパク質 低栄養の予防 肉、魚、卵、大豆製品
ビタミンD カルシウムの吸収を高める 青背の魚、きのこ類
カルシウム 骨の形成 牛乳、乳製品、小魚
鉄 貧血を予防 小魚、海藻

以上です。

参考になれたでしょうか?
このように食事には、気を使った方が体にもいいと思います!

引き続きプロサッカー選手育成アカデミー神村学園淡路島の応援をよろしくお願いします。

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